アメリカ時間の昨日に、アマゾンゴーが3000店舗を検討しているという記事を見つけて、FBとTwitterに記事を載せました。
「アマゾンゴーの出店目標は、年内に10店、2019年内に50店、2021年までに3000店。2020年からいきなり数が飛躍する(苦笑」
ここで私が「2020年から飛躍する(苦笑」と書いた理由は、その根拠が示されておらず、ちょっと具体性に欠けるよね、苦笑しちゃうよね、という意味を込めたかったからです。
アマゾンの資本を持ってすれば可能かもしれませんが、しかしそれにしてもちょっと多すぎないかなと。
オリジナル記事はこちらです。
Amazon Will Consider Opening Up to 3,000 Cashierless Stores by 2021
「according to people familiar with matter」とあって、あくまでも情報筋からの情報となっていて、公の公開情報ではありません。
アマゾンのことだから実際の目標数値である可能性はあります。
しかし、そのぐらいは作れるんじゃないかという、ポテンシャルを表現した店舗数である可能性もありますよね。
コミットした数値であるとも書いてない。
実際記事は「considering plans」としてあり、つまり計画を検討しているとしか書いていない。
私がオリジナル記事を引用しているのもこのあたりのあいまいさを担保したかったからでした。
さて、上記のように私が記事にしたのちに、日本のメディアも報じはじめているのですが、ちょっとだけ驚いたのは、 情報筋からのリークに過ぎないということを明示していない点です。
ざっと読むに、アマゾンが3000店舗を計画していると発表した、と理解する人は少なくないだろうなあと。
これから「3000店」が独り歩きする懸念があります。
このブログを読んでいる賢明な読者は、これから3000店舗をという数字を目にしたら、コミットされた公開数値ではないということを念頭におくことをお勧めします。
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