コンビニエンスストアの最近のブログ記事

2017年7月12日
カナダのアリマンタシォン・クシュタールがホリデーを買収

カナダ最大手のコンビニチェーン、アリマンタシォン・クシュタールがミネアポリスに本拠を置く中堅企業のホリデー買収で合意したと発表しました。
買収額は未発表。

ホリデーはアメリカの中西部から北西部にかけて店舗網を持っており、店舗数は10州に522、昨年度の売上高は26億ドルでした。
また石油の元売りもやっていて、こちらの売上高は20億ドル、合わせると46億ドルとなります。

業界誌によるランキングでは24位、トータル510店舗中、直営は367店舗、フランチャイジングが143店舗、売上高は33億9,300万ドル。
こちらの売上高の方が大きい理由はフランチャイジングも含めた流通総額だからでしょう。

セブンとクシュタールのつばぜり合いが続いています。

鈴木敏仁 (01:17)


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2016年8月22日
[アリマンタシォン・クシュタール] CSTブランズを44億ドルで買収

カナダのコンビニ大手クシュタールがテキサス州サンアントニオに本拠を置くCSTブランズを44億ドルで買収すると発表しました。
CSTブランズはサンベルト地帯を中心にして北はカナダまで店舗を展開している企業で、ヴァレロ・エネジーという石油企業がリテールをスピンオフして分離したガソリンスタンド併設型のコンビニチェーンです。
ガソリンも供給してます。
ホームページには店舗数は約3,000と書いてありますね。

クシュタールはカナダのモントリオール郊外に本拠を置く企業ですが、サークルKを所有していると言えば分かりやすいでしょうか。
2014年にパントリー社(店舗名はカンガルーエクスプレス、約1,500店舗)を17億ドルで買収するなど、クシュタールはアメリカでの存在感をここ数年どんどん高めてます。

セブンイレブンの拡大戦略とぶつかってます。
アメリカ(または北米)のコンビニ業界も上位集中化傾向が強まってきたということなのでしょうかね。

鈴木敏仁 (03:48)


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2014年12月22日
[アリマンタシオン・クシュタール] 米コンビニのパントリーを17億ドルで買収

カナダ最大手のコンビニエンスストア企業、アリマンタシオン・クシュタールがアメリカのパントリー社を17億ドルで買収すると発表しました。
パントリー社はカンガルー・エクスプレスという名称で約1,500店舗を展開する上場企業、一方のクシュタールは北米で6,300店舗、アメリカではサークルKを所有しています。

セブンがアメリカの中堅コンビニ、ケイシーズに買収提案したのは2010年のことでした。
ケイシーズはクシュタールから買収提案を受け、不調に終わり、その後にセブンが乗り出したのでした。
結果はこちらも不調に終わったのですが、アメリカのコンビニ業界が動き始めたなと感じたものです。

クシュタールはこれでアメリカでの店舗数が5,500近くとなり、たぶんシェルの5,000を抜いて、セブンに次いで2位となります。

このバイアウトが次なる買収へと連鎖するのかに注目です。

鈴木敏仁 (10:59)


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2011年9月16日
[アマゾン] セブンイレブンでの商品引き渡しの実験開始

アマゾンが商品を受け取るロケーションとしてセブンイレブンを選択できる実験を開始しました。アマゾンの本社があるシアトルでしばらく試してみて、結果をみて来年の夏には全米展開する予定だそう。

これはたぶん日本の影響なんでしょうね。
セブンイレブンはいまや日本が親会社ですし、アマゾンも日本で営業していますから。

アメリカではネット販売商品のコンビニ引き渡しというサービスが存在しません。
理由はよく分からないのですが、一つには日本のようにコンビニが密集して立地していないというのがあるんでしょうね。
業界メディアもわりと批判的というか、成功しないだろうという見方が多かった。


でもニーズはあるはずなんですよ。
家で配達を待ち受ける暇のない人は一杯いるはずですからね。


アメリカの場合、コンビニよりもスーパーマーケットやドラッグストアの方が良さそうです。コンビニ、スーパー、ドラッグと、3つが選択肢となればさらに使えそう。

アマゾン、取り組み相手を増やす必要がありそうですね。

鈴木敏仁 (01:17)


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2009年7月27日
[セブンイレブン] カリフォルニアで7年間に800店舗の出店プラン

セブン&アイ傘下の米セブンイレブンが先週の24日に、今後7年間で800店舗を増やすアグレッシブな新店戦略を発表しました。景気後退で商業家賃が下落しており、いま積極的に出店することは数百万ドルの節約につながるという論旨です。


米セブンイレブンは日本から人が来て、ずいぶん良くなりました。本体が大企業病に罹って機能不全に陥っている間に日本のジョイントベンチャーが優良子会社として親会社を凌駕し、立場が逆になってしまい、日本企業が立て直しにかかり、これが功を奏し始めているというのがストーリーです。

昔のままでまだ全く変わっていない店も多く全体からするとまだまだ感は否めないのですが、店舗によってはずいぶん良くなって、少しずつ回復してきているなと言うことは実感しています。


ただこの800店舗という出店戦略が吉と出るのか凶と出るのかは予測不可能です。

フレッシュ&イージー、トレーダージョーズ、ウォルグリーン、CVS、といったコンビニエンスをキーコンセプトとした小型フォーマットがてんこ盛りで、競合環境は甘くない。
アナリストたちの見方はおおよそネガティブです。

ただこういう場合、商売人のカンの方が正しい場合もある。

お手並み拝見、といったところです。

鈴木敏仁 (01:55)


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