昨日発表された第3四半期の決算によると、売上高が3%ダウンの115億ドル、純利益高が99%ダウンの200万ドルで、大幅な減益となったことが分かりました。既存店成長率はシアーズが4.2%減、Kマートが5%減でした。
大幅減益の理由として挙げられているのは、競合、経済不安、暖かい気候によるアパレル売上高の不振、でした。加えて、不動産景気の悪化が売上高の4割を占めるホーム関連とアプライアンスに影響を及ばしたようです。
記録に取っていないので定かではないのですが、シアーズとKマートが一緒になってから、既存店がプラスになった四半期って、ないんじゃないでしょうか。ずっと縮小近郊を続けています。投資によって総体としての利益が上がったことはあっても、小売が利益に大きく貢献したことはほとんどない。
この状況で、レストレーションハードウェアに買収をもちかけるということをしているわけです。
ランパートの意図というか、ヨミは、我々には予測ができないところがあります。
アナリストの評価がおもしろい。
'シアーズの将来は店舗にお客を呼び戻せるかではなく、クレジット市場に大きく依存している'
これがシアーズホールディングの本質なんでしょうねえ。
>>来週は一週間日本に出張のため、エントリーが不規則となりますが、ご容赦下さい。
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