2009年9月30日
[CVSケアマーク] 7000店舗目をオープン

先週の月曜日にCVSが7,000店舗目をオープンさせました。場所はミネアポリス郊外のリトルカナダ。

実は資料によると競合のウォルグリーンは9月の第1週に7,000店舗目をオープンさせていて、今はもう7,036店舗となっているんですね。ただオフィシャルなセレモニーは10月1日に予定されていて公に発表されていない模様。

この店舗数、ながらくCVSがトップだったのですが、ウォルグリーンが抜いたわけです。
売上高も一店舗あたりがウォルグリーンの方が高いので、小売業としてはウォルグリーンの方が売上高は上なのですが、しかしCVSはPBMのケアマークと一緒になって、合算するとCVSの方がはるかに売上高が多い。

外から見ると、両社、デッドヒートを演じているように見えます。


いずれにしても、2社で1万4,000店舗というのはすごいですよね。
日本のドラッグストア業界では信じられないような数字じゃないかと思います。

鈴木敏仁 (12:27)


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2009年9月27日
[米国流通視察] サンフラワーマーケットのフォーマットとしての土台とは?

ニューフラワーマーケット@プレーノダラスでニューフラワーマーケットを見てきました。
サンフラワーマーケットがテキサス商圏進出にあたって、店名が商標の関係で取れず、しかたなくニューフラワーという名称として展開を開始しているものです。

サンフラワーについてはここで書いてます。
[オーガニック] 2008年の成長率は17.1%

さて、店内をざっと見たところ、スプラウツとそっくりなんです。コピーなんじゃないかなと感じました。スプラウツについてはこちらをご参照ください。
スプラウツ・ファーマーズ・マーケットが拡大基調に


店内のデザインはスプラウツ、違いはアソートメントにオーガニックが多いという点だけだと思います。

サンフラワーはホールフーズに対抗することを戦略的命題として創業された会社だが、そのフォーマットの土台はスプラウツである。
というようなことを、店内をぶらぶらしながら考えたのでした。

ちなみにこの店舗、以前はアルバートソンズが入っていたロケーションでした。


今日からサンフランシスコ、あと2日間、視察で費やします。

鈴木敏仁 (06:23)


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2009年9月24日
[コールズ] 環境に優しい小売企業ランキングで1位に

ニューズウィークがNewsweek Green Rankingsという環境に優しい企業をランキングしてまして、小売部門でコールズが1位となっています。

以下、2位:ステープルズ、3位:ギャップ、4位JCペニー、5位メイシーズ、6位:ウォルマート、7位:ベストバイ、8位:ホールフーズ、9位:リミテッド・ブランズ、10位:ターゲット、です。

コールズは各店に太陽光発電用のソーラーパネルを積極的に導入してまして、資料ではすでに78店舗以上となっていて、このあたりが評価されたようですね。
ウォルマートのイニシアチブがニュースになることが多くて脚光を浴びてますが、ランクはそれほど高くない点がおもしろい。また風力発電を積極的に利用していることをアピールしているホールフーズも8位と意外とランクが低いのが興味深いところです。

鈴木敏仁 (04:02)


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2009年9月23日
[ブランド]グローバル・ブランド・ランキング、弱い小売業界

ビジネスウィークとインターブランドが恒例のグローバルブランドのランキングを発表しています。
オリジナルはこちら。
Best Global Brands

まず10位までを書き出すと・・・

1:コカコーラ
2:IBM
3:マイクロソフト
4:GE
5:ノキア
6:マクドナルド
7:グーグル
8:トヨタ
9:インテル
10:ディズニー

そして、100位までからリテーラーを抜き出すと・・・

21:H&M
28:イケア
43:アマゾン
50:ザラ
78:ギャップ


他国では別名で展開している場合はグローバルブランドとは見なされないため、ウォルマートのような企業は入ってきません。たとえばジレットが13位にランクされているけれど、当然のことながらこのブランドを所有するP&Gはランクされてません。

リテーラーは21位のH&Mが最高位、グローバルで見ると案外リテールブランドは弱いです。

またもちろん日本の小売企業は入ってませんし、日本のメーカーは車、家電、そして任天堂ぐらいなもので、食品や雑貨メーカーは入ってません。

いいものは作ってるけど、ブランド力が弱い日本、といったところでしょうかね。

鈴木敏仁 (05:05)


