数日前から噂が出ていたのですが、ウォルマートが傘下のアズダをセインズバリーに売却することで合意したと発表しました。
ただし完全売却ではなくて、ウォルマートはアズダ株を42%保有する大株主として残り、現アズダ幹部が取締役にスライドするとのことです。
セインズバリーとアズダを合わせるとシェア30%を超えて、テスコの28%を上回るようです。
相当な寡占となり、当然のことながら当局の認可が必要で、店舗売却といった紆余曲折があることでしょうし、不可になる可能性もあります。
ウォルマートがアズダを買収したのは1999年のことで、当時は海外のプライオリティが高かった時代でした。
高値買いしたとも言われていたのですが、業績はよく、オペレーションでウォルマートが学ぶことも多くて、海外事業ではトップクラスの位置づけでした。
ところが2年ぐらい前から売却の検討をし始めたようで、原因の一つはアルディやリドルといったハードディスカウンターのイギリスでの伸長にあると見られています。
ウォルマートの現在のトッププライオリティはEコマースで、これはインドでフリップカート買収で動いていることからも分かります。
時代の変遷を感じますね。
2018年4月30日
[ウォルマート] アズダ売却で英セインズバリーと合意
鈴木敏仁 (02:19)
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