アマゾン、バークシャー・ハザウェイ、JPモルガンが3年前に鳴り物入りで開始したヘルスケア合弁事業のヘブンが、来月いっぱいで解散されると報道じられました。
アメリカの医療費は世界的にみて非常に高く、これを改善するために大手三社が合同で取り組むことを目的として立ち上げられた事業ですが、目立った成果が出せなかったようですね。
合弁事業の複数の上級幹部が昨年までにやめており、解散は不可避と見られていてサプライズではありません。
なぜ成果が出せなかったのかについて原因は今のところはっきり分かりませんが、ヘルスケア分野の革新はハードルが異常に高いのでしょうね。
コロナに対する対応をおよそ一年間にわたって見てきましたが、縦割り組織の弊害、既得権益、利権、政治といった改善を阻む存在がひしめいていることが素人でも分かり、ヘルスケアや公衆衛生といった分野に対して暗澹とした気分に陥っています。
アマゾン、バークシャー、JPモルガンをしても突破できないほど壁が頑丈だということなのでしょう。
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