2020年3月24日
非日常となってしまったアメリカの小売の世界

アメリカの小売業界は非日常の世界となってしまい、何を書くか思案してきました。
棚が空っぽ、などというニュースネタは他でも書いている人がいて、まったく面白くなくて、ここであえて書くようなことでもないかなと。
ただ放置するのもなんなので、興趣をそそる話をボチボチ書いていこうかなと思います。

先週ヒューストンの店舗を見て回る機会があったのですが、紙製品はやはりどの店舗も店頭欠品を起こしていました。
私が住んでいるロサンゼルスでも品薄状態なのですが、全米規模で発生しているということを自分の目で確認することができました。
日本でもトイレットペーパーが真っ先になくなりましたが、アメリカでも一緒ですね。

紙製品は商品形状が大きい。そのため店頭在庫量に限界があります。
例えば100人が来店したとして、リンゴなら100個並べられますが、トイレットペーパーの1パック100個をリンゴと同じスペースに並べることは不可能です。
なので、100人がみんな買いたいと思ったときに、それをすぐに満たすことができない。
物流もセンターも同じなので、すぐに100個を運ぶことはできない。
なのでこういう環境だとすぐに空っぽになり、お客はあせってもっと買いたくなる。
そんな悪循環が生まれやすい商材なのですね。

ホテルやオフィスといった法人需要が減っているので、それを一般消費需要へと振り向ければ済むわけで、サプライサイドが供給不能に陥ると言うことは考えづらいし、家庭内在庫が膨れて需要が一段落すると、逆にあまってくる可能性もあるかなと。
でも消費者はそういうことは考えませんからね。

今まで見たこともない状況が発生していて、各社どう対応するのかなと、興味深く観察しているところです。

鈴木敏仁 (02:14)
ペプシネックス



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