2015年8月31日
ウェッグマンズのノンフーズ

先週視察で訪れたウェッグマンズの入り口周辺の販促です。

wegmans

ウェッグマンズは日本でもよく知られた企業ですが、注目されているのはほぼ対面売場のみで、実はグローサリーが安いとか、紙を山積みしているとか、調剤の売上高比率が高いとか(13%)、あまり注目されません。

実は非食品も強いのですが、なぜ強いのかというと、こういう目立つ場所での販促をコツコツとやっているからなんですね。
ウェッグマンズを対面売場だけで理解すると見間違うと思っています。

鈴木敏仁 (02:06)


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2015年8月26日
ウォルマートのカラーコーディネート

現在研修で店舗を見て回っています。
写真はウォルマートのシーズナル売り場です。

ウォルマートの売り場

まだ夏ですがすでに秋向けの売り場が小さく出来上がっていました。たぶんこれから徐々に拡大していくのでしょう。

この売り場のポイントは、商品だけで秋を演出していることにあります。
手書きPOP、旗、リボンといった日本だと確実に取り付けられるであろう販促メディアやディスプレーが一つも付いていません。

ほとんどが自社開発商品なのですが、開発時点で色版指定をしてカラーコーディネートしているのでしょう。
また店頭での作業負荷をかけずに秋を演出するということを開発のときに考え、余計な作業をさせないというルールもあると思います。

鈴木敏仁 (04:09)


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2015年8月21日
[ウォルグリーン] インストア・クリニックをアウトソース

ウォルグリーン・ブーツ・アライアンスがワシントン州とオレゴン州において、医療サービスプロバイダーにアウトソースしてインストアクリニックを展開するようです。設置数は25ヶ所、委託するのはプロヴィデンス・ヘルス&サービスです。
プロヴィデンス・ヘルス&サービスはワシントン州に本拠をおくNPO組織で、病院27ヶ所、その他医療施設35ヶ所を所有しています。

ウォルグリーンはインストアクリニック戦略でCVSの後塵を拝しています。2007年にテイクケアクリニックの買収でこの分野に進出したものの378ヶ所を400ヶ所弱にしか増やせておらず、一方のCVSは2006年のミニットクリニック買収以来すでに1,000ヶ所を超えています。

前経営陣が取り扱いを誤り(たぶん放置した)、ほぼブーツが占める現経営陣が見直しにかかり、とりあえずアウトソースした、ということでしょう。
今のところ同社は自社運営は継続すると言ってますので、しばらく自社と外注を併行させながらてこ入れを図るようです。

鈴木敏仁 (02:36)


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2015年8月19日
[アマゾン] 新たなデリバリー手法をパテント申請

アマゾンがユニークなデリバリー手法をパテント申請したようです。
バスや電車などの公共の輸送システムにロッカーを設置するというもので、その公共輸送手段が近づいてくるとユーザーはメッセージを受信して、停留所や駅で受け取れるという仕組みだそうです。

これが実現するのかどうかは分かりませんが、もし仮に実現した場合、パテントがあるから誰も真似できないというわけですね。
アマゾンは将来に備えてこの手のアイディアをどんどんパテント化しています。

布石を張り巡らしていることを意味していて、このあたりにもアマゾンの凄みがあると思っています。

鈴木敏仁 (03:00)


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2015年8月17日
[ヘイゲン] 27店舗の閉鎖を発表

ヘイゲンが27店舗の閉鎖を発表しました。今後60日間に売却するか閉鎖するとのこと。
一部の店舗で店員の労働時間の短縮をはじめたことをメディアが報道していたのですが、やっと店舗閉鎖に踏み込みはじめました。

これがこの企業のバックグラウンドですね。
[ヘイゲン] アルバートソンズ/セイフウェイから146店舗を買収

164店舗の企業ですが、たぶん半分ぐらいまで店舗の縮小は続くのではないかと見られています。
つまりこれからまだ閉鎖の発表が続くだろうというわけですね。

当初のエントリーに書いていませんでしたが、この買収は後ろにはコムヴェストという投資企業がいます。
そして問題は経験値のないこのコムヴェストが買収を決め、経営に口を出している点にある、というのがもっぱらの見方です。

もうすでにきっちり経営できてないようなのでCEOを代える必要があると思うのですが、はたしてこれからどうなるのやら。

鈴木敏仁 (11:38)


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2015年8月14日
[ターゲット] NY周辺店舗でカーブサイドピックアップの実験を開始

カーブサイドとは"(歩道の)縁石"という意味ですが、小売業界では店舗外側の入り口周辺のことを言います。
ネットで買った商品を店頭でピックアップする場合、店内のサービスカウンターを使用するのが一般的なのですが、もう一つの選択肢としてこのカーブサイドの使用があります。

ノードストロムやシアーズが店員を使って実験してますが、これを新たなビジネスとして展開しはじめているのがカーブサイドという企業で、サンフランシスコ周辺のターゲット、ベストバイ、ウェストフィールド・オークリッジ(RSC)ですでに稼働中。
そして今回はじめて東海岸へ進出というわけですね。

発注が入ると同社の社員が店舗で商品をピックアップし、カーブサイドで待機し、お客が来ると商品を車に持って行く、というプロセスです。
インスタカートにはピックアップと宅配が含まれていますが、カーブサイドは宅配の代わりに入り口でお渡し、という点が異なっています。

