お客がSMSで欲しいものを送信すると、それを当日に届けてくれるというビジネスをウォルマートがはじめました。
名称はジェットブラック、メンバー制で月額50ドル(ただし初回だけで翌月からは上がるようですがいくらなのかは不明)、招待制、場所はマンハッタンのみ、取り扱い範囲は日用品からラグジュアリーまですべて、です。
欲しいものを一言だけ送信すると、会員情報をベースとしてAIが何を必要としているのかを判断し、これを判断基準としてコンシェルジェが商品を調達し、届ける、という仕組みだそう。
会員情報は、例えばシャンプーはこれ、といった好みをアンケート形式で収集するわけですが、家に行って聞き取り調査もするようです。
レント・ザ・ランウェイ共同創業者のジェニファー・フライスが会社をやめて、ウォルマートR&D部門のストアNo8と組んではじめた、という点がこのビジネスのキモでしょう。
資金はすべてウォルマートなのかそれともフライスもいくらか負担しているのか不明ですが、あのウォルマートがこういうことをバックアップするという点が面白いし、それを一度成功した起業家がやるという点がさらに面白い。
うまくいくのかどうかは不明ですが、こういうことを続けていると、ウォルマートのデジタル上のイメージがどんどんアップするでしょうし、なによりノウハウが蓄積しますよね。
この手の余裕を感じるのりしろのような取り組みは、とても重要だと思います。
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