バーンズ&ノーブルが手がける電子ブックリーダーのヌックに、マイクロソフトが出資することが明らかになりました。
投資額は3億ドルで出資比率は17.6%、これによってヌック事業の株主資本は17億ドルということが分かりました。
おもしろいのは現時点でのバーンズ&ノーブルの市場総額が12億ドルだという点でして、今回の投資でヌック事業がこれを上回っていることが判明、ヌック事業をスピンオフしろという投資家の声が高まりそうですね。
興味を引くのは以下の2点。
まずこの新たにMSの出資を受けるヌック事業が、バーンズ&ノーブルが別事業として所有しているカレッジブックセラーを含むという点。ヌックで教育業界に食い込むことを視野に入れているようで、アップルがやっていることをコピーしようとしているようですね。
次にOS、ヌックはアンドロイドで動いているのですが、ウィンドウズ8をOSにするような書き方がされてます。アップルによるiPadの成功モデルを、マイクロソフトはヌックを使ってコピーしようとしているように見えます。
キンドルがファイヤーでタブレットPCに参入して成功しつつありますから、後を追ってヌックでタブレットPCに参入するという可能性もあります。
先行するアップルとアマゾンを、バーンズ&ノーブルとマイロソフトがパートナーを組んで後を追うという図式が見えてきたように感じます。
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