ウォルマート2018の最近のブログ記事

2018年10月13日
[ウォルマート] オンライングローサリー市場シェアで年内にアマゾン超えか

ネット上のグロサリー市場で現在のトップはアマゾンですが、年内にウォルマートが抜くだろうという予測を証券アナリストがレポートしました。

昨年の時点で市場規模は20億ドル、シェアはアマゾン12.5%、ウォルマート11.1%、クローガー6.4%、ブルーエプロン5.5%・・・という順位でしたが、年内にも超えて、2025年には17%に達するだろうと予測しています。

このオンライングローサリーの売上高にはネットで注文して店頭で受け取るストアピックアップも含まれていて、ウォルマートはこれは大々的に打ち出していることと、ピックアップ可能な店舗を2,000店舗以上に増やしていて、これがシェア拡大に寄与しているようです。

アマゾン恐るべし、という言葉を使う機会が最近多いのですが、ウォルマート恐るべし、でもありますね。
その昔、ウォルマートの強みについて幹部に聞いてみたことがあるのですが、「どんなカテゴリーでも1番になろうとすること」という項目がありました。

まさに、負けず嫌いの社風がアマゾン超えを実現する、といったところでしょう。

鈴木敏仁 (12:23)


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2018年10月 2日
[ウォルマート] プラスサイズ専門のネット通販企業、エロクィを買収

ウォルマートがネット通販のエロクィ(Eloquii)を買収すると発表しました。
買収額は公開していないようですが、1億ドルぐらいだろうと報じられています。

エロクィは英語で一般的に使われるところのプラスサイズ、要するに太った人に向けの商品を専門に扱っているネット通販企業です。

買収後はボノボスやムースジョーと同じ管轄下に置かれるそう。
つまりネット上の顧客市場拡大戦略の一環ということになります。

ウォルマートによるネット通販企業の買収はひと段落したのかなと思っていたのですが、継続中ということが分かりましたね。
戦略に合致すれば、いつでも買収するよということのようです。

鈴木敏仁 (11:11)


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2018年9月24日
[ウォルマート] 葉物のトレーサビリティにブロックチェーンを活用

ウォルマートが葉物のトレーサビリティのために、サプライヤーに対してブロックチェーンを使ったアプリケーションを利用するよう要請しました。

目的は汚染リスクの管理ですね。
大腸菌等の汚染による食中毒で最悪の場合は死者が出てしまうことがあるのが生鮮ですが、葉物はトレースしづらく汚染源の特定が難しい分野です。
ウォルマートは産地に遡って適用することを求めていて、今年末までにシステムを使うよう要請しています。

ちなみにアプリケーションのプロバイダーはIBM、数年前からグローバル規模で実験してきていたのですが、そろそろ本格的な展開モードに入ってきたようです。

これで食中毒による事故が減るといいですね。
そうなれば、業界標準となって普及していくことになるでしょう。

鈴木敏仁 (01:16)


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2018年9月 1日
[クローガー] インスタカートを利用した短時間宅配を拡大

クローガーがインスタカートを利用した短時間宅配可能な地域を拡大します。
新たに75商圏を10月末までに追加して、1,600店舗でインスタカートが利用できるようになるそう。

インスタカートを利用する小売企業はどんどん増えているのですが、クローガーという最大手が全面的に利用することになって、一人勝ち状況になってきた感じがしますね。

ちなみにサムズはインスタカートを使い始めてますが、ウォルマートは使っていません。
理由は、インスタカートは自社ショッパーが店頭で商品をピックアップするに対して、ウォルマートは自社の店員が商品をピックアップしてインスタカートのデリバリー担当に手渡す方式にしたく、双方歩み寄れなかったからとされています。

ウォルマートは商品ピックアップのプロセスも自分でコントロールしたいんでしょうね。
それとインスタカートは自社の利益を乗せてウェブ上に売価表示するのですが、これをウォルマートが嫌ったという話もあります。

鈴木敏仁 (07:18)


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2018年8月21日
[ウォルマート] Q2決算でEコマースが40%増を記録

先週ウォルマートが第2四半期の決算を発表したのですが、良い数値が出ていて、メディアがかなり持ち上げてました。
米国ウォルマートの既存店成長率は4.5%増、グローバルECが40%増(前期が33%増)、サムズの既存店成長率が5%増。
とくにECの伸び率がアマゾンを上回っている点が注目されて、同社のデジタルイニシアチブについてポジティブな記事がほとんどでした。

ウォルマートについて、日本のメディアで「苦戦している」とか「苦悩している」とか書いたり言ったりしている人がいるのですが、決算書を読んで言っているのかなと。

米国ウォルマートの既存店成長率は少しずつですが年々高くなりつつあるし、他の数値も悪くなくて、やっていることは間違っていない。
今回の決算はその延長にあって、決していま始まったことではありません。

ちなみに、いまウォルマートはトップラインを伸ばす時期にあって、そういう決算数値となってます。
この企業は、トップラインを戦略的に伸ばす時期、ボトムラインを戦略的に伸ばす時期、と中期戦略を昔から切り分けることをしてきているのですが、そのとおりに粛々と進めている感じですね。

数値はすべてを物語ります。
ネガティブに見ている人達はおそらく一部の乱れた店舗を見て、木を見て森を見た気になっているんでしょうが、それでいいんでしょうかね。

自戒を込めて。

鈴木敏仁 (01:43)


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2018年7月24日
[ターゲット] ニューヨークで同日宅配を開始