ビジネスモデルについてはまた別の機会に書こうと思いますが、すでにシリーズBで2,500万ドルを調達していて、ただの思いつきの立ち上げ企業ではなく投資家のお墨付きがついています。

言われてみると、なるほどこういうビジネスがあるよねと。
EC周辺でどんどん新たなビジネスが生まれていてアメリカはおもしろいです。

鈴木敏仁 (01:18)


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2015年8月13日
[ライトエイド] 決済システムにモバイルペイメントを導入

ライトエイドが決済システムにモバイルペイメントを導入すると発表しました。
8月15日からまずアップルペイとGoogleウォレットの受け入れを開始し、稼働次第アンドロイドペイも導入するとしています。

ライトエイドは小売主導で決済システムの開発を進めているコンソーシアム(MCX)のメンバーで、メンバーは他のモバイルペイメントを導入してはならないという契約があるのですが、まもなく契約期限が切れるのでアップルペイ等の導入に踏み込んだということのようです。
今年末までに導入を決めているベストバイのように、MCXメンバーでアップルペイを受け入れる小売企業はこれから増えそうですね。

MCXにる決済システムはカレントCと呼ばれていますが、オハイオ州コロンバスの一部の店舗でまもなく実証実験を開始するだろうという段階で、本格的な開始は来年になるのではないかとみられています。

アメリカでの非接触型の決済システムは普及が非常に遅いのですが、少しずつだが確実に増えつつあるという現状です。

鈴木敏仁 (01:13)


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2015年8月 7日
[メイシーズ] 同日宅配可能都市を拡大

メイシーズが同日宅配可能な都市を8ヶ所から17ヶ所へ拡大しました。
昨年の秋にパイロットプルグラムとして8ヶ所ではじめたものです。

委託するのはUPS等のメジャーな宅配企業ではなく、デリブ(Deliv)というクラウドソーシング型の宅配サービス会社を利用するようです。
資料に記述がないのですが、同日宅配のみデリブを利用するのでしょうね。
またモールマネジメントともコラボするとあります。

アメリカの宅配企業の技術は日本に比べると低くてネットワークが粗かったのですが、ECの成長に伴って粗さを埋めるように新たなサービスが生まれてどんどん進化していることを感じます。

鈴木敏仁 (12:57)


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2015年8月 5日
[ターゲット] ビーコンの実験を開始

ターゲットがビーコンを使ったモバイルプロモーションの実験を開始しました。
50店舗にビーコンを仕込んで、アプリと連動させて効果をはかるとのこと。

お客はまずアプリで利用を許可しなければなりません。
ロケーションサービスや通知といったOS上の機能と、ターゲットランと呼ぶアプリの機能をオンにする必要がある。
その上で、売場やエンドにさしかかると、通知が出て、販促企画が表示されるという流れですね。

これを基本機能として、これから他にもいろいろ加えてテストするとしています。

また店員を売り場に呼ぶ機能も検討しているみたいですね。
ビーコンでお客の位置が特定できるので、ボタン一つ押せば近くの店員に通知が行くというサービスが可能となるのでしょう。

ターゲットはEコーマスで完全に遅れていたのですが、CEOが変わってから大転換して、積極的に取り組むようになってきました。
ビーコンはウォルマートに先駆けての実験ということになります。

鈴木敏仁 (02:47)


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2015年8月 3日
[ホールフーズ] 第3四半期の決算で成長鈍化が明白に

ホールフーズが第3四半期の決算を先週発表したのですが、成長鈍化が明白で、そろそろこの企業も踊り場にさしかかったという印象です。
売上高は前年比8%増、最終利益高は前年比5.8%減、既存店成長率は1.3%増。
増収減益で既存店はほぼフラットですね。

既存店がマイナス圏に入る可能性、新たなフォーマットとして開発予定の365の不透明さ、このあたりを俎上に上げて中短期的な成長予測に疑問符を付けるアナリストがほとんどです。

それと1,200店舗構想を掲げていて今回もこれを強調していたのですが、これに対してもネガティブな見方が多い。

低価格帯の商品を増やしてはいるのですがそれでも高い商品が多く商圏を小さくすることにまだ成功していないことが大きいのですが、それ以上にオーガニックをみんな売り始めていてどうしてもホールフーズに行かねばならないというデスティネーション性が失われつつあることが成長鈍化の最大の要因だと考えています。

鈴木敏仁 (02:34)


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2015年8月 1日
米国スーパーマーケットの最新2大潮流

「米国スーパーマーケットの最新2大潮流」というタイトルでセミナーを実施します。

日時:9月11日(金) 13時~16時45分
場所:エッサム神田ホール
主催:株式会社ダイヤモンド・フリードマン社

詳細はこちら。
米国スーパーマーケットの最新2大潮流

現在鋭意コンテンツを作成中。

アメリカの食品小売業界を理解するキーワードは、マクロで見た場合に2つ、ミクロで見た場合に3つあります。

[マクロ]
ミレニアルズ
デジタル

[ミクロ]
他業態による食品ラインロビング
EDLPとハイロー
セグメンテーションとマス

今回はこのうちの「EDLPとハイロー」と「セグメンテーションとマス」に焦点を当てて、それぞれ代表的な企業をピックアップして説明させていただきつつ、今後の日本を考える何らかの示唆を提供できればと思っています。

皆様のご出席をお待ち申し上げます。

鈴木敏仁 (12:19)


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ペプシネックス



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