May 21, 2012
[フレッシュ&イージー] 年内にもネット販売の実験を開始
フレッシュ&イージーが年内にもネット販売の実験を開始するそうでです。
英テスコのCEO、フィリップ・クラークによる米投資家に対するコメントとしてファイナンシャルタイムズ紙が報じています。
ただしオーダー後に店舗に行って受け取るクリック&コレクト型で、宅配型ではないとのこと。
この形式は、パブリックスがやってだめでやめてしまいましたね。
今はたしかシカゴのマイヤーがやっていると思いますが、うまくいっているのかどうかは不明です。
個人的にも、ネットでオーダーしてる時間があるなら、その時間を使ってすぐに店に行って買えばいいじゃないかと思ってしまいます。
フレッシュ&イージーそのものがコンビニエンスをコアコンピタンスとしているフォーマットですから、さっさと行ってしまった方が早いと顧客が感じると、うまくいきませんよね。
ただ例えば忙しい人がデスクワーク中に注文し、帰りにピックアップするといったニーズがあるのかもしれません。
こういう実験は結果が楽しみです。
投稿者: 鈴木敏仁 ( 4:39 PM )
| バリューDS
May 18, 2012
[シアーズホールディングス] シアーズカナダの資本の一部を売却
シアーズホールディングスがシアーズカナダの所有比率を下げるそうです。シアーズカナダは上場してますがシアーズホールディングスが95%を所有しています。これを51%にまで引き下げるとのこと。アメリカで実施している切り売りの一環ということになります。
シアーズカナダはもともと所有比率が70%程度だったのですが、2010年に買い増したいきさつがあります。期待をかけていたんですね。
ところがまったくてこ入れできず、それ以来業績を落とし続けてしまい、米国内の切り売り戦略に沿うようにカナダも売却対象となったというわけです。
来年ターゲットがカナダに進出しますが、その影響を懸念して少しでも高いうちに売っておこうという目論見もあるのではないかという指摘があります。
戦う前に逃げてしまうというわけで、弱体化したシアーズなら考えられるなと。
シアーズの縮小均衡を目指す戦略が進行しています。
投稿者: 鈴木敏仁 ( 1:20 PM )
| シアーズホールディング
May 17, 2012
[クローガー] 傘下のコンビニエンスストアで大型店舗を実験
クローガーのCFOが金融会社主催のカンファレンスで、店舗面積を若干大きくしたコンビニエンスストアを実験しているとコメントしました。
増やしたカテゴリーは、肉、青果、若干の総菜とグローサリーアイテム、だそう。面積も"若干"という表現を強調しているので、見るからに大きなフォーマットというわけではなさそうです。
注目したいのは、増えている小型のグローサリーストアに対処するためとしている点。
いまアメリカの小売業界は、小型フォーマットが大きな取組課題です。
例えばロサンゼルスのボンズが小型フォーマットを開発して失敗してますが、これは大きい基盤から小さいものを開発したものですね。
クローガーの場合は小さい基板から大きいものを開発しようとしているわけで、発想が逆になっています。
成功するかどうかは別にして、こういうトライアルは非常に大切だと思います。
投稿者: 鈴木敏仁 ( 1:22 PM )
| スーパーマーケット
May 16, 2012
[アメリソース・バーゲン] 今後10年以内に利益の20%は海外から
ドラッグホールセラーのアメリソース・バーゲンのCEO、スティーブ・コリスが企業戦略についてのメディアの質問に対して、今後5~10年以内に利益の20%gを海外事業とすることを目標にしているとコメントしています。
ドメスティックなビジネスである卸が海外に目を向けるという話は珍しく、興味を引きました。
アメリソースは今月初頭、ワールドクーリエという会社を5億2,000万ドルで買収しています。臨床試験用の生物製薬を貯蔵し物流することに特化した企業で、世界中にオフィスを展開しています。この企業をテコにして、海外事業を成長させようというわけです。
海外を強化しようという理由は米国内成長の鈍化、これから米国内の成長はずっとフラットに近いとCEOのコリスは語っているのですが、ドラッグホールセラーは大手3社で80%近いシェアを持っていますので、確かに伸ばすのは大変でしょう。
このワールドクーリエは世界中に展開しており、日本にもオフィスを持っています。
つまり間接的ではありますがアメリソースはすでに日本に進出しているというわけですね。
時代の流れのようなものを感じます。