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2009年9月22日
[スーパーマーケット] ドミノ効果? スーパーマーケット業界で価格競争激化


ロサンゼルスのスーパーマーケットをまとめてざっと見て回っているのですが、ラルフス(クローガー傘下)、ボンズ(セイフウェイ傘下)、アルバートソンズ(スーパーバリュ傘下)、ステーターブラザーズ、の4社ともに激しい値下げ競争を繰り広げているということを目の当たりにして驚いています。

ロサンゼルスだけでなくナショナルチェーンは各地でこれをやっていて、そのことは知っていたのですが、実際に確認してあらためてびっくりしているというわけです。
私はロサンゼルスの住人ですが、競合各店舗をまとめて見て回ると言うことは普段はしませんからね。

なだれを打つように各社が追随していて、まるでドミノのようです。

ボンズの値下げキャンペーン左の写真のように、ボンズは"数千アイテムをEDLPに"というキャンペーンを実施してまして、ゴンドラのほとんどの商品に値下げPOPがついていて壮観です。でもPOPをよく読むと、クラブプライス(カード使用による値下げ)が混ざっていて、ざっと見るに半分ぐらいは一時的な値下げのように見受けました。
ほんとうのEDLPではない。こういうのをギミックと言います。まあ、ものも言いようではあるのですが。

どの店舗もPOPが大量に貼られていて、このコストだけでも大変なものだろうなと。


消費者としてはもちろん大歓迎なのですが、でも長期的に見た場合、信用を失う危険もあります。みんなが合わせるように下げるってのもどうだろう。だったらもっと早く下げられなかったの。また元に戻っちゃうんじゃないの。


各店舗の大量のPOPを見て驚きながら、いろいろ考えたのでした。

鈴木敏仁 (06:39)


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2009年9月19日
[アメリカ流通視察] スミス&ホーケンの在庫一掃セール

スミス&ホーケンの在庫一掃セール本日より11日間、視察のコーディネートで出張です。アップデートが不規則となりますがご容赦ください。

さて、この画像はきょういきなり出くわした、スミス&ホーケンの在庫一掃セールです。

[スミス&ホーケン] 年末までに全店舗を閉鎖して廃業
ここで書いたように、この企業は7月に倒産し年内に廃業ということになっていたのですが、この時期に在庫整理を始めたということですね。

ざっとみたところ、サーキットシティと同じようにリクィデーターがやっているように見受けました。
いまはまだフェーズ1、これから売れ残るとさらに値引きしてフェーズ2に入っていく、そんなやり方を繰り返して、固定資産の価値を可能な限り高く流動化していく手法です。


ちなみに40~50%と高い値引率なのですが、もとが高いのでまだ簡単に手が出る値段ではありませんでした。

鈴木敏仁 (06:18)


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2009年9月18日
[フレッシュ&イージー] 初の大規模広告キャンペーンを開始

フレッシュ&イージーのビルボードフレッシュ&イージーがはじめての大々的なメディアキャンペーンを始めました。使用メディアはラジオ、フリーウェイ上のビルボード、そしてバス停留所のサイン、となっています。

左の写真はフレッシュ&イージーが宣伝用に用意したイメージで、おそらく合成なのですが、こんな広告がこれからロサンゼルスのあちこちに登場するというわけです。

現在店舗数は125、この規模の広告キャンペーンを実施するに十分な店舗数に達したと判断したようです。
フレッシュ&イージーに対する評価はいまだ定まっておらず真っ二つですが、テスコのコミットメントはまだ継続しています。


トゥイッターR2Link

鈴木敏仁 (02:01)


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2009年9月17日
[ブロックバスター] ビデオレンタルビジネスはどこへ行くのか?

