2016年6月29日
[ウォルマート] 4年連続で売上高ランク1位に

ウォルマートが4年連続で売上高全米1位となりました。
以下フォーチュン500社のリストから上位10社を抜き出します。

1:ウォルマート  $482,130
2:エクソンモービル  $246,204
3:アップル  $233,715
4:バークシャー・ハサウェイ  $210,821
5:マッケソン  $181,241
6:ユナイテッド・ヘルス・グループ  $157,107
7:CVSヘルス  $153,290
8:ゼネラル・モーターズ  $152,356
9:フォード・モーター  $149,558
10:AT&T  $146,801

エクソンモービルの減収が続いていて、ウォルマートとの差は開く一方。
大きなM&Aがない限り、ウォルマートの1位はしばらく続くことでしょう。

個人的に目を引いたのがアップルです。
エクソンとの差が縮まって、2位になる日が近そう。
また最終利益高が圧倒的な差を付けて1位でして、よく売ってるし、よく儲けてます。
アメリカを代表する企業はアップルだ、と言っても過言ではないような気がしますね。

鈴木敏仁 (01:58)


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2016年6月27日
バーンズ&ノーブルがレストランを実験

バーンズ&ノーブルがレストランの実験を開始することを明らかにしました。
開始時期は2017年度中で、4店舗を予定しているそうです。

同社のフォーマットはもともとカフェを併設していますが、このカフェを拡大して飲食できるようにするわけですね。
メニューは朝食から夕食までの全日で、お酒も提供するようです。

衣料のアーバン・アウトフィッターズがレストラン併設型を増やしていますし、スーパーマーケット業界にも同じ流れがあります。

ミレニアルズの嗜好、Eコマースとの差別化、 内食から外食へのシフト、などなどいろいろ理由と目的が考えられます。

酒を飲みながら書店をぶらぶらできるなんて、けっこう楽しそうですよね。

鈴木敏仁 (03:13)


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2016年6月24日
[アマゾン] 家電市場のシェアでウォルマートを抜いて2位へ

家電市場でアマゾンがウォルマートを抜いて、ベストバイに次いで単独2位となったと報じられました。
資料によるとアマゾンは2010年のシェア6.3%から昨年の17%へと急伸し、一方のベストバイは25.6%が22.7%へと落としたそうです。
ウォルマートのシェアについての記載はありません。

また昨年の家電市場の成長の90%はアマゾンが貢献しているとも記されています。

カテゴリー別にみると、とうとうウォルマートがアマゾンに負ける時代に入ってきたということですね。

ウォルマートは全カテゴリーで1位を目指すことを社是としている企業です。
もちろん各カテゴリーには専門企業がいて難しいことではあるんですが、この意気込みがこの企業の成長エンジンだった。

ところが、トップを目指していたのに、後ろからやってきた企業に逆に抜かれてしまった。

サム・ウォルトンが存命だったら、今頃檄が飛んでいることでしょう。

今はどうでしょうね。
スルーしちゃうのか、それともマクミロンは熱くなって抜き返しを宣言しているのか。

おとなしくなってしまっているんじゃないか、と危惧するのは私だけでしょうか。

鈴木敏仁 (01:10)


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2016年6月22日
店員からも見放されたシアーズ

記事の直接引用はFacebook向きなのですが、おもしろい内容なので今日はこちらで。
ビジネスインサイダーの記事です。
Sears workers reveal mistakes that are killing the company

なぜダメなのかと言う具体的な例を店員に聞き取りしてます。

なかなか手厳しい・・・

Some employees are now predicting that the rest of the company's physical stores will close within the next two years.
店員の一部はこれから2年以内にリアル店舗は消滅すると予測している。

Lampert has taken this company and, with pompous arrogance, has destroyed it," she said. "Customer care is vital to a retail business. Lampert just couldn't understand that.
ランパートはこの企業を堂々たる傲慢さをもって自分のものとし破壊しています。お客のケアは小売業では不可欠です。ランパートは単純にそれを理解していません。

ランパートはシアーズもKマートも不動産価値を下回る価格で買っているので、店舗を売ってしまえば損をしません。
なんとかしなければという危機感のようなものを感じないのは、そのせいなのかもしれませんね。

鈴木敏仁 (02:02)


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2016年6月20日
[ウォルマート] 中国のEコマース傘下企業、1号店を京東商城に売却

ウォルマートが中国の子会社、1号店を京東商城(JD.com)に売却すると発表しました。
1号店は中国のネット販売企業で、ウォルマートとの関係は2011年の出資からスタート、翌2012年に出資比率を51%とし、昨年の7月に完全子会社化したばかりです。

