日本人は無人店舗という表現が大好きで、その前提は省人化です。
実に浅薄、笑止、です。
そもそも、補充、掃除、苦情処理など、最低限の店員は必ず必要。
それらすべてをこなせるロボットでもいれば話は別ですが。

買い物プロセス最大の苦痛、スキャン&決済、がなくなることの開放感は、実際に何度も使ってみてはじめて実感できます。
コストを上流に依存するなど制約が多いRFIDが、レガシーな技術になる日はそう遠くないのかもしれません。

今日は7時オープンと同時に行ってみた。 アマゾンがこれを開発した目的は省人ではなく、買い物の中で最も面倒な「決済という苦痛」を取り除くためである、ということが、何度も利用しているとよく分かる。 決済がなくなるというということは、なんて自由なんだろうと。 やはりこれは革新だよ。 pic.twitter.com/uFH2wlRtGp

— 鈴木敏仁 (@bingsuzuki) July 8, 2018

(承前)日本の小売業界があくまでも「人減らし」を目的としているのと対照的だろう。 アマゾンは「買い手」を志向し、日本の小売業界は「売り手」しか考えていない。 思想から違う。 これはもう絶望的としか言いようがない。 pic.twitter.com/4OgmoNtl0P

— 鈴木敏仁 (@bingsuzuki) July 8, 2018

(承前)日本人は無人店舗という言葉が大好きだが、「無人」という表現にも売り手志向が如実に反映されている。 アマゾンゴーの革新は買い手にとっての「スキャン&決済レス」にあるのだが、無人という表現を使っている限り永遠にその革新性は分からないだろう。

— 鈴木敏仁 (@bingsuzuki) July 8, 2018

(承前)アマゾンのJust Go Out技術はRFIDを駆逐する可能性が高い。国の血税を投ずる対象はRFIDではない。マイクロソフトがそろそろ実証実験開始するという話もあるから、そっちに行く方が賢いと思うよ。

— 鈴木敏仁 (@bingsuzuki) July 8, 2018