昨年9月に開始して内外の大注目を浴びたウォルマートによるジェネリック処方薬の値下げですが、27日にフェーズⅡに入ることがリリースされました。
対象とする処方薬の数の増加と、ジェネリック新薬の値下げと、2つが骨子となってます。
このイニシアチブ、大手スーパーマーケットやターゲットなど追随する企業が後を絶ちませんでしたが、ドラッグストア企業は完全に無視しており、反応は両極端でした。
ウォルマートにとっては客数アップなどポジティブな結果が出ているようで、それがこのフェーズⅡにつながったわけです。
宣伝効果も抜群じゃないでしょうか。
ウォルマートもちゃんと計算してます。プレスリリースには、フェーズⅠの導入以来お客にとって $613,581,3698.70の節約につながったとか、これを州別に細かくブレークダウンしたりしています。この笑ってしまうほどの細かい数値を載せるのも、大向こうを意識したことだと思います。
環境イニシアチブと立て続けという点も、意図的なものを感じます。
こういうことは、ポンポンと続けて出したほうが注目を浴びやすいですから。
今回は各社がどう出るのか、楽しみなところです。
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