アマゾンが第3四半期の決算を発表したのですが、業績が飛び抜けています。
売上高37%増、営業利益高93.8%増、最終利益高200%増、北米売上高39.3%増、自社EC(First-party sales)32.8%増、マーケットプレイス54.7%増、AWS29%増、などなど。
突出しているのが利益です。
荒利益率の高いAWSとマーケットプレイスの大幅な伸びが利益急増に貢献しているのだろうと思っています。
ロックダウンは若年層や低所得層を直撃し、その一方ビッグテックは大儲け、といったところですね。
日本NCRウェビナーで講演します。
もちろんライブ出演、便利な世の中になりました。
「顧客体験価値を向上させる店舗改革とは」
~米国小売業の最新事例、セルフサービスの活用を踏まえたこれからの小売業について~
日時 :2020年11月6 日(金) 10:00 - 12:00
詳細は上記リンクをクリックして下さい。
こちらもぜひご参加下さい!
実施日が近づいてきました。
現在予定しているトピックは以下の通りです。
・新型コロナの真実
・店舗拡大を続けるリドル
・ハッピーリターンとFedExの提携
・ブライトファームが1億ドルを調達
・ドラッグストア業界の現状
・クローガーのダークキッチン導入
・リーバイスが中古市場に参入
・アマゾン最新情報
・ウォルマート最新情報
お申し込みはお早めに。
たくさんのご参加をお待ち申し上げます!
【グローバル流通最新トレンド】 ウェブキャスト:ライブアップデート #3
ギャップが北米でバナナリパブリックも含めて2023年までに350店舗を閉鎖すると発表しました。
2020年中に225店舗を閉鎖する計画をすでに明らかにしているのですが、その修正計画のようですね。
あと3年程度で4桁を切って870店舗前後へ縮小することになります。
カンファレンスコールでCFOは、「その結果モールをベースとした露出が減ることになる。2023年までに80%の売上がネットかモール外ということになるだろう」、と言ってますね。
ということは撤退は主にモール内店舗ということになるようです。
つい最近店を見てきたのですが、相変わらず買いたいと思えるものがありません。
マーチャンダイジングを刷新しない限り縮小は続くのではないでしょうか。
ホールフーズが1時間でストアピックアップできるサービスをはじめました。
プライムユーザー限定、アマゾンのサイトかアプリで注文、ミニマムは35ドル、買い物が終わると1時間ピックアップの選択肢が出てきて、準備ができたら通知が届き、店に向かうときにチェックイン(家を出るという通知)する、という流れとなっています。
ホールフーズはストアピックアップへの取り組みが遅く、2018年に開始していたのですが4月の時点で150店舗に過ぎませんでした。
これを今回は487店舗に水平展開し、さらに1時間を可能としたということになります。
遅かった理由は不明、プライムナウに注力していてストアピックアップまで手が回らなかったのかもしれません。
セントルイスに本拠を置くスーパーマーケットのシュナックス(112店舗)が掃除ロボットの導入を発表しました。
導入するのはブレインコーポが開発するBrainOSを使って動く掃除ロボットで、ウォルマートがすでに使っているものと同じですね。
おおよそ半分の店舗で利用するとしています。
シュナックスは棚や床といった店内の環境を動きながらスキャンして管理するロボットのTallyを2017年に実感を開始、2018年に15店舗、そして先月に46店舗に拡大することを発表していて、店頭オートメーションに積極的な会社の一つです。
掃除ロボットはモールやオフィスなど導入する企業が少しずつ増えています。
ブレインコーポにはソフトバンクが出資しており、日本でも売り出されはじめていますね。
人を乗せて公道を走るというようなハードルもないですし、これから普及するだろうと思っています。
メイシーズがダークストア戦略に乗り出しました。
インストアピックアップ、カーブサイドピックアップ、返品、支払い、のためだけに営業し、お客は買い物できない。
2店舗でテストをはじめているようです。
名称はオムニサービスセンター。
ホールフーズがブルックリンにダークストアをオープンしていますね。
ロックダウンで営業できない店舗を暫定的にダークストア(またはダークキッチン)とする取り組みは業界横断的に広がりましたが、それを目的とした店舗を作る、または恒久的にダークストアへ転換する試みはまだ新しく、今後の成り行きに注目でしょう。
3回目のウェビナーのご案内です。
【グローバル流通最新トレンド】 ウェブキャスト:ライブアップデート #3
とりあえず6回は必ず実施することを目標として立てたので、いましばらく継続します。
たくさんのご参加をお待ち申し上げます!
アマゾンがここ数年7月に実施している販促プログラムのプライムデイですが、今年はネット通販の急増でキャパ一杯となってしまったので実施日を延期し、10/13と10/14に実施すると発表したのですが、これにウォルマートとターゲットが販促をぶつけてきました。
ウォルマートは10/11-15にかけて"Big Save"という名称で、ターゲットはアマゾンとまったく同じ10/13と14に"Target Deal Days"という名称で、販促キャンペーンを実施します。
クリスマス商戦はどんどん前倒しされて最近は10月からはじまるので、この三社のプロモーションは歳末商戦の口火を切る形で、ということになりますね。
とくに今年はコロナ問題もあって過去のような店頭で集客ができず、そのためネットでの販促に各社が注力することが予測されるので、三つ巴では済まず他にも参戦する企業がこれから増えるかもしれません。
ウォルマートが英アズダの売却を発表しました。
買収するのは投資会社と起業家で、総額は68億ポンド(88億ドル)。
ウォルマートは2018年にアズダ売却でセインズバリーと合意して、しかし当局による差し止め命令で破談になっています。
しかし水面下でずっと動いていたようですね。
100%売却するのではなくていくらか残し、取締役の席は確保し関係は維持するとしています。
ちなみにウォルマートがアズダを買収したのは1999年のことで、108億ドルでした。
ウォルマートの海外戦略はもともとはアメリカのビジネスモデルを海外へがスローガンだったのですが、転換して今は市場の成長率とECを主軸に据えて、投資企業的な戦略を取っています。
イギリスは撤収ですが、インドには多額の投資を続けていて、ではインドにウォルマート的なビジネスを持ち込もうとしているのかというと、そうではない。
市場の成長率を考えると、日本をどうするのかが次の焦点となるでしょう。
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