スーパーマーケットの最近のブログ記事

2018年10月19日
ウォルマート、自動食品配送センターをまもなくオープン

オートメーション化した食品配送センターをまもなくオープンするとウォルマートがブログで発表しました。
Hi, Tech: Walmart Announces New High-Tech Grocery Distribution Center

パレットの上にボックスを積んでいく作業をテトリスのようなものだ、と表現しているところが面白いですね。

こちらが宣材。


食品配送センターのオートメーション化は珍しい話ではなくて、かなり前からはじまっていて、たぶんリージョナルレベルのスーパーマーケットなら1ヶ所ぐらいは必ず持っていると思います。

課題は投資額、それとフレキシビリティ。
ただアメリカは好景気故の人手不足で、募集しても集まりづらい、賃金も上昇傾向にあります。
たぶんこれから増えていくことになるでしょう。

鈴木敏仁 (12:26)


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2018年10月 6日
クローガーとウォルグリーンが提携

クローガーとウォルグリーンが提携しました。
1つめはクローガーのネット通販で買ったものをウォルグリーン店舗で受け取れるサービスで、クローガー本社周辺の13店舗で実験するそうです。
2つめはクローガーのPBをウォルグリーンで売る実験です。

ウォルグリーンが売っているカテゴリーはまるごとクローガーが売っていますから、両社は100%競合します。

クローガーにとってのメリットはもちろんネット通販商品の受け取り場所が増えることにあります。
ウォルグリーンにとってのメリットは来店客数が増えることでしょう。

双方を比べるとクローガーにメリットが大きいように思うのですが、どうでしょうね。
かなりおもしろい組み合わせで、実験結果に注目です。

鈴木敏仁 (10:19)


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2018年9月 1日
[クローガー] インスタカートを利用した短時間宅配を拡大

クローガーがインスタカートを利用した短時間宅配可能な地域を拡大します。
新たに75商圏を10月末までに追加して、1,600店舗でインスタカートが利用できるようになるそう。

インスタカートを利用する小売企業はどんどん増えているのですが、クローガーという最大手が全面的に利用することになって、一人勝ち状況になってきた感じがしますね。

ちなみにサムズはインスタカートを使い始めてますが、ウォルマートは使っていません。
理由は、インスタカートは自社ショッパーが店頭で商品をピックアップするに対して、ウォルマートは自社の店員が商品をピックアップしてインスタカートのデリバリー担当に手渡す方式にしたく、双方歩み寄れなかったからとされています。

ウォルマートは商品ピックアップのプロセスも自分でコントロールしたいんでしょうね。
それとインスタカートは自社の利益を乗せてウェブ上に売価表示するのですが、これをウォルマートが嫌ったという話もあります。

鈴木敏仁 (07:18)


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2018年7月18日
ミールキットのシェフドが破綻

ミールキッのシェフド(Chef'd)が破綻したと報じられました。
この結果残るのは、ブルーエプロン、ハローフレッシュ、ホームシェフの三社となります。

シェフドはサブスクリプション形式を取っていないこと、大手食品メーカーに協賛してもらっていること、の2つが特徴でした。
サブスクリプション形式を取らないと言うことは、需要が読みづらいということです。
そのため廃棄ロスが多かった。

特定メーカーとの提携がこれを補っていたわけですが、うまく回らなかったようですね。

ミールキットは急成長している市場で多くの企業が参入しましたが、そろそろふるい落としの段階に入っているようです。

鈴木敏仁 (11:48)


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2018年6月22日
[スーパーバリュ] インスタカートと契約、取引先3,000店舗で利用可能に

グローサリー卸大手のスーパーバリュがインスタカートと契約し、取引先3,000店舗での利用を可能とするという発表がありました。
インスタカートはオンデマンド型デリバリー業界の最大手、この1年ぐらいに急速に規模を伸ばしています。

インスタカートのビジネスモデルはマーケットプレイス型なので、取引先はインスタカートに商品データを提供する必要がありますね。
合意し、システムを導入すると、データが流れて、使えるようになる、といったところでしょうか。

アメリカのグローサリー大手のビジネスモデルは取引先スーパーマーケットの本社機能を提供します。
日本の卸モデルはは純粋にスーパーマーケットにとっての取引先なので、日米機能が異なる、ということがよく分かる事例かなと。

インスタカートの拡大が続いています。

鈴木敏仁 (04:37)


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2018年5月24日
[クローガー] 英オカドとの提携とホームシェフの買収

クローガーが立て続けに2つ、新たなEC関連の投資案件を発表しました。

1つめはイギリスのネットスーパー、オカドへの投資とフルフィルメント技術のアメリカへの導入です。
オカドはフルフィルメントのAIオートメーションで知られていて、プラットフォーム化して他社へ技術を販売もしている企業です。

クローガーは株式6%を取得し、アメリカでの独占使用権を得る。
すでにセンター2ヶ所の建設を予定し、3年間で20ヶ所を計画しているそう。

AIオートメーション化にはそれ相当の投資がかかります。
ROIついては見解が分かれていて、正解はないというのが現状でしょう。

2つめはミールキットを売るネット通販企業ホームシェフの買収です。
買収額は7億ドル、ただし最初に2億ドルを投資し、一定のゴールを満たしたら残りの5億ドルを支払って傘下に収めるという条件付きとなっています。