DVDのレンタルキオスクブロックバスターは全米に3,750店舗を展開していますが、その40%にあたる1,560店舗をクローズするプランを発表しました。

原因は競合。
1つ目はネットレンタルのNetflix、2つ目は格安で借りることができる自販機の普及。

(写真はアルバートソンズ店内のレンタルキオスク、レッドボックス)

ただ余暇にレンタル映画を見る時間が減ってきているからという見方もあります。その代わりインターネットのような他のエンターテイメントに流れてしまっている。

つまり新手の競合に加えて、市場環境そのものが変わってきているということですね。


Twitterは雑誌だというつぶやきがありました。他人のタイムラインをざ~っと眺めて時間を潰す分、雑誌を読む時間が減ったという内容で、これは的を射ていると思ってます。例えば出張中に車中での暇つぶしのために雑誌を買うという行為が、ネットのブラウジングに置き換わっているわけですね。


いずれにしても、レンタルビデオについてはずいぶん前から変革が言われていて、とうとうその時が来たかという印象が強い。


一方、競合のNetflixや自販機がこれから伸びるのかというと、同様の理由で行く末は不透明、この点についてはNetflixの創業者自身が悩みを吐露しています。

ストリーミングが普及し始めてますが、今後は音楽のように映画もダウンロードして見る時代になってしまうのかもしれない。前者はソフトを向こう側に置き、後者はソフトをこちら側に持ってきてしまうという点で違いがありますが、いずれにしてもフィジカルなモノを借りる時代は終わるのかもしれない。

ただ技術的な課題もあるし、どうなるのかはまったく分からない。


どうなるんでしょうね?

鈴木敏仁 (11:41)


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2009年9月16日
[トイザラス] 年末年始のみ営業するポップアップストアを開発

10月から1月中旬までの短い期間のみ、モール内とベビーザラスの中に臨時店舗をオープンさせる新戦略を発表しました。名称はトイザラス・ホリデーエキスプレス。
前者が80ヶ所、後者が250ヶ所で、トータル350ヶ所だそうです。

ポップアップストアというのはマーケティング用語で、宣伝目的で短期間に店舗を開店させるものです。
過去に何回か紹介しているので、ご存じの方も多いと思います。
JCペニーのポップアップストア
[ターゲット] ポップアップストアをマンハッタンにオープン

今回のトイザラスの取り組みは、宣伝用途よりも、本格的な営業用途である点が違っていますね。

なかなかおもしろいので、詳しいことは流通ニュースに書くつもりです。


トゥイッターR2Link

鈴木敏仁 (11:10)


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2009年9月15日
[ホームデポ] マーサ・スチュワートによる新ラインを投入

ホームデポがマーサ・スチュワートと組んで新ラインを投入することを発表しました。カテゴリーはアウトドア、収納、デコアの3つ。来年の1月に米国内、2月にカナダで導入を開始する予定だそうです。

マーサ・スチュワートはもうかれこれ10年ぐらい前にKマートでブランドを開発して大成功して、Kマートにとってはドル箱ブランドとなったのですが、Kマートの凋落後他のパートナーへと取引を拡大して、いまはメイシーズでも売ってますし(キッチン用品)、ウォルマートでも売ってます(パーティ用品)。

マーサ・スチュワート@ウォルマート流通ごとに取り扱い分野を変えて競合しないようにしているナショナルブランド、といった趣です。

マーサ・スチュワート恐るべし、塀の向こうに行った過去がブランドにほとんど影響を及ぼしていませんね。

(左の写真はウォルマートで売っているマーサブランドのパーティ用品)


例えばアウトドア用品、パティオファニチャーという品種がありますが、有名ブランドというものがあまりなくて、ここにマーサ・スチュワートの刻印が押されると安心感が出て同じものでも買いやすくなってしまいそうな気がします。

ホームデポにとっては、ロウズに比較すると女性客が少ないという弱点を克服するいい武器になるかもしれませんね。

本日、マーサ・スチュワートが出演している番組で(マーサ・スチュワート・ショー)でホームデポ特集をやってました。この発表に合わせての宣伝目的ですね。観衆はみんな社員、CEOのフランク・ブレイクも出演してます。ぜひご覧ください。

鈴木敏仁 (01:54)


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2009年9月14日
[ティファニー] H&Mの出店をめぐってショッピングセンターを提訴

ロサンゼルスのセンチュリーシティにウェストフィールドというショッピングセンターがあります。、ビバリーヒルズを中心とした高所得層がターゲットなので、高価格帯のリテーラーが多い。
ここに出店しているティファニーが、近くに開店を予定しているH&Mの出店がリース契約に違反しているとしてウェストフィールドを相手取って提訴しました。LAタイムズが報じています。

