テクノロジーの最近のブログ記事

2016年12月12日
アマゾンとローソンの実験
先週は日本での講演で一週間ほど出張し、ポストをサボっていました。
 
皆さんご存知の通り、先週アマゾンが無人店舗の開発を発表し耳目を集めましたね。
12/2のポストでアマゾンの噂について情報を整理したばかりなので、タイムリーでした。
 
その私のまとめポストの中で間違っていたのは目標店舗数で、2000店舗という数字をアマゾンは公的に否定しています。
 
ちょうど同じタイミングで、日本のパナソニックとローソンのセルフレジの実験が発表されました。

 
商品をお客がスキャンする手法で、アメリカのストップ&ショップがやっているシステムと同じようですね。
アメリカではローカルストアレベルでも動きがあることはすでにポストしたとおり。

 
日本の方はバギングも自動にしている点が違うようですが、お客が袋に詰めれば済むことなので、とりわけ注目すべきポイントではなさそう。
また来年にはRFIDに導入した実験を行うそうですが、タグのコストがかかるので、単価が安い食品分野での普及はもう少し時間がかかるかもしれない。
 
やはりアマゾンの画像認識技術を使った無人システムの方が、タグの必要が無いという点で革新性が高いように思います。
鈴木敏仁 (01:34)


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2016年10月21日
[メイシーズ] 全商品にRFIDタグの貼り付けを義務化

メイシーズが来年末をめどにして、全商品のRFIDタグ付与をサプライヤーに義務付けすることを計画しているようです。
ニュースソースはこちら。
Macy's to RFID-Tag 100 Percent of Items

年内から来年初頭には全体の60%以上がRFID化し、携帯端末によってサイクルカウントされる、とありますね。

すでにインディテックスがRFID化に取り組んでいて、昨年末の時点で1,542店舗、今年の末までには2,000店舗で稼働するそうです。
専門店業態ではすでに動きが始まっているのですが、デパートメントストア最大手のメイシーズがやるとなると、インパクトは大きそうですね。

デパートメントストアの全商品となると衣料だけではなく、ジュエリー、ホームファッション、化粧品、といったカテゴリーも含まれますので、他カテゴリーへの影響もある。

ようやくその時代が来たか、という感じです。
タグのコストが下がってROIが一定基準を超え始めたと言うことですね。

これから他のカテゴリーにも波及してゆくと思うのですが、どこに広がってゆくのか興味深いところです。

鈴木敏仁 (01:03)


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2016年7月11日
ウォルマートのジオフェンシング

ウォルマートは全店ジオフェンシングを完了しているそうです。
店頭でアプリを開くと自動でその店にいることになっているんですが、そういうことなんですね。

ジオフェンシングをご存じない方は、このあたりをご参照ください。
「ジオフェンシング」とは?今知っておきたい旬キーワードをやさしく解説!

他社決済を選択せず、自社アプリ決済を選んだのはこのあたりにも理由がありそうですねえ。
書くと長くなるので省略しますが、ジオフェンシング、自前アプリ決済、スキャン&ゴー、セービングキャッチャーはすべて、システム的にも戦略的にもつながっていますな。

ウォルマートはやっぱり他のリテーラーに先駆けてます。

鈴木敏仁 (10:33)


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2016年6月10日
モバイル決済のカレントCがサービス終了

カレントCとは複数の小売企業が組んで開発していた新しいモバイル決済ですが、今月末をもって開発を終了することが発表されました。
アプリのデータテストまで行っていたのですが、アプリは機能しなくなり、テストしていた小売企業も受け入れを中止するとのことです。

何度かここでも書きましたが、手数料が高いため、小売企業とクレジットカード企業が長く衝突していて、カレントCは自らが開発することでこの問題を解決しようとするものでした。

ところが例えばライトエイドやベストバイがアップルペイを受け入れ始めたり、ウォルマートに至ってはけっきょく自社決済システムを導入し、小売企業が組んで業界標準的な決済システムを作る意味が薄れてしまいました。

カレントCの開発が遅かったからという理由もあります。
予算が足りなかったのか、技術が足りなかったのか、各社の意向をまとめるリーダーに欠けていたのか、このあたりについては不明です。

汎用システムとしてはアップルペイとアンドロイドペイがメジャーとなってきていて、これにサムスンや各クレジットカード企業が導入しはじめているシステムが食い込めるかどうか、という状況にアメリカはなりつつあります。

鈴木敏仁 (01:10)


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2016年5月 2日
[ターゲット] 店頭在庫チェック用のロボットを実験中

 ターゲットがサンフランシスコの店舗で、店頭在庫をカウントするロボットを実験しているようです。
実験期間は一週間、ロボットの名称はTally、商品位置の間違い、売価ミス、在庫量、などをチェックするそうです。

日本でも実験する企業が出てきているみたいですよね。
かなり近い将来、実現化するような気がします。

鈴木敏仁 (01:08)


