ラジオシャックが500店舗の閉鎖を計画しているとメディアが明らかにしました。
関係者からの情報でラジオシャック自身が公的に発表したわけではありません。
どの店舗がいつ閉鎖されるのかも現時点では不明。
ただ業績が良くないので、信憑性は非常に高いでしょう。
ちなみに500店舗というと凄い数ですが、全部で4,300店舗を展開している企業なので全体の1割強に過ぎず、リストラの一環としてはありえる数字ではないかと思います。
4,000を超えるネットワークという強力なインフラをを持っているのですが、個々の店舗のレゾンデートルがなくなってしまった、というのがラジオシャックの現状ですね。
小型の近隣の家電ストアというニーズは、大型店舗(ベストバイやウォルマート)とネット販売によって急速にしぼんでしまいました。
ちなみにスーパーボウルでオンエアしたコマーシャルの評価が良くて、その直後に店舗閉鎖か、のようなコメントが目立ちました。
スーパーボウルの視聴率は非常に高く、コマーシャルに対する注目度もマーケティング業界では非常に高いんです。
当然広告費もバカにならず、リストラ中にこれを製作したラジオシャックの意図は古くさいイメージを一気に回復しようというものなんでしょうね。
参考までにこれが高評価のコマーシャル。
80年代のキャラクターが店にやってきて商品をすべて持って行ってしまい、その後に店内ががらりと変わる。
昔のイメージからの脱皮をアピールしています。
ついでながらもう一つ。
NYのマンハッタンにオープンさせた次世代型の新プロトタイプを、工事の段階から撮影したプロモーションビデオです。
最近、新店オープン時にこういうビデオをYouTubeで公開する小売企業が増えてきました。
これもまた時代ですね。
日本の店舗開発系の方には参考になる内容かも知れません。
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