こういうエントリーを昨年の11月にしました。
ホステス・ブランズの破綻とアメリカの労働組合
その後、入札企業にウォルマートやクローガーが混じっていて話題となったのですが、結局5つに分断されて売却されることになったようです。
そのうちの最も有名なトィンキーズを買収したのが投資会社で、まもなく生産を再開するのですが、労働組合員を雇用しない方針であることが分かりました。
上記のリンク先のエントリーにもあるように組合が破綻を選択したわけですが、けっきょくそれが裏目に出たことになります。
分断された残りの4つのブランドはメーカーが買っておりたぶん組合が関連すると思うのですが、トィンキーズは規模が大きくて工場の数も多く、詳しい数値は分かりませんが全組合員の半分ぐらいは職を失うことになったのではないでしょうか。
非組合員として再雇用されれば済むことですが、おそらく給与は下げられることでしょう。とすると、最悪でも減給で再雇用されれば良い、可能性が少しでもある破綻を選択した、ということなのかもしれません。
専門外で論ずる資格がないのでここまでとしますが、最初のエントリーに書いたとおり、労使関係というものを考えさせられる事例だと思っています。
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