2016年8月24日
[サムズクラブ] スキャン&ゴーを秋までに全店展開

サムズクラブが秋までに654店舗でスキャン&ゴーを利用可能とするようです。
昨年の秋から240店舗で実験した結果の水平展開です。

ウォルマートのスキャン&ゴーについてはこちらをご参照ください。
アプリを利用してのセルフスキャンを実験

過去記事にあるように、ウォルマートはスーパセンター200店舗でこれを実験したのですが、使う人が少なくていったん中止にした経緯があります。
サムズで復活させるというわけですね。

ただし今回はバージョンアップさせて、セルフレジを飛ばしてスマホのみで決済まで済ませられるようです。
すでにスーパーセンターでアプリ決済は導入してますから、何か特別なことをしているわけではない。

アプリ決済を導入したときに、私はたぶんスキャン&ゴーを近いうちに復活させるとにらんだのですが、サムズからはじめるとは想定外ではあります。
スーパーセンターでも近い将来に開始するんじゃないでしょうか。

おそらくウォルマートはスキャン&ゴーとアプリ決済を組み合わせるという絵をかなり前から描いていて、だからiPhoneやAndroidといった機種に依存するNFC型の決済を採用せずに、お客としては少々手間がかかる自社アプリ決済の道をあえて選択したのだろうと私は考えています。

鈴木敏仁 (01:54)


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2016年8月23日
セミナーのご案内

東京でセミナーを開催します。
今回は懇意にしている矢矧晴彦さんと組んで、私はアメリカを、矢矧さんはヨーロッパを、と欧米の双方をカバーします。
テーマは、私は昨今の食品リテールのトレンドである"フレッシュ"、矢矧さんはフード・ウェイスト、です。

海外スーパーマーケット徹底解説セミナー2016

食品に焦点を当てていますが、大きなトレンドなので、非食品を取り扱う小売業界に働く方々に加えて、卸やメーカーといったサプライヤーの皆様にも参考になる内容です。
例えばいまアメリカではビューティケアカテゴリーのトレンドの一つがナチュラルで、食品と共通しています。

皆様のご参加をお待ち申し上げます。

鈴木敏仁 (12:50)


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2016年8月22日
[アリマンタシォン・クシュタール] CSTブランズを44億ドルで買収

カナダのコンビニ大手クシュタールがテキサス州サンアントニオに本拠を置くCSTブランズを44億ドルで買収すると発表しました。
CSTブランズはサンベルト地帯を中心にして北はカナダまで店舗を展開している企業で、ヴァレロ・エネジーという石油企業がリテールをスピンオフして分離したガソリンスタンド併設型のコンビニチェーンです。
ガソリンも供給してます。
ホームページには店舗数は約3,000と書いてありますね。

クシュタールはカナダのモントリオール郊外に本拠を置く企業ですが、サークルKを所有していると言えば分かりやすいでしょうか。
2014年にパントリー社(店舗名はカンガルーエクスプレス、約1,500店舗)を17億ドルで買収するなど、クシュタールはアメリカでの存在感をここ数年どんどん高めてます。

セブンイレブンの拡大戦略とぶつかってます。
アメリカ(または北米)のコンビニ業界も上位集中化傾向が強まってきたということなのでしょうかね。

鈴木敏仁 (03:48)


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2016年8月19日
[ウォルマート] 第2四半期の業績を発表、前期に引き続いて好調

ウォルマートが第2四半期の業績を発表したのですが、第1四半期に引き続き好調です。

連結売上高:0.5%増(為替の影響を除くと2.8%増)
連結営業利益高:1.6%増
USウォルマート既存店売上高:1.6%増(7四半期連続客数増)
ネイバーフッドマーケット既存店成長率:6.5%増
海外売上高:6.6%減(為替の影響を除くと2.2%増)
サムズクラブ売上高:1.3%減
グローバルEコマース売上高:11.8%増(為替の影響を除く)

