親会社コインスターの決算発表に合わせてレッドボックスが新戦略を発表しました。自動販売機によるディスクのレンタルと、ネットによるデジタルダウンロードと、双方をミックスしたサービスの提供を来年までに開始します。
CEOの説明が一番分かりやすい。
"ディスクビジネスは依然として好調でしばらくはこの好調が続くだろうが、デジタルへジョジョへ移行していく流れの中でこの領域に参入しておく必要がある"
どういうサービスとなるのかは今のところまだ不明ですが、例えばデジタルダウンロードを何回か使ったらDVDレンタルは一枚無料とか、双方のからめてシナジーを上げて行くようなものになるのでしょう。
課題は価格、レッドボックスがここまで普及できた理由は一泊1ドルという破格のレンタル料にありまして、デジタルの世界でレッドボックスがどこまで安さを実現できるのか未知数です。
ネットフリックス、アマゾン、ウォルマートなど、デジタルダウンロードにはすでに参入している企業がいますしね。
とにかく、ディスクを使うレンタルビジネスは徐々に無くなっていくのだということを、ディスクを使ってビジネスを展開している企業の経営者がはっきりと口にしたということが重要だろうと私は思っています。
レンタルだけではなくて、ディスクを販売するという小売ビジネスも少しずつパイが小さくなって行くのでしょうね。
ちなみにレッドボックスの自動販売機数は現在28,900台で、頭打ち感が出てきている模様です。
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