2018年3月19日
[クレアーズ] 連邦破産法11条の適用を申請して破綻

先週中にも破綻するだろうと言われていたクレアーズが周囲の予測通りに連邦破産法11条の適用を申請しました。
負債の総額は19億ドル、そのうちの一部が3月15日に返済日を迎え、これを返す目処が立たないため破綻すると見られていたものです。

店舗数は米国内で1,440、グローバルでは3,000店舗を超えています。
日本ではイオンがライセンス契約で展開しているので、ご存知方も少なくないでしょう。

米国内の99%がモール内出店で、業績悪化の理由をモールの集客力低下に求めているのですが、資料を見るにマーチャンダイジングやプライシングに魅力が薄れてきているようで、原因は外部だけというわけでは無さそうです。

直接的なな理由はトイザらスとまったく一緒、投資企業アポロ・マネジメントによる2007年のバイアウトで借入金が膨れあがり、業績が落ちて利払いができなくなってしまったことにあります。

イオンはこれで、日本でパートナーを組んだ米小売企業として、スポーツオーソリティに次いで二社目の破綻ということになりました。

鈴木敏仁 (02:00)
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