2018年11月12日
女性にとってベストな職場環境100社

フォーチュン誌が「女性にとってベストな職場環境100社」(100 Best Workplaces for Women)を発表しました。
小売企業は以下の通り。

2位:ウェッグマンズ
16位:ビルダベア
29位:パブリックス
39位:バーリントンストアズ
54位:シーツ
74位:ナゲットマーケット

小売の現場は女性が多いですから、女性にとってベストな環境ということは、それだけ良い人材が集まりやすいことを意味しています。
常連ばかりなのですが、なぜこの6社が選出されているのか、研究する必要がありそうですね。

鈴木敏仁 (10:04)


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2018年11月 4日
ファイブビロウがNYマンハッタンに店舗をオープン

ファイブビロウがNYマンハッタンにはじめての店をオープン、初出店と言うことでメディアに注目されて記事になっているのですが、Amazon Proof、つまりアマゾンに負けない店舗という表現が使われています。
現在の店舗数は750店舗、年商は12億ドル。

元々のコンセプトはツィーン(Tween)と呼ばれる8~12歳ぐらいの年齢層をターゲットとし、食品も含めた雑貨をすべて5ドル以下で揃えるというものでしがが、今は小学校高学年から高校生ぐらいまでを広く狙っていてツィーンという言葉は使っていません。
ちなみにツィーンは、"teen" と "between"を掛け合わせたマーケティング用の造語です。

私がこの企業の面白さに気づいたのは2009年頃のことで、まだ上場していない100店舗ぐらいの時でした。
日経MJの連載にも記事を書いたことがあります。

真空マーケットなんです。
ブルーオーシャンという表現はあまり好きではないのですが、まあ、そういうことです。

こういう消費層を限定するコンセプトは、成功すると結果として対象が拡大することがあります。
ファイブビロウは大人も買い物をしているそうで、そういう典型例となっているように思います。

鈴木敏仁 (03:32)


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2018年10月29日
ウォルマート、デジタル実験店を来週オープン

サムズを使ってデジタル実験店を開発する計画があることを発表したのが6月のことでしたが、来週中にオープンさせるということでメディアに詳細を明らかにしました。

店舗名はサムズクラブナウ、面積は約900坪、レジなし、専用アプリを用意してお客にスキャンしてもらうスキャン&ゴー型です。
ただどうやらカメラとセンサーを多数配置しての、スキャンなしの実験も視野に入れているようなことが書いてあります。

アプリのエンジンにAIを使ったり、ビジュアルにARを使ったりと、店頭では見えない部分にも相当数の実験を盛り込むようです。

900坪だとネイバーフッドマーケットの方がはまるフォーマットですが、アイテム数が少なくオペレーションが容易なので、サムズでの実験を選んだのかもしれません。

鈴木敏仁 (06:15)


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2018年10月28日
ターゲット、年末商戦向けに宅配料無料のプロモーション

ターゲットが11月1日から12月22日の期間限定で、2日間配送の宅配料無料のプローモションを実施すると発表しました。

宅配料を無料とするには、ウォルマートは35ドル以上、アマゾンは会員はフリー、です。
おおよそアメリカは最低でも35ドルの買い物を求めるか、または会員になる必要があります。

ターゲット、たぶんこれやったら儲からないでしょう。
ターゲットのECに対する本腰度を感じます。

鈴木敏仁 (05:06)


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2018年10月20日
アマゾン、プライム会員数の伸びが鈍化か

アマゾンプライムの会員数の伸びが鈍化したかもしれません。
調査によると、アメリカのプライム会員数は9,700万人で、アマゾンを使っている全使用者の61%、昨年対比で8%の伸びで、調査を始めた2012年から最も低い伸び率でした。
(Consumer Intelligence Research Partners調査)

プライムデーによるプロモーションも効かなくなっていることが指摘されています。

新規会員数と、退会者数と、更新数と、3つがわからないと本当にところは分かりません。でもそういう数値が出てくるわけがないので、パネル調査を参考にして推測するしかありません。

会員費と、含まれている無料プログラムの、双方のバランスで消費者は価値を判断するわけですが、会員費の値上げでバランスが崩れているような気がしていて、この調査数値は私の感覚とシンクしているように思っています。

鈴木敏仁 (08:54)


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2018年10月19日
ウォルマート、自動食品配送センターをまもなくオープン

オートメーション化した食品配送センターをまもなくオープンするとウォルマートがブログで発表しました。
Hi, Tech: Walmart Announces New High-Tech Grocery Distribution Center

パレットの上にボックスを積んでいく作業をテトリスのようなものだ、と表現しているところが面白いですね。

こちらが宣材。


食品配送センターのオートメーション化は珍しい話ではなくて、かなり前からはじまっていて、たぶんリージョナルレベルのスーパーマーケットなら1ヶ所ぐらいは必ず持っていると思います。

課題は投資額、それとフレキシビリティ。
ただアメリカは好景気故の人手不足で、募集しても集まりづらい、賃金も上昇傾向にあります。
たぶんこれから増えていくことになるでしょう。

鈴木敏仁 (12:26)


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2018年10月18日
バーチャルリアリティ、メイシーズが使用店舗を拡大

