ウォルマートがバーチャル試着テクノロジーを開発しているジーキットを買収しました。
ウォルマートは基本的に実用衣料が中心で高価格帯を扱いません。
ただこれはリアル店舗の戦略です。ネットはおそらく上の方へと取り扱い範囲を広げたいはずで、だからボノボスやモドクロスといった企業を買収してきたわけです。
しかしご存知の通り両社ともにすでに売却済み、ネット上でもそう簡単に広げることはできていません。なぜなのかはおそらくこの会社のDNA的な話になるでしょう。
そういう状態の中で、バーチャル試着の技術を取り込むことで、高めのアパレルを売りやすくしたい、ということだと思います。
バーチャル試着はアパレルネット通販のゲームチェンジャーだ、と同社役員がコメントしてます。
ちなみにウォルマートのテクノロジー系人員数は万単位なので自社開発できるはずなのですが、それでもやはり買収戦略は欠かせないんですね。
悠長に時間をかけて開発などしていられない、技術を持った企業を買うことでスピードアップするということなのだと思います。
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