ウォルマートが第2四半期の業績を発表、既存店が依然プラスを記録して好調です。
・連結売上高は2.1%増(為替の影響を除くと2.9%増)、米国事業の売上高は3.3%増
・米国ウォルマートの既存店成長率は1.8%増、 来店客数は1.3%増、客単価は0.5%増で、この3つは2012年以来の高い数値
・米国ウォルマートの営業利益高は2.2%増
・ネイバーフッドマーケットの既存店成長率は5.6%増
・海外事業は、売上高1.0%減、営業利益高7.8%減、為替の影響を差し引くと売上高2.5%増、営業利益高2.0%減
・サムズは、売上高2.3%増、営業利益高14.4%減
・Eコマースは60%増
まず米国内店舗の既存店が依然プラスを維持しているのですが、ウォルマートは年数を経た繁盛店舗が多いのでゼロ成長でも御の字だと私は思っており、仮に1%台の成長率でも好調と考えて良いいわけです。何より客数が増えている点が好業績のバロメーターです。
次ぎに営業利益高がプラスである点、人材投資を増やして前年対比でマイナスが続いていたのですが、底を打った感があります。
そしてEコマースが60%伸びている点が注目できます。ジェットのマーク・ロリーが手堅くECを伸ばしはじめていることが分かります。
アナリストの中には、今までウォルマートはアマゾンを追うばかりだったがそろそろ逆にアマゾンが追う部分が出てきた、という人も出てきていて、論調にも変化の兆しが見られます。
ウォルマート、相変わらず調子がいいですね。
2017年8月21日
[ウォルマート] 第2四半期の業績を発表、Eコマースが60%増
鈴木敏仁 (01:39)
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