ディスカウントストアの最近のブログ記事

2018年8月31日
[ベストバイ] 第2四半期決算で増収増益、既存店も6.2%増の好業績

ベストバイが第2四半期の決算を発表しました。
売上高4.9%増、最終利益高16.7%増の増収増益、既存店成長率は6.2%増で6四半期連続増、と絶好調。
EC売上高は10%増。

ウォルマート、ターゲット、ホームデポ等々、第2四半期に好決算だった企業が多く、ほとんどがEC問題というハードルをクリアしつつあるという論調となっています。
アマゾンに対抗する術を各社ともに見いだしたということですね。

彼らはどうやってECをクリアしつつあるのか。
来週日本でセミナーですが、こういう話を軸に据える予定です。
グローバル流通最新トレンドセミナー2018

鈴木敏仁 (02:27)


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2018年3月14日
[DSW] 傘下のEC企業Eバイズ社を清算へ

靴のチェーンストア、DSWが2年前に買収で手に入れたEバイズ社を清算すると発表しました。
買収したのは2016年で総額は6,250万ドル、昨年度の決算ですでに7,270万ドルを減損処理しているそうです。

経営陣を入れ替えて立て直しを図った、と書いてあるので、旧経営陣をオリジナルのポジションに数年の間しばる条件をつけていなかったのかもしれませんね。
または何らかの事情で条件をクリアした上で去ってしまった。
普通は3年間はやめないでそのまま会社を運営することを条件にします。
でないと、大金を手にした創業経営陣がすぐにやめてしまって、会社が動かなくなってしまいますから。

買収してからわずか2年で廃業というのは、スピード感があって素晴らしいと言えば良いのか。
小売業のECは自前と買収の二軸戦略が基本なのですが、こういう大失敗例もあるという話でした。

鈴木敏仁 (01:29)


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2018年1月24日
[トイザらス] 赤字の182店舗をクローズ

トイザらスが赤字の182店舗を閉鎖すると発表しました。
手元の資料では現在791店舗なので、全体の23%を閉鎖ということになります。

トイザらスは現在も裁判所の管理下で負債の整理を進めていて、店舗閉鎖はその一環ということになりますね。

一つご参考までに。
この企業の破綻について、原因をEコマースやアマゾンとする人が少なくありません。
それも一因ではありますが、最大の要因では実はありません。
一昨年のEBITDAは6億2,800万ドルという情報があり、負債に対する利払いがなければたぶん黒字なんですよね。

2005年のバイアウトによる巨額の有利子負債が原因なのです。

破産手続きがなかなか終わらないということは、債権者との交渉が難航しているんでしょう。
長引けば長引くほど再建に本腰が入らないですし、消費者のイメージも回復しないし、苦しい状況が続いているようです。

鈴木敏仁 (03:12)


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2017年9月29日
イケアがクラウド型家事代行サービスのタスクラビットを買収

イケアがタスクラビットというスタートアップ企業を買収すると発表しました。

タスクラビットは家事を有料で誰かにやって欲しい人と、やる暇がある人をつなげるマーケットプレイスを運営している企業です。
クラウド型代行業、ギグエコノミーといった言葉で表現されるビジネスで、インスタカートやウーバーの家事代行版です。

おそらくニーズはあるんですよね。
ただ認知度がまだ低い。
だから先行企業と比較すると認知度が低くて、業績も振るっていなかったようです。

イケアが買う目的は組み立て家具の組み立て代行です。

知っている人は知っていると思いますが、ベッド等の大きめのイケアの家具は組み立てるのにけっこう力と時間が必要なんですよね。
女性や高齢者にはけっこうきついでしょう。

これを廉価に代行するサービスをイケアがこれからクラウド型サービスで提供するというわけです。

アプリがいつ統合されるかといった詳細は不明。
イケアはARを利用したデザイン機能をアプリに組み込んだりして、デジタル化を急いでいます。

鈴木敏仁 (01:16)


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2017年3月 8日
[hhグレッグ]88店舗の閉鎖から破綻へ

前回88店舗の撤退についてエントリーしたばかりのhhグレッグですが、けっきょく連邦破産法11条の適用を申請して破綻しました。
あと2日遅くエントリーしていれば、両方まとめて載せられたと少し悔やんでます。。。

情報によると売却先がすでに決まっているようなので、負債の整理後、営業は復活するようです。
どこが買うのかは不明、投資企業の可能性が高いでしょう。

ただ復活しても生き残れるのかどうか。

家電のチェーンストアはベストバイとフライズだけですね。
ベストバイのような普通のチェーンストアと、フライズのような秋葉原を店舗に詰め込んだようなカオスなフォーマットと、アメリカのリアルはこの2つしか存続できないのではないかと思ってます。

鈴木敏仁 (11:32)


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2017年3月 6日
家電のhhグレッグが88店舗を閉鎖

hhグレッグはインディアナポリスに本拠を置く家電の専門店チェーンです。
2016年度の売上高は19億6000万ドル、リージョナルベースの企業ですね。

過去13四半期赤字を続けていて、昨年の半ば頃から破綻の噂が出ていたのですが、株価が落ちてNYSEから上場廃止宣告を受け、その直後に店舗閉鎖発表です。
88店舗を閉鎖して、残りは132店舗。

hhグレッグは白物家電が強いフォーマットです。
店に入ると店員がまとわりついてきて、今の時代ちょっとうざい。
おそらく昔ながらのコミッション制なのですが、ビジネスモデルが少々古いんです。

