アマゾンがダークストアとして営業していたスーパーマーケットを入店可能として正式にオープンしました。
店舗名はアマゾンフレッシュ。
招待メールを受け取った周辺住民のみ入店可能とのことなのでソフトオープンですね。
数週間以内に招待なしでも入れるようにするとしています。
おそらくアマゾン初の普通のスーパーですから客が殺到することが予想され、時期が時期ですから客数をコントールしようということなのでしょう。
もし間に合うようでしたら実際に行って見てきたことを来月実施予定のウェビナーで解説したいと思っています。
ちなみにアマゾンはアマゾンゴーのJWO技術をホールフーズに持ち込むということを言っているようです。
あの店にどう持ち込むのかは分かりませんが、楽しみですね。
一昨日実施した初のライブウェビナーにはたくさんのご参加をいただきまして、まことにありがとうございました。
ライブで日米をつないでバーチャルなセミナーを実施するという時代が来たということを肌で実感することができました。
これから毎月1回、あと5回は最低やることを目標としています。
ご参加の程よろしくお願い申し上げます。
ナイキが小売企業9社との取引を解消したと報じられました。
知られた企業はベルク、ディラーズ、フレッドマイヤー、ザッポス、など。
サプライヤーとして商品供給するのは戦略的に重要と考えるパートナーのみとして、あとは自社専門店チェーンとネットで売っていくというわけですね。
ナイキは6月に発表された第4四半期決算で減収減益だったのですが、そこで直販戦略の強化を打ち出していて、今回の流通チャネルの絞り込みはその一貫でしょう。
アップルの流通戦略と似通っているんじゃないかと思います。
ブランドが強いメーカーがこういう道をたどるのは必然なのでしょう。
ロウズが総予算17億ドルをかけてのEC改革の一環としてフルフィルメント網の強化を発表しました。
フルフィルメントセンターは今後18ヶ月に4ヶ所、家電といった大型商品向けのバルクセンターが7ヶ所、大型商品用のクロスドックセンターが50ヶ所、です。
競合のホームデポがフルフィルメント強化を打ち出したのが2018年のことなので、およそ2年遅れ。
ロウズもようやく追いつきはじめたといったところでしょう。
いつもコラボしている経営コンサルタントの矢矧さんと再び組んで、ライブで情報発信を開始します。
オンラインなのでコンテンツの構成を変えます。
有料、1ヶ月1回実施で6回コース、ネットだと長時間集中力が持たないので時間は1時間、直近1ヶ月間のトピックを6~8つぐらい厳選して僕が話し、矢矧さんには日本の視点で整理していただく。
皆さんにとって有益な内容にしたいので、フィードバックをいただきながら進化させたいと思っています。
走りながら考える!
お申し込みはこちらへ。
モール運営最大手のサイモン・プロパティー・グループが第2四半期(6/30期末)の決算を発表しました。
売上高は10億6200万ドルで24.0%減、営業利益高は6億1,117億ドルで14.7%減、最終利益高は2億5,421万ドルで48.7%減でした。
いつもはモール企業の四半期決算に興味を持つことはないのですが、この時期なのでどうなっているのだろうと知りたくなって見てみたくなりました。
想定通りの減収減益なのですが赤字に陥ってはおらず、しっかりした企業はやはりこういう時期でも大丈夫なんだなということを実感。
面白いのはCEOのコメント。
「回収できている家賃は、4月と5月は51%、6月は69%、7月は73%。6月には普通に戻ってきたかと安心したが、7月には安心感が減って、今は完全に混乱している」
規制で営業停止となった期間の家賃をどうするかがグレーなままなので、最終的には裁判で決着を付けることになるのでしょう。
ちなみに現在は91%のテナントが営業を再開しているとのことです。
いつもコラボしている経営コンサルタントの矢矧さんと再び組んで、ライブで情報発信を開始します。
オンラインなのでコンテンツの構成を変えます。
有料、1ヶ月1回実施で6回コース、ネットだと長時間集中力が持たないので時間は1時間、直近1ヶ月間のトピックを6~8つぐらい厳選して僕が話し、矢矧さんには日本の視点で整理していただく。
皆さんにとって有益な内容にしたいので、フィードバックをいただきながら進化させたいと思っています。
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【グローバル流通最新トレンド】 ウェブキャスト:ライブアップデート #1
ショッピングモール運営企業として最大手のサイモンが、シアーズとJCペニーが抜けた後のテナントとしてアマゾンと協議していると経済紙が報じました。
アマゾンは店舗として入居するのではなくて、フルフィルメントハブとするのが目的です。
サイモンが運営しているモールに入居しているシアーズは11店舗、JCペニーは63店舗だそうです。
協議に近い人からの情報として伝えていて確定ニュースではなく、どの店舗が対象となるのかといった詳細は不明です。
アマゾンは休業したモールを丸ごと買収し、建て直してフルフィルメントセンターにするということはすでに何カ所かでやってます。
モールはおおよそ交通の要衝の地にあるので、物流拠点とするには好都合なんですね。
核店舗としてのデパートが抜けた後を小売以外の他の用途に使うということはけっこう普通に広がっていて、例えばベッドバス&ビヨンドがコールセンターとして借りたり、フィットネスジムやレストランになったりと、いろいろなテナントが後に入っています。
そしてマイクロ・フルフィルメント・センター(MFC)化するという取り組みもアマゾンが最初というわけでもなくて、それを専門に請け負うサードパーティがアメリカではすでに登場しています。
ただ、フィットネスやレストランならば集客できるけど、MFCだと集客できず他のテナントにとってはおもしろくないので、家賃交渉の対象になるようなリスクはあるでしょう。
これからモールからの小売の撤退が続くので、モールにとっても厳しい状況が続きそうです。
ユニークな社風で有名な靴のネット販売のザッポスが面白い実験を始めました。
片方だけ、または左右違うサイズ、の靴の購入を可能とします。
ザッポス・アダプティブと呼ぶ障害者向けプログラムの一つとしてスタート。
センターで片方ずつをパックし、オーダーに従って2パックを送り、気に入らない場合は片方別々に返品できるそうです。
対象ブランドはナイキやコンバースなど6つ。
こういうプログラムはザッポスならではなのではないかなと。
最近はメディアが飽きたのか表だってあまりニュースにならないのですが、相変わらず他とは違う面白い会社です
タイソンフーズのCEOノエル・ホワイトが経営職を辞して取締役会副会長となり、後任にディーン・バンクが昇格するという発表がありました。
Wikiを参照すると、タイソンは米食肉加工最大手、世界ではブラジルのJBS S.A.社に次ぐ規模、世界最大の食品多国籍企業、となります。
バンクの経歴はテクノロジー畑で、昨年12月にアルファベッドから移ってきた人です。
タイソンは工場でクラスターを起こして一時閉鎖を余儀なくされたりして、ロボットなどテクノロジーの導入が必須となっており、だからこの人に白羽の矢が立ったという説明がなされているのですが、もっとマクロな視点で言うならば、食品メーカーの経営者にもテクノロジーバックグラウンドの人がなる時代なのだということですね。
大手食品メーカーの経営者にグーグル出身者が抜擢される時代の到来です。
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