ターゲットがニューヨークで同日宅配を開始しました。
現在は限定商圏で、8月9日にブロンクス、ブルックリン、マンハッタンといったNY広域商圏をカバーするとのこと。
請け負うのは傘下のシップト。
おそらく店舗からシップトが運ぶのでしょう。

一方、ウォルマート傘下のジェットがこの秋までに、ニューヨークにフルフィルメントセンターをオープンさせて同日宅配をはじめると言ってます。
つまりセンターからの配送を想定している。

両社、違うアプローチでNYに短時間宅配で参入というわけです。

鈴木敏仁 (03:00)


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2018年7月 1日
[アマゾン] ネット調剤のピルパックを買収

日本でも報じられていることなのでご存知の方が多いことでしょうが、アマゾンがピルパックというネット調剤企業を10億ドルで買収します。

数ヶ月前にウォルマートが買収提案していると報じられていたので、アマゾンが競り勝ったことになります。

アマゾン調剤ビジネス参入は時間の問題とされ、いろいろな憶測が乱れ飛んでいたのですが、通販企業の買収というかたちを取ったのは、規制でがんじがらめの業界で、それをすでにクリアしている既存のビジネスを買収した方が手っ取り早いということでしょう。

またウォルマートが競り負けたのは、ウォルマートはすでに調剤では最大手クラスで、アマゾンにとっての価値と比較すると買収価値が低かったからなのでしょう。

ちなみにピルパックのビジネスモデルは、複数の調剤薬を服用している人のために、複数の薬を一回単位にまとめてパックするというものです。
一回につきたくさん服薬している人が飲み忘れてしまうのを防止するためですね。

もう一つ参考までに、アメリカには調剤のメールオーダーというサービスが昔から存在し、けっこう大きな市場でして、ピルパックはこのメールオーダーをネットに置き換えた新興企業ということなります。

アマゾンはこれで調剤データを獲得し始めることになります。
小さな第一歩に過ぎず、これからどういう切り口で拡大して行くのか、に注目です。

鈴木敏仁 (05:35)


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2018年6月 4日
[ウォルマート] ブラジル事業株式の過半を売却

ウォルマートがブラジル事業の株式80%を、投資企業のアドヴェント・インターナショナル社に売却すると発表しました。
ウォルマート・ブラジルの店舗数は438店舗、従業員数は55,000人、売上高は250億ブラジルレアル(約66億8,000万ドル)となっています。
金額は発表されていません。

ブラジルについては英アズダのディール時にすでに報道されていたので、既定路線といったところでしょう。
すべては海外ポートフォリオの組み替えで、端的にデジタルシフトを国単位の事業レベルでやっているという理解がいいと思います。

先般、PwCの矢矧さん、野村證券の青木さんとライブトークを収録しましたが、海外事業ポートフォリオをテーマを持って組み替えるという発想は凄いことだと青木さんがおっしゃってましたね。
ウォルマートという企業の底力を感じるニュースではないかなと思います。

鈴木敏仁 (12:26)


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2018年5月31日
[ウォルマート] 超富裕層対象のパーソナルショッピングサービスを開始

お客がSMSで欲しいものを送信すると、それを当日に届けてくれるというビジネスをウォルマートがはじめました。
名称はジェットブラック、メンバー制で月額50ドル(ただし初回だけで翌月からは上がるようですがいくらなのかは不明)、招待制、場所はマンハッタンのみ、取り扱い範囲は日用品からラグジュアリーまですべて、です。

欲しいものを一言だけ送信すると、会員情報をベースとしてAIが何を必要としているのかを判断し、これを判断基準としてコンシェルジェが商品を調達し、届ける、という仕組みだそう。
会員情報は、例えばシャンプーはこれ、といった好みをアンケート形式で収集するわけですが、家に行って聞き取り調査もするようです。

レント・ザ・ランウェイ共同創業者のジェニファー・フライスが会社をやめて、ウォルマートR&D部門のストアNo8と組んではじめた、という点がこのビジネスのキモでしょう。

資金はすべてウォルマートなのかそれともフライスもいくらか負担しているのか不明ですが、あのウォルマートがこういうことをバックアップするという点が面白いし、それを一度成功した起業家がやるという点がさらに面白い。

うまくいくのかどうかは不明ですが、こういうことを続けていると、ウォルマートのデジタル上のイメージがどんどんアップするでしょうし、なによりノウハウが蓄積しますよね。

この手の余裕を感じるのりしろのような取り組みは、とても重要だと思います。

鈴木敏仁 (02:16)


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2018年5月 4日
[ウォルマート] インドのフリップカートを150億ドルで買収

ウォルマートがインドのEコマース企業、フリップカートを買収することで両社が合意したと報じられました。
買収総額は150億ドル、フリップカート発行株式の75%を取得するとのこと。

単独買収ではなく、買収にアルファベットが参加するという情報もあります。
またソフトバンクが所有する20%の株式、200億ドル分を売却するとも報じられています。

インドでEC2位のアマゾンも競争入札していたらしいですが、規制当局の承認を得られないだろうということで、ウォルマートと合意したそうです。

ただしすべて関係者から漏れ出た情報で、両社ともにノーコメント、正式発表は10日以内で、その間にディールが変わる可能性もあります。

イギリスでアズダから手を引き、インドでフリップカートを買収する。
ポートフォリオの入れ替えですね。

鈴木敏仁 (08:06)


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