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2015年8月13日
[ライトエイド] 決済システムにモバイルペイメントを導入

ライトエイドが決済システムにモバイルペイメントを導入すると発表しました。
8月15日からまずアップルペイとGoogleウォレットの受け入れを開始し、稼働次第アンドロイドペイも導入するとしています。

ライトエイドは小売主導で決済システムの開発を進めているコンソーシアム(MCX)のメンバーで、メンバーは他のモバイルペイメントを導入してはならないという契約があるのですが、まもなく契約期限が切れるのでアップルペイ等の導入に踏み込んだということのようです。
今年末までに導入を決めているベストバイのように、MCXメンバーでアップルペイを受け入れる小売企業はこれから増えそうですね。

MCXにる決済システムはカレントCと呼ばれていますが、オハイオ州コロンバスの一部の店舗でまもなく実証実験を開始するだろうという段階で、本格的な開始は来年になるのではないかとみられています。

アメリカでの非接触型の決済システムは普及が非常に遅いのですが、少しずつだが確実に増えつつあるという現状です。

鈴木敏仁 (01:13)


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2015年8月 5日
[ターゲット] ビーコンの実験を開始

ターゲットがビーコンを使ったモバイルプロモーションの実験を開始しました。
50店舗にビーコンを仕込んで、アプリと連動させて効果をはかるとのこと。

お客はまずアプリで利用を許可しなければなりません。
ロケーションサービスや通知といったOS上の機能と、ターゲットランと呼ぶアプリの機能をオンにする必要がある。
その上で、売場やエンドにさしかかると、通知が出て、販促企画が表示されるという流れですね。

これを基本機能として、これから他にもいろいろ加えてテストするとしています。

また店員を売り場に呼ぶ機能も検討しているみたいですね。
ビーコンでお客の位置が特定できるので、ボタン一つ押せば近くの店員に通知が行くというサービスが可能となるのでしょう。

ターゲットはEコーマスで完全に遅れていたのですが、CEOが変わってから大転換して、積極的に取り組むようになってきました。
ビーコンはウォルマートに先駆けての実験ということになります。

鈴木敏仁 (02:47)


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2015年6月29日
ウォルマートによるデジタルマークの実証実験

ウォルマートがデジタルウォーターマーキング(電子透かし)によるスキャニングの実験をしているとローカル紙が報じています。商品のパッケージに目視できない認証コードを埋め込み、専用デバイスで読み込むことでスキャニングする技術ですね。

例えばシリアル程度の箱だと200近いデジタルマークを埋め込めるそうで、現状の一つのバーコードを箱の四方から探し出してスキャンするという手間が省けるんだそう。スキャニングの時間を50%近く節約できるとしています。

伝統的なバーコードに代わる可能性のある次世代型の技術としてはRFIDが有名ですが、こういう技術もあるんですね。

商品をトンネルの中をくぐらせて自動スキャンする技術をクローガーやマイヤーが実験してますが、どれがこれから普及するのか見極めないと投資が難しいわけで、悩ましいところではないかと思います。

鈴木敏仁 (04:18)


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2015年6月10日
アップルペイで店舗カード利用が可能に

アップルがWWDC 2015で決済システムのアップルペイに、リテーラーによるロイヤルティプログラムのカードを組み込むと発表しました。
この直後に参加発表したのがコールズとウェッグマンズで、この秋から利用可能になるとしています。

資料を読むに、店舗カードを登録しておくと、アップルペイで支払いするのと同時に店舗カードによる割引が適用されるようですね。
そうなるとお客としては店舗カードを見せて、支払ってという、2つの作業を1つに集約できてしまうので、とても便利ということになります。

アップルペイに参加する大手チェーンストがなかなか増えないのですが、ロイヤルティプログラムをからめるとメリットが大きくなります。
MCXによるカレントCがなかなか登場しない状況で、アップルペイが先に普及してしまうんでしょうかね。

ちなみにコールズはMCX参加企業で、他のモバイル決済を導入しないことがMCXの参加条件だったので、コールズがアップルペイ導入を決めたと言うことは、条件が緩んだか抜け道があるのか、なのだろうと思います。

鈴木敏仁 (11:03)


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2015年5月 4日
[ベストバイ]アップルペイを年末までに導入

アップルが投資家向けのカンファレンスで、新たな決済システムのアップルペイにベストバイが今年後半に参加することを明らかにしました。

ベストバイは小売企業コンソーシアムが独自に開発している決済システムのカレントCのメンバーです。コンソーシアムは参加メンバーに対して店舗での他の決済システムの導入を禁じているのですが、その契約が今年半ばに切れるそうで、つまり切れたらアップルペイを導入するということのようですね。

コンソーシアムはネットでの導入は禁じておらず、ベストバイとターゲットはすでにネット決済でアップルペイを使えるようにしています。

カレントCは今年半ばに公開されるようなのですが、普及するのかどうか。
結局アップルペイを各社導入してしまうような気がしています。

鈴木敏仁 (03:10)


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