こうみるとサムズが悪化してますが、あとは伸びてます。
サムズはガソリンデフレの影響をかなり受けているはずなのですが、資料に記載が無いです。

マクミロンとフォランが組んでのUSウォルマートのてこ入れですが、結果が出てきているようです。
店舗に関しては実にオーソドックスな基本の見直しと、今のトレンドをウォルマートなりに取り入れることと、これにECをきっちりと絡めていくという、そんな取り組みなのです。

マクミロンもフォランも現場に通って現場の声を一生懸命吸い上げているんですよね。

成果が出始めているということを知り、やはりやるべきことはそういうことなんだよね、ということを改めて感じているところです。

鈴木敏仁 (10:44)


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2016年8月17日
[ダラーゼネラル] 1万3,000店舗目をオープン

ダラーゼネラルが月曜日に1万3,000店舗目をオープンしました。
場所はアラバマ州のバーミンガム、アラバマ州内だけで675店舗目だそうです。
同社は今年度中に900店舗の新店オープンを予定しています。

セブンイレブンがグローバルで6万店舗目を超えたというニュースがありましたが、ダラーゼネラルとの違いは直営かフランチャイジングか、にあります。
双方は組織の運営論が異なるので一概に比較できません。
また傘下のファミリーダラーと合わせるとダラーツリーの店舗数も1万店舗を超えてしまうのですが、単独店舗だとするとやはりダラーゼネラルの方が多い。

ということで、直営で単独だという点でダラーゼネラルは最大店舗数を有するチェーンストアなのです。

鈴木敏仁 (10:03)


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2016年8月15日
[CVSヘルス] 自社決済システムのCVSペイをスタート

CVSヘルスが自社決済システムのCVSペイをスタートさせました。
今のところNYやペンシルベニアといった限定商圏だけですが、これから全米展開を開始するとしています。

仕組みはウォルマートと同じでクレジットカードやデビットカードの情報を登録することになるのですが、違いはアプリにバーコードを表示させてPOSレジでスキャンする点にあるようです。
ウォルマートはレジ側でQRコードを表示しアプリでスキャンするので逆ですね。
スタバと同じかと思います。

それと、ロイヤルティプログラムやファーマシーとも連動させてます。

CVSはアップルペイやアンドロイドペイを受け入れておらず、いつはじめるんだろうと思っていたのですが、自社決済を考えていたからだということが分かりました。
ちなみにウォルグリーンはアップルペイを導入した最初の企業の1つです。

自社決済のキモは店内でアプリを開いてもらうことに尽きると思ってます。

それとプリペイドカードですね。
残高が増えると余剰資金が生まれますから。

これから自社アプリを使った決済が増えてくるのかもしれません。

鈴木敏仁 (01:36)


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2016年8月12日
[メイシーズ] 100店舗の閉鎖を発表

デパートメントストアのメイシーズが来年中に100店舗を閉鎖する予定あることを明らかにしました。
第2四半期の決算が悪く、対策として大きな店舗閉鎖に踏み込んだことになります。
現在の店舗数は728なので、閉鎖するのは13.7%。

第2四半期は売上高3.9%減、最終利益高95.9%減、既存店成長率2.0%減。
さらに半期にすると、売上高5.7%減、最終利益高69.8%減、既存店成長率3.8%で減で、構造的な問題を抱えはじめていることが分かります。

衣料業界は業績悪化を天候のせいにすることが多く、メイシーズも例外ではないのですが、半年続くと外部環境に理由を帰することは難しい。
言い訳せずにスクラップの道を選択したというわけですね。

業績悪化の理由として挙げられているのがネットなのですが、そもそもデパートメントストア業態はながく業績が悪く、業態としてはもはや完全に劣化してしまっているので、新たに登場した競合に勝てるような体質を持っていないんです。