メイシーズがVR技術を使った家具売り場を現状の70店舗から1月までに20増やして90店舗に拡大すると発表しました。
タブレット端末を使って3Dイメージでデザインし、VRゴーグルをつけてそれを体感する、という技術です。


これを最初に取り入れたのはロウズでした。
ひょっとしたらひそかに増やしているのかもしれませんが、すっかり聞かなくなってしまいました。
家の改装ではなく、自分の部屋にこれを置いたらこう見える、というようなホームファニシング用途でメイシーズが先を走り始めた、といったところでしょう。

ウォルマートは店員教育でVRゴーグルを使い始めました。
使用する小売企業は確実に増えていくんじゃないでしょうか

鈴木敏仁 (12:54)


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2018年10月16日
シアーズの破綻について

ご存知の通り、シアーズが連邦破産法11条の適用を申請して破綻しました。
5年ぐらい前から言われていたことなので、やっとか、といったところでしょう。
こちらの業界で驚いた人は皆無ではないかと思います。

実は先週後半の時点で想定していたのですが、日本のメディはまたアマゾンを原因にするんだろうな、と。
そして破綻後にその通りに書かれていて、苦笑いしてしまいました。

よく考えれば分かることです。
シアーズの飯の種は、アプライアンス、ハードウェア、オート用品、の三部門で、さらに詳しく言うならばそれぞれのプライベートブランドです。
その他の、例えば衣料が全然ダメなことは周知の事実。
その昔、ソフターサイド・オブ・シアーズなんてスローガンを掲げて強化したけど、まったくダメだったことを覚えている方はどのぐらいいるでしょうか。
シアーズの衣料はおまけみたいなものです。

ではアマゾンが、アプライアンス、ハードウェア、オート用品、をどのぐらい売っているのかというと、この三分野に関しては現時点ではまだまで、これからの領域とみられています。
とくにアプライアンスは実際に見て触って買うもので、ネットには不向きと言われています。
アマゾンはここ数年衣料売上高をどんどん伸ばしているようですが、シアーズから奪っているという話は聞かないし、そもそもシアーズにとって衣料はおまけです。

もしシアーズ破綻の原因を競合企業に求めるならば、それは確実に、ロウズとホームデポです。
それにベストバイも少し加えてもいい。

シアーズのアプライアンス市場におけるシェアは、最盛期には6割を超えていました。
それもほとんどがPBですから、儲かる。

そして、ロウズとホームデポが売り始めて、徐々にシェアを伸ばして、アプライアンス売上高でロウズがシアーズを抜いたのが2013年のことでした。
詳しいことは省きますが、シアーズオーナーのランパートがシアーズを捨てたと考えられるのが2015年なので、おおよそ時期は重なります。

競合という観点からは、ロウズとホームデポがシアーズの首を絞めたと考えるのが妥当なのです。
アマゾンではないでしょう。

でもそれは表面的な理由の1つに過ぎず、本質的にはやはり投資家のランパートにあります。
シアーズとKマートを本気で再建する気があったのか。
彼がやってきたことを知ると、そもそも小売をやろうとしていたとはとうてい思えない。

彼に真意を聞きたいところですが、どんな取材に対しても表面的なことしか答えないので、いったいどういうことなのか、これから出てくる資料を読み込みながら推量していくしかないようです。

鈴木敏仁 (01:02)


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2018年10月13日
[ウォルマート] オンライングローサリー市場シェアで年内にアマゾン超えか

ネット上のグロサリー市場で現在のトップはアマゾンですが、年内にウォルマートが抜くだろうという予測を証券アナリストがレポートしました。

昨年の時点で市場規模は20億ドル、シェアはアマゾン12.5%、ウォルマート11.1%、クローガー6.4%、ブルーエプロン5.5%・・・という順位でしたが、年内にも超えて、2025年には17%に達するだろうと予測しています。

このオンライングローサリーの売上高にはネットで注文して店頭で受け取るストアピックアップも含まれていて、ウォルマートはこれは大々的に打ち出していることと、ピックアップ可能な店舗を2,000店舗以上に増やしていて、これがシェア拡大に寄与しているようです。

アマゾン恐るべし、という言葉を使う機会が最近多いのですが、ウォルマート恐るべし、でもありますね。
その昔、ウォルマートの強みについて幹部に聞いてみたことがあるのですが、「どんなカテゴリーでも1番になろうとすること」という項目がありました。

まさに、負けず嫌いの社風がアマゾン超えを実現する、といったところでしょう。

鈴木敏仁 (12:23)


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2018年10月 8日
[ウォルグリーン] バーチボックスに投資、売り場展開を実験

ウォルグリーンがビューティサンプルのサブスクリプション、バーチボックスの専用売場を全米11店舗で実験するそうです。
投資して資本関係も持つようなので、実験結果によっては買収してしまう選択肢もあるかもしれません。

バーチボックスは成長の踊り場で悩んでいるようですね。
売却も含めた戦略的選択肢を検討している、というような情報を目にした記憶があります。

サブスクは供給量が確定しているので仕入れ予測が容易になる等のメリットが大きいけど、お客に飽きられやすいというハードルも大きい。
あたりまえですが簡単ではないです。

サブスク企業とリアル企業のマッチング的な話はこれから増えてくるような気がしています。

鈴木敏仁 (02:03)


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