クローガーはすでに店頭でミールキットを売っています。
包装形状からみるにアウトパック、たぶん自社PCではなく他社から仕入れているとみています。
これをホームシェフに入れ替えるのでしょう。
もちろんネットでの販売も開始する。

これからシステムを開発するよりも買ってしまった方が早いという、ECの世界ではよくある戦略をクローガーも取りはじめたようです。

鈴木敏仁 (01:36)


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2018年4月 6日
[アルバートソンズ] プレイテッドによるミールキット商品の店頭販売を水平展開へ

アルバートソンズがミールキットのスタートアップ、プレイテッド(Plated)買収したのは昨年の9月のことでした。
その後、北カリフォルニアのセイフウェイ20店舗、シカゴのジューエルオスコー20店舗の、トータル40店舗で実験販売してきたのですが、今年の末までに全米の数百店舗へと拡大すると発表しました。

ウォルマートがミールキット取扱店舗の拡大を発表したり、ブルーエプロンが店頭販売への進出を発表したりと、ミールキット市場はここに来て一気に活性化し競合が激しくなってきています。

鈴木敏仁 (12:15)


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2018年2月26日
トップスマーケットが連邦破産法11条の適用を申請

NY州に本拠を置くトップスマーケットが連邦破産法11条の適用を申請して破綻しました。
トップスの年商は25億ドル、店舗数は170店舗、昨年度の赤字は8,000万ドルでした。

アホールド、投資企業、そしてMBOと、資本が移るに従って借入金が増えていって、この借金体質が破綻の直接的な要因なのですが、店頭のエクセキューションレベルがずっと低く、本質的な理由はマネジメント力にあると思っています。
店頭を見る限りこのままだとダメだろうなと思っていたので、やっぱり破綻か、が正直な感想です。
借入金を整理して再建、ということなのですが、経営層を入れ替えない限り完全復活は難しいでしょう。

ちなみにトップス破綻の理由としてメディアはアマゾンを挙げていませんでした。
なんでもアマゾンに帰する風潮が日米ともにあって少々食傷気味なのですが、今回は記述がなくて、まっとうな記事でした。

鈴木敏仁 (11:34)


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2018年2月20日
アルバートソンズがライトエイドを買収

アルバートソンズがライトエイドを買収すると発表しました。
買収総額は明らかになっていません。
統合後の年収は830億ドルだそうです。

ライトエイドはウォルグリーンに店舗を売却し、負債が軽くなっていました。
元々丸ごと売ろうとしていた会社ですから、売りやすくなって、サーベラスが手を上げたということですね。

どうやらサーベラスにとってはこれが出口につながるみたいです。
金融スキームはよくわかりませんが、上場しているライトエイドを買うことが、アルバートソンズの上場をしやすくすると言うことのようです。

買収の理由をアマゾンとする論調を見ますが、競合というよりも、取引上のバランスゲームでしょう。
ライトエイドは会社が分解されて、取引上のパワーが弱くなってしまい、でもドラッグストア同士がくっついて大きくなるという選択肢は上位寡占が行き着くところまで行ってしまったアメリカではもはや難しい。
とすると、調剤を持っていて、同じようにスケールを求めているスーパーマーケットと統合するという選択肢が出てくるというわけです。

サーベラスがライトエイドを買収すると言う話は、アナリストが可能性としてだいぶ前から指摘してきたことなので、驚くようなことではないんです。
そもそもアメリカでは、オスコーやセブオンのように、ドラッグストアがスーパーマーケットに買収されるというディールは昔からあって、珍しいことでもありません。

アマゾンが理由とあえて言うならば、アマゾンに買われてしまう前に...、はあったのかもしれません。

鈴木敏仁 (05:53)


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2018年1月17日
スーパーマーケットの評価ランキング

The best supermarkets in Americaという調査ランキングをMarket Force Information(コンサルティング企業)が発表しました。

こういうランキングはいろんな組織が出しているのと、スーパーマーケットは全米あちこちに分散しているので西海岸の人は東海岸の店を使ったことがないというような状況があって、どんなに母数を増やしても偏りがあると思うので、絶対的に正しいという受け止め方はしない方がいいと思っています。

ただ、おおまかな各社の評価のイメージ的なものをつかめるかと思い、参考までに共有しようとエントリーしました。
ちなみに母数は12,700人超となっています。

1、パブリックス
2、ウェッグマンズ
3、トレーダージョーズ
4、HEB
5、アルディ
6、ハリスティーター
7、ハイヴィー
8、コストコ
9、ウィンコ
10、ホールフーズ
・・・
(以下大手のみピックアップ)
12、クローガー
13、ターゲット
17、アルバートソンズ
21、セイフウェイ
22、ストップ&ショップ
23、ウォルマート

各社の評価はまあだいたいこんなものかなと思います。
リスト上、ウォルマートが最下位ですが、ランキング作るといつも低いですね。
セイフウェイやストップ&ショップも、売場を見ると、こんなものだろうと納得かなと。

特筆できるのはアルディの5位とウィンコの9位で、ホールフーズよりも高い。
日本に良くあるディスカウント型に対する偏見のようなものがアメリカには無いですから、品質と価格のバランスが良ければ効率重視の業態でも高級スーパーよりも評価が高くなるというわけです。

鈴木敏仁 (01:18)


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