小売業界とソーシャルメディアの関連についての本格的な調査レポートが発表されました。
The 2012 Social and Mobile Commerce Study
一人の消費者がフォローしている小売企業の平均数は、ピンタレストが9.3、フェイスブックが6.9、ツイッターが8.5で、ピンタレストが最も多いそう。
なるほど、言われてみればそうなのかもしれません。
ピンタレストは商品(やアイディア)の画像がダイレクトに視覚に飛び込んでくるメディアです。
余計な文章や広告が少ない。
フェイスブックの画面は情報が氾濫していて悪く言うと雑然としているのですが、これはたぶん人と人の交流が主軸だからなのでしょう
ピンタレストは気に入った画像を共有することが主軸となっていまして、そのためかノイズが非常に少ない。
そういう環境で、小売企業が提供する画像が美しければ、使用者は喜んでその写真を自分のページに取り込みます。
つまり、ソーシャルメディアを使って小売企業が消費者にアプローチをかけるには、ピンタレスト的な環境が良いと言うことになる。
例えば私はGoogle+でローソンをフォローしていますが、商品画像が主体となってエントリーされているので分かりやすく、さらにGoogle+のユーザーインターフェースにもともとノイズが少ないため、インパクトのある記事となっています。
ピンタレストにページを作っている小売企業はまだ寡少でして、寡少な段階ですでにフェイスブックを上回っていると言うことは、これからさらに増えることが予想されますね。
ピンタレスト的なUIデザインは参考にすべきでしょう。
アメリカの小売業界ではターゲットが最近リニューアルして今風になっています。
日本の小売サイトは、楽天が典型的ですが古典的なデザインセンスでノイズが多すぎますよね。
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