今のところ分かっているディールの内容は、ウォルマートは京東商城の株式の約5%を受け取り、京東商城は1号店のオペレーションを引き継ぐ、となっています。
すべて株式のディールで、時価にすると15億ドルの取引に相当するようです。

昨年子会社化したばかりなので、サプライズなディールとなりました。
1号店はアリババや京東商城に負けていて、子会社化して強化を図ったが浮上させる策が見つからなかった、というわけです。

ウォルマートによる1号店への投資は2011年ですね。
たぶん5年を期限としてなんらかのKPIを決めていて、そこに達しなかったので売却を選んだ、ということかもしれません。
サプライズではありますが、ズルズルといかない点がアメリカの大手企業らしいのではないでしょうか。

鈴木敏仁 (12:33)


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2016年6月17日
[ウォルマート] ウォルマートペイを4州に拡大

ウォルマートペイがまもなく、ジョージア、アラバマ、ルイジアナ、ミシシッピーの全店で使えるようになるようです。
もともと"一部の店舗で"開始としか発表がなかったので、たぶん本社周辺の店舗でのみソフトスタートしていたと思うのですが、これで本格的な展開がはじまることになります。
また今年の半ばまでには全店で、と言っていたのですが、全店展開は夏の終わりまでにと修正されています。

ウォルマートペイは登録したクレジットカードかプリペイドカードを、自社アプリを使って決済するシステムです。
レジでQRコードが表示され、アプリでスキャンして、清算する。
自社アプリなので、iOSやAndroidといった機種を選ばない点が強みです。

アプリでバーコードを表示してPOSで清算するのがスタバ方式で、レジ側がコードを表示するウォルマートペイ方式は逆です。
どちらにどういうアドバンテージがあるのかは今のところ不明で、ウォルマートがどうしてこういう方式を採用したのかも当然のことながら不明です。

さてこのウォルマートペイ、プリペイドが使える点が面白いなと思ってます。
何が面白いのかは、連載かメルマガにでも書くつもりです。

鈴木敏仁 (12:41)


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2016年6月15日
Eコマースの急成長はそろそろ終わりか

Eコマースがそろそろ成熟段階に入って急成長がスローダウンするのではないかという調査結果が出ました。
ソースはボストンコンサルティング、出所はこちら。
Americans' Move to Online Shopping Is Plateauing

調査した3,300人の78~92%がこれから3年間にネットでの支出を増やす予定はないと回答したそうです。
対象カテゴリーは41で、78~92とバラツキがあるのはカテゴリーごとに調べているからですね。

また25%強の人が、これからネットでの支出を減らすと答えたそうです。
つまり、増やすと答えた人の2倍近くの人が減らすと答えたわけです。

それだけ浸透し、すでにみんなもう買っていて、新たなカテゴリーがこれから登場してどんと増えるというようなことはない、ということですね。
あえて言えば食品ですが、これから3年間の間に急速に増えるとは考えづらいのと、3年後にしても増やすと答えることのできるカテゴリーでは無さそうです。

この調査結果を見て、自分もたぶん増やすことはあまりないだろうなと、改めて気づいて腑に落ちたのでした。

鈴木敏仁 (12:48)


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2016年6月14日
[ウォルマート] カナダでVISAカードの取り扱いを中止へ

ウォルマートがカナダの店舗でVISAカードの取り扱いを中止すると発表しました。
カナダのVISAカードは、発行枚数5,060万枚、取扱高2,326億ドルで、ナンバーワンだそうです。

条件で折り合わなかったのが理由としているのですが、たぶん手数料ではないかと思います。

これは3月のエントリーですね。
[ウォルマート] 決済手数料が不当に高いとしてVISAカードを提訴

ウォルマートはVISAと長く戦ってまして、アメリカでのバトルがカナダに飛び火したとみるのが妥当なのでしょう。
取り扱いをやめるとどうなるかを比較的売上高が低いカナダで実験してみる、といった理由も考えられます。

決着は簡単には着きそうになく、ウォルマートの決済ネタはしばらく続くでしょう。

鈴木敏仁 (01:09)


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2016年6月10日
モバイル決済のカレントCがサービス終了

カレントCとは複数の小売企業が組んで開発していた新しいモバイル決済ですが、今月末をもって開発を終了することが発表されました。
アプリのデータテストまで行っていたのですが、アプリは機能しなくなり、テストしていた小売企業も受け入れを中止するとのことです。