ラグジュアリーではない価格帯を持った小売企業が一定距離内に出店しない、という契約をウェストフィールドと結んでいて、これに違反しているというわけです。
この条件の根拠はイメージダウンですね。


リース契約には業界標準というものはあるのですが、いろいろな条項が存在してほとんどは小売企業対ショッピングセンターでカスタマイズされます。強い小売企業ですと空室が全体の何パーセントまでというような条項付けたり、今回のティファニーのように自分と合わない価格帯の小売企業は近くに来てはいけない、というようなものをつけることができる。
リース料も交渉次第ですから、強い小売テナントは安く入れたりする。


この提訴は、おそらくリース料値下げ交渉の材料にするのだろうと思います。
いまは空室率が上昇して需要と供給のバランスが崩れ小売側が強くなっていますから。

でもH&Mの集客力はバカにできませんね。
ティファニーも恩恵を受ける可能性は高い。

駆け引きの始まりといったところでしょう。

鈴木敏仁 (01:40)


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2009年9月11日
[ホームデポ] ブレイクCEOが講演、回復までに時間がかかることを強調

ホームデポのCEOフランク・ブレイクが昨日、ゴールドマンサックス主催のカンファレンスでスピーチ、現状と今後について軽く触れています。

まず現状、景気についてはポジティブに転換しているとは言い切れないなど、少々曖昧な表現となってます。業績については、シェアが伸びている商圏もあるが、全体が回復するには長い時間がかかるだろう、よくある短期の回復はありえないとしてます。

最も高いハードルは売上の30%近くを占めるプロ(建築業者)で、建築不況が続いているカリフォルニア、アリゾナ、ネバダ、フロリダでは特に厳しい。
ただ中小業者が減って業界が縮小しているので、これが今後ホームデポにとっての新たな門戸を広げる可能性があるかもしれない。

とまあこんな感じで、ホームセンター業界はまだしばらく厳しいようです。


それと昨年来配送センター(Rapid Deployment Center)を増やしているのですが、成果が出ているのでこれは今後も継続する。
ホームデポはつい最近までベンダーが直接店舗に納品するDSD(ホームセンターの用語ではドロップシップ)形式を取っていたのですが、商品の一部を配送センター経由にしようとしています。まあ、逆に言うと、配送センターなしであそこまで大きくなってしまったという点がすごいのですが。

それと海外の拡大をほのめかしています。同社は2006年に中国に買収で進出してますが、これが他市場での機会を検討することを可能としたとして、アジアでの展開を示唆してます。


同社はしばらく国内の立て直しに注力してきただけに、ひさしぶりに海外に言及したことは注目して良いかもしれません。


トゥイッターR2Link

鈴木敏仁 (01:25)


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2009年9月10日
[クーポン] 使用率が高いのは高所得層

ニールセンがクーポン使用についてのパネルデータの一部を公開しています。データは6月27日までの上半期、26週間分。

●回収されたクーポンの総数は16億枚で、前年に比べて23%の増加。

●全体の19%の世帯が、クーポンを使用して買われた総ユニット数の81%を占めている。

●104アイテム以上をクーポン使用で買う人たちをクーポン熱狂者(Coupon Enthusiasts)と呼ぶが、このカテゴリーに属する消費者の上位10%が全クーポン枚数の62%を占めている。

●ヘビーユーザーの39%、クーポン熱狂者の42%が、世帯年収7万ドルを超える富裕層である。

●クーポン使用率の低いユーザー層は、低所得層、単身世帯、男性だけの世帯、アフリカンアメリカン(黒人)、ヒスパニック、ルーラルや廃れたアーバンエリアの住人。


さて以上の結果を読んで、景気の後退がクーポン使用率を上げているのだろうなという当たり前の推論が出てくるわけですが、もう一つ、金持ちほど使っているという事実にはちょっと驚きながらもそうだろうなという納得感が残ったのでした。

金持ちは節約に励んでさらに富み、貧乏人は意識の低さからさらに貧しく。
その昔、"ミリオネアがもっとも好む業態はディスカウントストアだ"という調査結果があったのを思い出しました。

鈴木敏仁 (01:28)


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2009年9月 9日
[クラフト] キャドバリーに176億ドルの買収提案