投稿者: 鈴木敏仁 ( 1:25 PM )
| ホールセラー
May 15, 2012
[フランチェスカズ] ソーシャルメディアの書き込みでCFOを解雇
アパレル専門店チェーンを展開するフランチェスカズ・ホールディングス(店舗名はフランチェスカズ・コレクションズ)のCFOが、ツィッターに社内情報を書き込んだとして解雇されました。上場企業の上級幹部がソーシャルメディアでの書き込みが理由で解雇された例はかなり珍しい(おそらくはじめて)とのこと。
書き込みの内容を実際に見てみましたが、社外秘の数値情報を垂れ流しているようには見受けません。
ただメディアによると"良い数値で取締役がハッピーだ"的なことは書いているようで、上場企業の役員としては決算前にこれを書くのはまずいでしょうね。
フランチェスカズは昨年7月の上場で、このCFOは2010年の10月に雇われてます。ということは上場するために雇われた人のようなので、コンプライアンスについては分かっていたと思うのですが、うっかりミスでしょうかね。
年齢が62才だそうで、逆に使い方が分かっていなかったのかもしれません。ソーシャルで書き込みを公開するということがどういうことなのか、ソーシャルリテラシーを肌で理解している人と分かっていない人ってけっこうおおきな隔たりがあるものです。
ちなみに大手流通企業の経営陣でソーシャルメディアを利用している人は、多くはないですがいます。
情報収集や一般社員との意思疎通ですね。
ソーシャルが当たり前の世代が経営陣に増えてくれば状況は変わるでしょう。
投稿者: 鈴木敏仁 ( 2:23 PM )
| アパレル専門店
May 14, 2012
[ベストバイ] 創業者のリチャード・シュルツが会長を退任
スキャンダルで辞任したブライアン・ダンの調査が終わりレポートが提出されたのですが、会長のシュルツが事実を把握して昨年末にダンと話し合い持ったのだが、これを取締役会に報告していなかったとされ、責任を取って会長を降りました。
女性問題に端を発したベストバイのスキャンダルですが、現職CEOと創業会長が辞任するという事態で収束することになりました。
レポートによると、ブライアン・ダンは29歳の女性従業員と親密に交際していたようなのですが、会社の経費は使用していないことがわかり、けっきょく問題となったのは社内風紀でした。どうやらかなりオープンにつきあっていたようで、その女性の上司が取り扱いに困るなど、マネジメントに影響が出ていたようです。
これ、よくあることじゃないかと思いますよ。
私が卒業後に就職した西武百貨店では日常茶飯事みたいな状況で、嫌気がさしてやめたという経緯があります。
若気の至りというか、まだ清濁併せのむような度量がなかった年代でしたね。
ただ上場大企業のCEOですから、ブライアン・ダン、脇が甘かったとしか言いようがない。
シュルツも連座させたわけですから責任は重大。
まだ50代前半で若いし、これからやれることは一杯あったでしょうに、本当に残念ですね。
投稿者: 鈴木敏仁 ( 1:47 PM )
| ディスカウントストア
May 11, 2012
[プロクター&ギャンブル] ビューティユニットの本社機能をシンガポールへ移管
P&Gがビューティユニットの本社機能をシンシナチからシンガポールへ移管するそうです。
現在シンガポールに駐在しているアジアオペレーションのヘッドがビューティユニット(ビューティ、スキンケア、パーソナルケア)の責任者となり、現在シンシナチの本社にいるビューティユニットの責任者が退職するようです。
実際の人の移動は10人ぐらいらしい。
今回の人事で気づいたのは、これが最初ではなくて今年に入ってから3回目だと言うことです。
ベビーケア事業ユニットの本社機能を同じくシンガポールに、ファブリックケア事業ユニットの本社機能はジュネーブにすでに移しているんですね。
具体的な目的は何なのか。
CEOのボブ・マクドナルドが昨年8月のカンファレンスコールでコメントしている内容がすべてかと。
"赤ん坊が生まれている場所、新しい世帯が作られている場所へと、重心を移す"
つまり、ベビー商品やハウスホールド商品の消費者が最も増えている地域に重心を移す、これを実現するためには本社機能を移してしまえ、ということなんですね。
分かりやすい。
"グローバル化"のようなお題目じゃなくて、お客がこれからどんどん増える場所へと行くんだというわけです。
日本も自動車や家電といった業界では海外へと動く事例があるでしょうが、日用品業界ではまだまだじゃないでしょうかね。
投稿者: 鈴木敏仁 ( 4:01 PM )
| CPGメーカー