ちなみに100店舗の閉鎖で売上高は10億ドル減になるだろうとしているのですが、ということは単純計算で不採算店舗の平均年商は1,000万ドル。
あのフロアスペースの広さでこの売上高は低すぎます。
スクラップを放置してきたんじゃなかろうか、という気がしますね。

鈴木敏仁 (01:12)


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2016年8月10日
[スタインホフ] マットレスファームを38億ドルで買収

南アフリカのスタインホフ・インターナショナルがマットレスファームを買収すると発表しました。
買収総額は38億ドルの見込み。
株主及び当局の認可が必要なので最終決定ではありません。

スタインホフはアフリカのイケアとも呼ばれるホーム・ファニッシング企業で、もともとはドイツ創業ですが、調達地に近いと言うことで南アフリカに本拠を移してしまった企業ですね。
30カ国に店舗を展開しているグローバル企業です。

一方のマットレスファームは全米に3,500店舗(フランチャイジング店舗を含む)を展開しているマットレスの専門店チェーンです。
昨年の売上高は35億ドル。

このバイアウトのニュースを聞いて思うことは、ニトリもどこかを買収した方がいいんじゃないかということ。
おそらく赤字であろう数店舗を細々と営業し続ける意味があるのかどうか。

それとベッド・バス&ビヨンドにそろそろ頭打ち感が出てきているんですが、これからどうするんだろうと。
海外に出て行く選択肢はないのだろうか、などと考えてしまいます。

鈴木敏仁 (01:17)


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2016年8月 9日
セミナーのご案内

東京でセミナーを開催します。
今回は懇意にしているコンサルタントの矢矧晴彦さんと組んで、私はアメリカを、矢矧さんはヨーロッパを、と欧米の双方をカバーします。
テーマは、私は昨今の食品リテールのトレンドである"フレッシュ"、矢矧さんはフード・ウェイスト、です。

海外スーパーマーケット徹底解説セミナー2016

食品に焦点を当てていますが、大きなトレンドなので、非食品を取り扱う小売業界に働く方々に加えて、卸やメーカーといったサプライヤーの皆様にも参考になる内容です。
例えばいまアメリカではビューティケアカテゴリーのトレンドの一つがナチュラルで、食品と共通しています。

現在コンテンツを作成中ですが、面白いものになると実感中・・・来ないと損ですよ。

皆様のご参加をお待ち申し上げます!

鈴木敏仁 (10:53)


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2016年8月 8日
[ウォルマート] ジェット・コムの買収を発表

先週憶測記事をポストしましたが、正式に買収が発表されました。
買収総額は33億ドル、30億ドルがキャッシュで、3億ドルが株式というディールです。

創業がおよそ1年前なので、わずか1年間で33億ドルの価値を持つ企業となったわけです。

資料によるとジェット・コムの売上高は10億ドルなのですが、これは流通総額なので、実際のネットの売上高はたぶん半分以下でしょう。

創業者のマーク・ロリーはダイパー・コム等を立ち上げて大きくしその後アマゾンに売却して一儲けしている人です。
再び創業し、極めて短期間で企業価値を上げて、出口を見つけたわけで、たいした人だなと思います。

ジェット・コムについては昨年日経MJが一面で掲載し、私も執筆しているので、目にした方も少なくないことと思います。

さてこの買収、ポジティブとネガティブな見方があって見解は錯綜しているのですが、一つだけ言えることは、ウォルマートに今までとは異なる優秀な人材が入っていく可能性が高くなるだろうということです。

小売ってエンジニアには魅力が無いですからね。
ウォルマートは@ウォルマートラボという別会社を作って、わざわざサンノゼに本拠を置いて人材獲得に努めていますが、それでもやはり小売なのでアマゾンやグーグルに比べれば弱い。

資料によるとマーク・ロアはしばらく残るようですから、彼目当てに入ってくる人材も多いことでしょう。

これからどうシナジーを出していくのか、または出せなくて失敗するのか、これからが非常に楽しみなバイアウトです。

鈴木敏仁 (01:46)


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