Eコマースの最近のブログ記事

2019年6月19日
クローガーが30分宅配を実験

クローガーが今春から30分宅配の実験をしているとメディアが報じました。
名称はクローガーラッシュ、場所は本社近隣の2店舗、店舗から3マイル圏内に住んでいる人たちが対象、温めて食べる総菜や青果などすぐに必要なカテゴリーに限定、宅配料は5.95ドル、配達するのは店員、だそう。

クローガーの短時間宅配はインスタカートが提供していて、今秋までに1,600店舗(総店舗数は2,764店舗)をカバーすると発表しています。
今回の実験はさらに短い時間での宅配が可能かどうかを試しているということになりますね。

この30分宅配、アマゾンのプライムナウはホールフーズを使えば可能かもしれません。
競合を意識してやるのか、それともスルーするのか、注目です。

鈴木敏仁 (02:55)


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2019年6月 5日
モディフェース、バーチャルメーキャップ機能をアマゾンに提供

ロレアル傘下のモディフェースがアマゾンのアプリ内でバーチャルメーキャップ機能を提供すると発表しました。
モディフェースはロレアルが昨年買収した企業ですね。
まずアメリカと日本で公開するそうなので、これを読んでいる皆さんも使えるようになることでしょう。

このバーチャルメークで先行しているのはセフォラで、すでにアプリ内で提供しているだけではなく、店頭端末でも試せるようになってます。
また競合するアルタはアプリ内でつい最近はじめました。

モディフェースの技術は業界内の評価が高く、ロレアルが買収したときはけっこう業界では話題となりました。
ロレアルはブランドを買収することは過去ありましたが、テクノロジー企業の買収はこれが初めてで、時代の変化の象徴として捉えられたものです。

バーチャルメークはAIの画像認識技術ですね。
ナイキの足のサイズを測るのも画像認識、店内を走り回るロボットも画像認識(自動運転技術は画像認識技術が土台)、顔認証も画像認識、アマゾンゴーも画像認識・・・と、AIによる画像を認識する技術はこれから小売業界が取り組むべきテクノロジーの中心にあるというのが私の考えです。

まあというか、小売業界だけではないんですけどね。

ちなみにグーグルレンズが公開されて、画像認識技術はすでに我々の手元に存在し、高度な技術の一片を日常で利用できる時代となっています。

鈴木敏仁 (10:05)


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2019年5月29日
インスタカート、ストアピックアップを30州以上で可能に

オンデマンド型短時間宅配のプロバイダー、インスタカートがストアピックアップの代行もはじめたのが6ヶ月前でしたが、現在すでに30州以上、小売企業25社へ拡大していることを明らかにしました。
11月から全米展開を開始するとしています。

インスタカートをストアピックアップのプロバイダーとして利用している企業としてあげられているのは、アルバートソンズ、パブリックス、フードライオン、スプラウツ、ゲルソンズ、シュナック、トップス等々、これからはじめるのがウェッグマンズ等々。

インスタカートは買物代行で、代行するショッパーが店頭で買い物をするわけですから、これの保管場所があれば、ストアピックアップに対応できるわけです。

商品をお客へ届けるよりも、お客に店に来てもらうストアピックアップの方が、来店してもらうという意味で重要です。
両方を選択肢として用意した上で、後者を強化するのが、小売企業のEC戦略として正しい、が私の持論。

ここで、ウォルマートやターゲットのように自社でやる、またはインスタカートのような会社に委託する、という選択肢がアメリカ小売企業にはあり、日本には委託するという選択肢が限られている、が現状ということになるわけです。

日本のライフがアマゾンのプライムナウを使って宅配を開始するというニュースを聞きましたが、インスタカートのような企業がいればアマゾン経済圏に取り込まれる必要は無いのです。

鈴木敏仁 (10:17)


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2019年5月22日
フォードが打ち出したラスト50フィートの解決策

フォードが二足歩行宅配ロボットの実験を始めると発表しました。
どういうことなのか、まずはビデオを見てください。



自動運転車が宅配場所まで行き、ロボットがボックスを家まで運ぶ。

この二足歩行ロボットが解決するのは段差や障害物ですね。
アマゾンやFedExが実験を始めている小型ロボットは車輪で動くため、階段や障害物があるとそこから先に行けないというハードルがありまます。
なので一定の場所までお客が出て行かなければならない。

これがラスト50フィートの課題。
このハードルをこの二足歩行宅配ロボットが解決するというわけです。

フォードは2021年の実用化を目指すと言っています。
まだ先の話だろうと思っていた二足歩行のロボットが、もうここまで来ているのかと知って驚いたのでした。

鈴木敏仁 (10:42)


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2019年5月16日
リドルがボックストと組んでオンデマンド型宅配を実験

リドルがネット販売のボックストと組んでオンデマンド型宅配を実験を来月から開始します。
6ヶ月の期限つきです。

どういうスキームなのか公表されていないようなのですが、ボックストがシステムと短時間宅配を提供するということを書いているメディアがあります。
リドルのウェブサイトで完結するのか、それともボックストのサイトの中にリドルのページが組み込まれるのか。
企業規模からするとおそらく前者だろうと思うのですが、具体的に始まってみないとわかりません。