劣化した原因はEコマースだけじゃなくて、売り方を変えなかったことにもあるんじゃないかと思っています。

ちなみに投資会社がスプリントと手を組んで復活させたラジオシャックも再び破綻の噂が出ていて、家電系は相変わらず大変です。

鈴木敏仁 (02:44)


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2016年12月13日
[コストコ] 新カードの新規加入者数が100万人を突破

コストコがストアブランドのクレジットカードをアメリカンエキスプレスからシティバンク発行のVISAカードへ入れ替えておよそ半年が経ちましたが、その間に新たに加入した人が100万人を突破したそうで、転換が成功したと報じられています。

コストコの会員数は8,130万人、ここから配偶者会員を除いて会員費を支払っているネットの会員数が4,460万人、このうちアメックスのコストコカードの枚数が1,140万枚で、ここから新しいコストコVISAカードへと転換したのが750万枚だったそう。
これに100万人が新たに加わったということになります。

古いカードから新カードへと転換された6月にトラブルが発生したことは記憶に新しいのですが、結局その後はスムーズに進んだようです。

アメックスとシティバンクの攻防ではいろいろあったようで、アメックスのプライドがコストコの軍門に降ることを許さなかったと言われています。
その結果アメックスは大きな売上を失ってしまいました。
今回のディールで損をしたのはプライドにこだわったアメックスだったようです。

鈴木敏仁 (01:09)


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2016年10月 6日
[ベッドバス&ビヨンド] メンバーシップ制の割引を実験

ベッドバス&ビヨンドが年間29ドルで、店舗でもネットでも常時20%オフ、加えて配送料がミニマムオーダーなしで無料、というメンバーシップ制の実験を始めました。
いまのところ招待制でして、人数を限定して採算を測っているようです。

ディスカウントストアチェーンによるサブスクリプションモデルとしてはウォルマートのシッピングパス(年間49ドルで2日間配送がミニマムオーダーなしでいつでも無料)がありますが、常時20%オフというのは他にないユニークなものです。

実はこの背景にはメールクーポンによる割引の乱発があります。
同社の価格政策は、店頭での値下げ販促は最小限にするEDLPモデルとしつつ、登録顧客へ定期的に「1品だけ20%引き」というクーポンを配布し集客要素とする、というもので、これを長く続けてきました。
ところがお客がこのクーポンが来るのを待ってしまっていることと、おそらく業績が芳しくなくなってクーポンの発行頻度を上げてしまった。

そしてこれが業績を圧迫しはじめてしまった。

私は自分のアドレスを登録しているのですが、感覚としても最近になってクーポンの届く頻度が上がっています。

この解決策としてサブスクリプションモデルを導入したというわけです。

常時20%オフですから、このモデルは値下げ販促の一類型で、ポイントシステムの親戚のような感じです。
こういうことをはじめたということは、この企業もそろそろ差別化が難しくなってきたことを意味していますね。

時代の変化を感じます。

鈴木敏仁 (03:08)


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2016年9月19日
[シアーズホールディングス] Kマート64店舗の閉鎖を発表

Kマート64店舗の閉鎖が発表されました。
今週中に在庫一掃を開始して12月までに閉鎖を終えるそう。

またこの発表とは別個に、シアーズとKマートが入居している235ヶ所の不動産を所有しているREITが、そのうちのKマート17店舗がリース契約をしない予定という書類を当局に提出していることが報じられていて、とするとトータル81店舗が閉鎖されることになります。

Kマートは現在約870店舗で、2012年の1,300店舗から430店舗が消えて無くなっているのですが、業績は相変わらず悪いのでまだまだ店舗閉鎖は続くでしょう。
どこで縮小均衡するのか、です。

その前に、ここ数ヶ月、内部情報のリークで倒産が近いんじゃないかという噂も流れていて、均衡する前に破綻という可能性もあると思っています。

鈴木敏仁 (02:01)


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2016年8月10日
[スタインホフ] マットレスファームを38億ドルで買収

南アフリカのスタインホフ・インターナショナルがマットレスファームを買収すると発表しました。
買収総額は38億ドルの見込み。
株主及び当局の認可が必要なので最終決定ではありません。

スタインホフはアフリカのイケアとも呼ばれるホーム・ファニッシング企業で、もともとはドイツ創業ですが、調達地に近いと言うことで南アフリカに本拠を移してしまった企業ですね。
30カ国に店舗を展開しているグローバル企業です。

一方のマットレスファームは全米に3,500店舗(フランチャイジング店舗を含む)を展開しているマットレスの専門店チェーンです。
昨年の売上高は35億ドル。

このバイアウトのニュースを聞いて思うことは、ニトリもどこかを買収した方がいいんじゃないかということ。
おそらく赤字であろう数店舗を細々と営業し続ける意味があるのかどうか。

それとベッド・バス&ビヨンドにそろそろ頭打ち感が出てきているんですが、これからどうするんだろうと。
海外に出て行く選択肢はないのだろうか、などと考えてしまいます。

鈴木敏仁 (01:17)


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