なんとこれがアイスコーヒーのタップ(日本ではサーバー?)。
セルフです。
はじめて見ました。
デザインがすごくイケてます。
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昨年よりもかなり回復スピードが速くなったような気がします。
前倒しで分散した事による混雑の緩和と、慣れと、二つ理由があるんでしょうね。
写真はアパレル売場、これからこれを元に戻す作業が待ってます。
チーフ・マーチャンダイジング・オフィサー(日本の商品部長)のダンカン・マクノートンが辞任すると報じられています。
歳末商戦がまさに始まろうとしているときですから、タイミングとしてはすごいですね。
理由は不明なのですが、周辺環境はこんな感じです。
米国事業CEOのビル・サイモンの後継とみられていたのだが、サイモン辞任後に後釜に座ったのは中国事業担当だったグレッグ・フォランだった。
ここ数年米国事業の業績は芳しくない。
マクノートン辞任後にCMOを置かず、商品部をフォラン直轄とする。
憶測ですが、フォランと確執があったように感じます。
日本ならぐっとこらえてしまうように思うんですけどね。
結局アメリカはレイバーの流動性が高く他へ移っていけばいいので、こらえる必要が無いということなんだなあと。
そもそも高給もらってますから、次がなくても十分に蓄えがある、というのもあるんでしょうけどね。
ハドソンズベイが借入金の借り換え時に、NYマンハッタンに立地する有名なサックス・フィフスアベニューを担保としたところ、36億5,000万ドルの評価がついたと報じられました。同社はこのうちの土地部分のみの12億5,000万ドルを利用したようです。
ハドソンズベイがサックスを買収したときの負債を含む総額は29億ドルだったので、評価額ではありますが1店舗だけで買収金額を上回る価値を持っているということになるわけです。
1ドル110円換算で4,000億円。
すごい評価額ですね。
マンハッタンはやはり別格ですし、世界的にも有名な店舗ですからねえ。
[ハドソンズベイ] サックスを24億ドルで買収
この記事にあるように、本当はNRDエクィティパートナーズという投資企業がハドソンズベイやサックスを所有しているのですが、メディアの慣習に従って主体企業としてハドソンズベイと私も表記しています。
上場していませんのであまり知られていないのですが、業績は悪くないようですね。
ロード&テイラーも回復しているように思います。
研修のコーディネートでシカゴからベントンビルに着いたところです。
シカゴの気温は日中でもマイナス8度ぐらいで、冷凍庫の中で店舗を見て回っているような感じでした。
さて、写真はシカゴでのウォルマートでの一コマ。
プライスカードに表示されている価格と、端末上のマスター価格のチェックをしてました。
アメリカでは電子棚札がまったく普及していないのですが、電子棚札への投資額と、こういった手作業による人件費とをはかりにかけて、前者を選択しないというわけです。
ROIにシビアになることが肝要です。
ウォルマート、ウォルマート・コム、アマゾンの価格を比較する調査をカンター・リテールというコンサルティング会社が毎年実施しています。
今年で3年目。
今年の結果は、アマゾンはウォルマート・スーパーセンターよりも12%高く、ウォルマート・コムよりも17%高い、でした。
ということで、今年はウォルマート・コムに軍配が上がりました。
私の記憶では、昨年まではウォルマート・スーパーセンターが一番安かったはずで、ウォルマートがネットの価格を下げて強化している感じがしますね。
ネット販売は店舗を持たないからリアル販売よりも価格を安くできる、というのが一般的に信じられているセオリーです。
でもビジネスモデルで低価格を実現しているウォルマートには、こういった世の中の机上の論理は通用しないというわけです。
アリババが毎年11月11日に実施するイベント、アリババグループ・11.11ショッピングフェスティバルで、一日に93億ドルを売り上げた、というニュースをご覧になった方もいることでしょう。
日本円にすると驚きの1兆円を超えます。
こういう販促イベントやるとしばらく売上は落ちるので、冷めた目で見てしまうのですが、ただ何をやったにせよ90億ドルを一日で取り扱うというのは凄いことではあります。
ただこれをアマゾンと比較する記事が多いのですが、ちょっと違うんですよね。
この93億ドルは流通総額で、売上高ではない。
アマゾンはマーケットプレスを含めた総額を開示していませんので、一概には比較できないのです。
それとアリババの流通総額には自動車も含まれていて(今回のイベントでは5万台を売ったそう)、これが金額を押し上げてます。
アリババは世界最大の流通プラットフォーム企業ですが、商品を自ら仕入れ自ら販売する小売企業ではありません。
ちなみに私の概算では、マーケットプレイスを含めたアマゾンの流通総額は1,000億ドル(日本円で10兆)を超えている可能性があり、そうするとクローガーやコストコを軽く超えてしまうことになります。
ホームデポのシステムがハックされた件についてはすでにエントリーしましたが、メールアドレスも漏洩したようです。
件数は5300万。
ロシアのハッカーが報復としてアメリカを狙っているということを以前書いたように思いますが、規模が大きいから効率が良いというのも理由なのでしょうね。
一回成功すれば大量のデータが入手できる。
ROIが高いというわけです。
ちなみに以下のような謝罪メールが届きました。
「あなたのメールが漏れたかもしれない」というあいまいな表現です。
特定できていないのか、特定できているけど混乱を避けるために全員に同様の謝罪メールを送ったのか。
いずれにしても、おそまつではあります。
デレーズアメリカがボトムダラー66店舗をアルディに売却するそうです。
総額は1500万ドル。
デレーズはベルギーの企業で、アメリカではフードライオンを展開していることで知られています。
この企業が開発したディスカウント型SMがボトムダラーでした。
何回か見たことがあるのですが、これはダメっぽいなあ、という印象を持ったことを覚えています。
デレーズは本体も含めて業績があまり良くないようです。
ロウズが店内ご案内ロボットの実験を開始するという記事を数日前にエントリーしました。
こういう新奇な実験というものはおおよそ失敗するもので、目新しいネタに飛びついて大騒ぎしてバカを見るということを若い頃に何度も経験している私は、意識的にスルーしてしまうところがあります。
成否については興味が無く、ただ一つだけキーワード的に頭の片隅に置いておきたいことがあります。
グーグルやソフトバンクがロボットに焦点を当てている点ですね。
彼らはロボットを自ら開発しているわけではなく、ロボットを使って何かをやろうとしているわけですが、それはおそらく情報収集だろうと。
お客がロボットを使う。
その情報を収集しデータとして利用する。
データを有効活用できれば、ROIを高めることができて、ロボットのような高額な投資物件も利用しやすくなる。
グーグルによるロボットと、デリバリーサービスのグーグルエクスプレスが、私の頭の中ではつながってしまいました。
イギリスのアパレル専門店チェーン、プライマークがシアーズ店舗内のスペースをリースする形式でアメリカに出店するそうです。
場所はアメリカの北東部地域で、7店舗を来年末までに出店するとしています。
これとは別にボストンにも店を作る予定があるので、トータル8店舗ということになります。
イギリスでの価格調査をベースにしていますが、資料によるとプライマークはH&Mやユニクロよりも安く、ファストファッションでは最低価格帯の企業なんですね。
ユニクロが店をちょうど増やしはじめたところなのですが、ここに強敵が現れる、といったところでしょうか。
ちなみに完全に場所貸しでシアーズとは入り口も別にするようで、テナント扱いということになるのでしょう。
かなり安いリース条件なのでしょうね。
シアーズは店舗を切り売りするだけじゃなくて、スペースを貸し出すということもしはじめたということになりますが、運転資金が厳しい状況ですからこういう案件はこれからも出てくるのかもしれません。
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