クラフトはアメリカの大手食品メーカー、キャドバリーはイギリスの大手菓子メーカーです。
キャドバリーは価格が安いとして提案を即座に拒否、クラフトはあきらめず交渉を続けるとしていまして、敵対的買収に進んで行く可能性もあります。

仮に買収が成立すると売上高は500億ドル、日本円にして約5兆円という巨大な企業となる可能性があるのと、これが菓子を中心とした分野であるという点、それと買収要因がグローバル市場であるという点で、私の興味を引いています。

グローバルベースでの菓子市場のシェアは、マーズ/リグレー、キャドバリー、ネスレ、という順位だそうです。
これが大きく塗り変わる可能性がある。
資料を読むに、アジアや南米などあちこちで競合していて、これが買収提案の理由になっているんですね。単なるドメスティックな要因ではない。


クラフトはホワイトナイトが登場することはないと踏んでいるそうで、一方のキャドバリーは買われる必要性は全くないと考えていて、こういう話を聞くとこれから一波乱ありそうな感じで、野次馬的にはおもしろそう。これから動きが注目されているのがハーシーとネスレだそうです。


さてこの菓子分野、日本のメーカーはガラパゴス状態からなかなか抜け出せていません。まあ資本が大きいから良いというわけでもないのですが、でも外側ではどんどん巨大化しているのに、それで大丈夫なのかと他人事ごとながら心配になります。
我が国の菓子メーカーは非常に優れた技術を持っているだけに、欧米資本には負けて欲しくない。こういうグローバルな買収攻勢に社名が出てくるようなレベルにはなって欲しいものです。

鈴木敏仁 (01:46)


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2009年9月 8日
[フレッシュ&イージー] テスコのコミットメントに変化なし

赤字を計上し新規出店のペースは落としたけれど、北カリフォルニアへの進出プランについては変更なく投資を継続させ店舗を展開する。そんな記事をファイナンシャルタイムズが報じています。

ふと気になってサイトをチェックしたところ、確かにオープニング予定のマークが一杯ついています。目視では40ヶ所弱、レポートでは50ヶ所をすでに手当てしたとなっています。地図を見ると、サクラメントに店舗が密集してます。
また可能な限りリースではなく購入する戦略をとっているようで、これは価格が下がっている今買う方がベターと判断しているからでしょうね。

またストックトンに建設中の配送センターは、骨格部分の建築は終わったとあります。

オープニングについてはいまのところまったく公表されてませんが、この記事によると来年の夏頃をメドにしているようです。


最近ぐっとニュースが減ったフレッシュ&イージーですが、テスコのコミットメントはきっちりと継続しているようですね。

鈴木敏仁 (01:33)


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2009年9月 4日
[小売売上高] 8月の既存店成長率は予想を上回るマイナス2%台

8月のチェーンストアの売上高が出ました。

国際ショッピングセンター協議会(International Council of Shopping Centers)によると既存店成長率2.0%減(大手32社)、トムソンロイターによると2.9%減(大手30社)、でした。

業界アナリストの予想が3.8%だったこと、7月の5.1%減からかなりよくなったことから、今回の数値に対する評価はおおむねポジティブです。潮目が変わったんじゃないかという書き方をしているアナリストもいます。

ただ予想を上回った企業の数と、下回った企業の数は半々ぐらいだそうで、つまりまだまだ予断を許さない状況でもあります。


夏場の売れ行きが歳末商戦の仕入れに影響します。
たぶん今年もタイトな在庫ボリュームになるんじゃないでしょうかね。


トゥイッターR2Link

鈴木敏仁 (02:37)


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2009年9月 3日
[不明ロス] 昨年の不明ロス総額は60億ドル、日本円で約6兆円

コンサルタント会社の手による恒例の不明ロス調査の結果が出ました。レポート名は21st Annual Retail Theft Survey、調査会社はJack L. Hayes International。

調査対象は、大手小売企業22社、総店舗数は19,151、総売上高5,720億ドル。
これに対して、不明ロス総額は60億ドルなので、不明ロス率は1.04%となります。