何度かここでも書きましたが、手数料が高いため、小売企業とクレジットカード企業が長く衝突していて、カレントCは自らが開発することでこの問題を解決しようとするものでした。

ところが例えばライトエイドやベストバイがアップルペイを受け入れ始めたり、ウォルマートに至ってはけっきょく自社決済システムを導入し、小売企業が組んで業界標準的な決済システムを作る意味が薄れてしまいました。

カレントCの開発が遅かったからという理由もあります。
予算が足りなかったのか、技術が足りなかったのか、各社の意向をまとめるリーダーに欠けていたのか、このあたりについては不明です。

汎用システムとしてはアップルペイとアンドロイドペイがメジャーとなってきていて、これにサムスンや各クレジットカード企業が導入しはじめているシステムが食い込めるかどうか、という状況にアメリカはなりつつあります。

鈴木敏仁 (01:10)


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2016年6月 8日
[アマゾン] インドに30億ドルを追加投資

アマゾンがインドに30億ドルを追加で投資することを発表しました。
2014年に20億ドルを投じるプランを発表しているので、これで総額は50億ドルとなります。

目的はもちろんインドという消費市場に大きなポテンシャルがあるからなのですが、どうやらそれだけではなくて、グローバルハブとする意図もあるようですね。
中国やインドと欧米先進国を結ぶ連結部分としてインドを考えている。
とくにマーケットプレイスのFBA(フルフィルメント・バイ・アマゾン)用にインドを使いたいようです。

中国、東南アジア、インド等で生産された商品をインドのセンターに集約する。
マーケットプレイス出品者の調達物流ネットワークの効率化に寄与することが狙いということになるのでしょう。

アマゾンのロジスティックスは取引先まで包含しはじめているのです。

鈴木敏仁 (01:00)


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2016年6月 6日
[ウォルマート] "We get to reimagine retail again"

ウォルマートが株主総会を先週開催しました。

例年通り、芸能人を呼んでのパフォーマンスなど、いつものお祭り型の総会だったようです。
ご存知のことと思いますが、そもそもは田舎まで来てくれた都会の金融関係者をもてなすためにサム・ウォルトンの発案ではじまったもので、それが伝統となってしまったのが同社の独特な総会です。

さて今回は、CEOのダグ・マクミロンがこんなことを言ったようです。

"We get to reimagine retail again, and that's what we are going to do...... There is momentum in this business. It's real. We can feel it."

「小売ビジネスをもう一度新たにイメージする必要がある、そこに我々は向かっているのだ。このビジネスには勢いがついている。ほんとうに。感じることができる」

reimagineを、新たにイメージする、と訳しました。日本語にするのがちょっと難しいのですが、要するにデジタル化のことを言っているのだと思います。

「ウォルマートがデジタル化で新しくなる、それをイメージしよう、そして自分たちはそこに向かっているんだ。停滞はしていない、勢いがついている、それを感じることができるじゃないか」

ということですね。

ただ実際には、ウォルマートのEコマースの成長は鈍化してます。

ウォルマートがモメンタムに乗れるのかどうか。
まだまだ先は長そうです。

鈴木敏仁 (02:49)


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2016年6月 3日
[アマゾン] プライムの更新率

アマゾンプライムの更新率を調査会社(Consumer Intelligence Research Partners)がリリースしました。

・30日間のお試し期間後に年間契約へ切り替える比率は73%
・2年目に更新する比率は91%
・3年目に更新する比率は96%

あくまでも調査結果で推定値に過ぎないのですが、アマゾンプライムへのコンバージョン、およびリニューアルのレートは非常に高いようです。
数値が年々上昇している点もすばらしい。
年会費99ドルとお安くはないのですが、十分な価値があると見なされているというわけです。
アマゾンの強さの垣間見ることができる数値ではないでしょうか。

鈴木敏仁 (01:17)


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2016年6月 1日
[アルタビューティ] 第1四半期の業績は二桁の増収増益

アルタが第1四半期の業績を発表したのですが、相変わらずの絶好です。

売上高は10億7,400万ドルで前年比23.7%増、最終利益高は9,200万ドルで前年比37.5%増、既存店成長率は15.2%増。
またネット販売の売上高は6,100万ドルで前年比38.6%増でした。

勢いが止まりません。
二桁の増収増益は中小の成長企業ならよくあることですが、すでに886店舗ですから、特筆できます。

アルタはセフォラとショッパーズ・ドラッグ・マートと並んで、ビューティの売り方でイノベーションをもたらした企業の1つです。
イノベーションを起こした企業はやはり強いですね。

鈴木敏仁 (01:14)


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