2019年12月20日
アマゾン、宅配総個数が年末までに35億個超え

アマゾンによるグローバル宅配総個数が年末までに35億個を超える見込みであることが分かりました。
プレスリリースでアマゾン自身が明らかにしました。

このうちのおよそ半分を自社宅配ネットワークで運んでいて、2022年までにこの自前宅配の個数は65億個となって、UPSの50億個、FedExの34億個を超える、という予測が出ています。

つまりアメリカ最大の宅配企業にまもなくなる、というわけです。
アマゾンは宅配のAWS化を目指していますから、このままだとUPSとFedExにとってアマゾンは取引先ではなくて大きな競合企業になるという可能性が出てきています。

日本もこの方向に向かいつつあるということは、最近のアマゾンジャパンの動きを見ていると分かりますよね。

日米問わず大手の宅配企業は、自ら築き上げた宅配インフラという参入障壁があり、その上にあぐらをかいてしまっていて変革に対するモチベーションが低い。
数年前、日本の某大手宅配企業が値上げしたときに社長がメディアのインタビューに答えていたのですが、相当強気な上から目線な受け答えをしていて、ああこの人には会社を変えるのは無理だろうなあ、と感じたものです。

アメリカではラストマイルでとうとうアマゾンが首位に立つという絵が見えてきたのですが、これから日本がどうなるのかに注目ですね。

鈴木敏仁 (11:23)
ペプシネックス



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