2007年は、総売上高6,890億ドルに対して67億ドルの不明ロス高だったのでロス率は0.96%。

つまり不明ロス率は若干上昇していることになります。

万引き捕縛件数は90万4,226件で前年比7.26%増、回収金額は1億8,290万ドルで同21.64%増、この数値は3年連続で上昇中。ケースあたりの平均金額は202.28ドル。
(単語がAresstではなくApprehensionsなので、警察沙汰にしていない件数も含んでいるように思い、捕縛という表現を使っています)

万引き捕縛件数は、外部犯行と内部犯行の2つに分類できまして、内部犯行の比率は計算したところ8%。
ところがケースあたり平均金額は、外部が135.81ドルに対して内部が969.14ドルで、内部犯行の方がたちが悪いことをうかがわせています。

また従業員30人に対して1人の割合で捕縛されているそうです。


不明ロスの原因、意外と内部犯行が多いということは日本の業界の方からもよく聞くことで、このあたりは日米似通ってます。

鈴木敏仁 (02:56)


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2009年9月 2日
[ペイレスシューソース] ロシアに進出、ヨーロッパ大陸への足がかりとなるか

ペイレスシューソースは低価格帯の靴専門チェーンです。北米と中南米に4,500店舗を展開中で、2008年度の売上高は34億4200万ドルでした。日本円にすると約3兆4000億円、小さな企業ではないです。

昨年、フランチャイズ契約で中東への進出を発表、年内に出店とあったのでもう店舗ができている頃でしょう。このフランチャイズ企業がロシアでの契約も結んだようです。来年中に5店舗を開けて、5年以内に90店舗、長期的には300店舗を越えるとしています。

中東からロシアへと同じフランチャイジング企業がカバーするというのはおもしろいです。中東と東欧で成功したら、西欧へと伸びてゆくことがあるのかもしれない、何てことを考えてしまいます。


8/28のエントリーのランキングで実はこの企業、6位に入っているんですね。店舗数が多いということもあってアメリカではよく知られた企業なのですが、ブランドパワーも意外に強いということをこのランキングで知りました。


この企業、日本に進出して失敗しているのですが、進出に先立つかなり前に、進出時にジョイントした商社とは別の商社の方から、ペイレスと話し合いを持っているという話を聞いて、日本では難しいだろうなあというような事を伝えた事を思い出しました。

開発途上国向きなのかもしれないですねえ。
アメリカは先進国ですが、ピラミッドの底辺(ボトム・オブ・ピラミッド、BOP )市場が混在しているユニークな国と言えまして、だからペイレスのようなフォーマットが成功していて、海外でもBOP向きなのだ、というロジックにふと気づいてこれを書いています。

鈴木敏仁 (02:10)


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2009年9月 1日
[ウォルマート] マーケットプレイスでネット販売を拡大

ウォルマートのマーケットプレイスウォルマートがネット販売で新たな取り組みを開始しました。アマゾンやeベイがやっている他のリテーラーの商品を自社サイトを通して販売する手法で、ウォルマートはマーケットプレイスと呼んですでに稼働中。リリースによると100万近い新商品の取り扱いを開始したとなってます。

売るのはウォルマートですが、配送や返品など販売以降の処理はすべて他社が行うので、ウォルマートが関与するのは決済だけ、利ざやを稼ぐ商売ですね。


この手法、著名企業にとっては取扱商品を拡大できるメリットがあり、無名企業にとっては無名という理由で買いづらいハードルを打破できるメリットがあります。

ただゲートウェイとなる企業にとっての課題は、他社のサービスクォリティの管理が難しいという点にあります。アマゾンもこれにはかなり苦労してきていて、かなりのノウハウがあるんですね。例えばお客と他社は直接やりとりできずアマゾンサイトのメッセージ機能を使わなければならないのですが、これはアマゾンが内容をモニターするためにあります。
こういう小さな積み重ねが結構あって、だからうまく行っているわけです。

ということで、表面的には簡単そうに見えるけど、実は奥が深い。まあウォルマートの資本力にすれば、そのくらいのハードルは簡単に乗り越えてしまえそうですけどね。


ビューティ360の4号店<追記>ビューティ360の4号店がオープンしたので週末に見に行ってきました。メンズのパーソナルケアに高級ブランドが並んでいるのは確認できたのですが、ディオールやエスティーローダーのようなプレスティージブランドは確認できませんでした。

鈴木敏仁 (02:16)


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