ボックストはコストコタイプのバルク販売で、アソートを絞りきるマーチャンダイジングですから、同じくアソートを絞る業態のリドルと相性が良いと言うことになります。

さてそうすると、この組み合わせの成否如何によっては、ボックストはイオンと資本関係がありますから、イオン傘下のビッグエーでボックストのEC技術が使えるのでは、ということを夢想したり。
日本は基幹システムがレガシー化しているので簡単にはいきません、がオチかもしれませんが。

鈴木敏仁 (03:24)


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2019年5月 6日
倉庫業界の先月の新規雇用者数は5,400

米国労働省が4月の雇用統計を発表しました。
倉庫業界が先月一ヶ月間で増やした新規雇用者数は5,400で、4月連続の増加、過去12ヶ月では70,000増えたそうです。
増えている最大の理由はEC、フルフィルメントセンターの増加にあるようです。
とくに大都市周辺で急速に増えていて人手不足が起きている模様。

アマゾンが8億ドルを投じて無料宅配を2日から1日へと短縮しますが、これが競合に影響を与えて宅配サプライチェーンの再"最適化"が必要となり、倉庫業界の成長に拍車をかけるだろうという話も出ています。

ちなみにトラックなどの輸送業界の方もここ数年雇用を増やしづけてきたのですが、どうやら一息ついた感があるようですね。

鈴木敏仁 (01:22)


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2019年5月 3日
H&Mがカタログから撤退

H&Mが先月末をもってカタログの配布をやめました。
資料によるとメールオーダー企業を1980年に買収して、それからカタログを配布してきたそうです。
理由は、環境負荷軽減と、カタログショッピングは今の時代の買い物に沿っていないから、と説明しています。

カタログをやめてしまった企業としては、ビクトリアズシークレットやイケアが有名です。
一方、デジタルネイティブなのにカタログ配布を始めたのがアマゾン。
ウォルマート傘下のジェット・コムは紙クーポンを発行しています。

カタログをどうするかはなかなか難しい課題で答えは一つではありません。
リアルな販促媒体は過去5年間に増えているという調査結果もあり、どちらかというとリアルの方が増えていたりします。

理由はいくつかあるのですが、ここでは1つだけ。
代わりにEメール広告を使うということになるわけですが、増えすぎてしまっていて消費者が見なくなってしまっているということが指摘されています。
オーバーフローですね。
例えば私の場合、特定ブランドに興味を持つとニュースレターに登録することが多いのですが、しばらくすると飽きて登録を解除してしまいます。
オーバーフローの中で飽きられずに見てもらうというのは、簡単なことではありません。

ということで、H&Mがやめたので、紙の媒体は古いんだ、と理解してしまうのは間違いで、どうするかは各企業の戦略的判断しだいということになるのです。

鈴木敏仁 (12:46)


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2019年4月11日
加メトロがウーバーイーツを使って総菜宅配を開始

カナダのスーパーマーケットチェーン、メトロがウーバーイーツと契約して総菜の宅配を本格的に開始しました。
3店舗での実験を経て23店舗へ拡大するとのこと。

私の知る限りアメリカではウーバーイーツが運んでいるのはレストランの料理だけです。
ひょっとするとカナダで成功事例を積んでからアメリカで始める意図なのかもしれません。

日本でもウーバーイーツはもう定着しつつありますが、スーパーマーケットの総菜も選択肢に入るということがこの事例で分かるわけです。
ついでにグローサリーも運ぶ・・・というのは自転車なので難しいかな。

鈴木敏仁 (12:38)


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2019年1月10日
グーグルアシスタント搭載デバイスが10億超へ

ラスベガスで開催中の展示会CESでグーグルが、グーグルアシスタントを搭載しているデバイスが1月末までに10億を超えるだろう発表しました。
アレクサを搭載しているデバイスが1億デバイスを超えたとアマゾンが明らかにしたばかりなので、グーグルはその10倍に達していると言うことが分かったわけです。

アンドロイドのスマホにインストールされていたり、一般メーカー製のデバイスでも使われているので、10倍という数字は当然と言えば当然なのですが、でも10億はやはりすごいですね。
ボイスコンピューティングでアマゾンが覇権を握るのか、なんて感じだったのですが、やっぱりグーグルがやってきました。

ただ常時使っている人はまだまだですし、買い物で使っている人はさらに相当少ないということが調査で分かっています。
この二社がドミナンスすると決まったわけでもない。
これからの分野なわけですが、とりあえずグーグルとアマゾンが頭一つ抜けたということがはっきりした、といったところかなと思います。

鈴木敏仁 (05:19)


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2019年1月 4日
ドアダッシュ、自動運転車による宅配実験を開始

オンデマンド宅配大手のドアダッシュがゼネラルモーターズと提携し、自動運転車を使っての宅配の実験を開始します。

場所はサンフランシスコ、時期は今年初頭。
一店舗からスタート、お客も最初は限定し、結果をみながら拡大するとしています。
ドアダッシュは外食中心なのでおそらくレストランだと思いますが、店舗名は発表されていません。

今のところ自動運転車には2つあって、1つめは人が乗ってるけれど運転していない車で、ピザのドミノスは2017年から実験してますね。
ドアダッシュもこちらでの実験です。

一方2つめが人が乗らない専用車で、クローガーが実験しています。
またペプシコが大学構内で専用車を使ってスナック宅配の実験を始めると発表しています。

自動運転車の普及は宅配から始まるような気がしますね。

鈴木敏仁 (02:25)


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ペプシネックス



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