2016年12月30日
良いお年を!

そろそろニュースが減ってきたのでエントリーはしばらくお休みとし、1月3日から再開します。
お休み期間中は読書と運動に時間を費やして充電するつもりですが...飲み過ぎないように注意しないといけないですね。

今年もご愛読頂きましてまことにありがとうございました。
来年もまたご愛顧ください。

それでは皆さん良いお年を。

鈴木敏仁 (04:12)


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2016年12月28日
歳末に増える返品

前回のエントリーでリバースロジスティックを取り上げましたが、ちょうどメディアが返品について記事にしていて、やっぱりこの時期は旬なネタなんですね。

2015年のNRFによる調査によるとネット販売の返品率は15~30%で(カテゴリーによって幅がある)、リアルな世界の約8%よりかなり多いとしています。
また11月から12月にかけての歳末は返品が増えて、これに2%ほど上乗せすることになるそう。

ネット販売の返品率が高い理由として、画面のイメージと実物が異なって見えること、ファッション商品の場合は例えばサイズを上下買って合わないものを返すと言う買い方があること、などが挙げられています。

返品は利益を食うので頭痛の種ですが、しかし店舗返品を可能にすると、店に来てくれるという集客要素としても働きます。
つまりデメリットだけとは言い切れない。

だから、返品をいかに効率的に取り扱うか、つまりリバースロジスティックスが重要になるわけです。

返品の単品管理、その処理方法(卸やメーカーに返すのか、または転売するのか等々)、物流の効率化、といった領域でのノウハウの積み重ねがこれから重要となっていくことでしょう。

鈴木敏仁 (01:57)


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2016年12月27日
UPSがリバースロジスティックス関連企業と提携

宅配大手のUPSがリバースロジスティックに特化したIT企業のオプトロ社と提携しました。
UPSはオプトロ社に投資もするようです。

ネット販売市場が成長するに従って、返品がどんどん増えています。
特に多いのが歳末商戦後で、UPSによると返品のピークは1月5日だそうです。

返品が増えれば増えるほど、リバースロジスティックスの効率化の必要性も増してゆくわけです。
FedExが2年前に3Pリバースロジスティクス最大手のGENCOを買収しましたが、UPSも悩みは同じということですね。
UPSはとりあえずまず提携し、投資し、最終的には買収するというステップを踏むことが多いので、オプトロ社も傘下に組み込んでしまうのではないかとみられているようです。

日本ではリバースロジスティックにスポットライトが当たることがあまりなくて、ブラックスボックス化しているように私は思っています。
サステナブルな社会にしていくためには、リバースはフォーワード以上に重要な取り組み領域なのです。

鈴木敏仁 (10:36)


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2016年12月22日
売れすぎてアマゾンエコーが欠品状態に

アマゾンエコーが想定よりも売れてしまって欠品し、1月19日まで入手不可となっているようです。
おそらくこれから普及しはじめると言われているのですが、その可能性の片鱗を見たような気がします。

エコーは人間の声を認識し、意味を理解し、何らかの応えを返してくれる小さな円筒形のデバイスです。
日本では発売されていないので、ご存じない方もいるかもしれません。

例のごとく数値は公開されてませんが、けっこう売れているようで、ある調査会社によると今年の予測販売数は860万個です。
事業としては100億ドル規模になるだろうという予測もあります。

これ、日本ではまだないだけに日本語名称が一定していません。
ネットを調べてみると・・・「音声認識スピーカー」、「音声認識アシスタントデバイス」、「人工知能スピーカー」、「音声操作コンピュータ兼スピーカー」等々。

アマゾンのエコーに加えて、グーグルのグーグルホーム、そしてアップルのSiri、この3つがアメリカではこの分野のスタンダードになってしまうのではないかと私は感じています。

日本では誰が主導権を握るのか。
みなさん、アマゾン・ダッシュ・ボタンや無人コンビニに目を奪われていますが、私はこちらの方がインパクトが大きいと思っているんですよ。

鈴木敏仁 (12:10)


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2016年12月21日
[ウォルグリーン] フレッズに865店舗を売却

ウォルグリーンがライトエイドを買収するために店舗の売却先を探していたのですが、買収企業がフレッズに決まったと報じられました。
数週間前からクローガー等の複数の企業が取り沙汰されていて、フレッズも名前が確かに出ていたのですが。
伏兵現る、といったところでしょうか。

売却する店舗数は865店舗。
フレッズは16億5,000万ドルの資金を調達、これを9億5,000万ドルの買収費用とその後の運転資金にあてる、とのこと。

フレッズの年商は21億5,000万ドル、店舗数は659、アメリカの地図で言うと右下地域に集中して店舗を展開している企業です。
本社はテネシー州メンフィス。

フォーマットの特徴は、ドラッグストアというよりも小型のDS、どちらかというとダラーゼネラルに近い商品構成で、調剤もやっている小型DSという表現が正しいと思います。
一時期急速に伸びていたのですが、停滞し、この2年ぐらいは赤字を計上、そのため経営陣が変わりました。

現CEOはCVSとファミリーダラーでの役員クラスの経験があり、CFOはウォルグリーンで30年以上の財務経験のあるベテランです。
だから、やれるという自信があるのでしょうね。

ただ常識的に考えるとハードルはあまりにも高い。
はたから見る限りは賭けに近いような気がしますよね。

メディアによると相当安く買えるようなので、少なくとも資金供給している金融機関は損をしないディールなのだろうとは思いますが。

ウォルグリーンによる買収提案はこれで山を越えた感じです。
あとはFTCによる認可を待つだけとなりました。

鈴木敏仁 (02:20)


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2016年12月19日
[クローガー] 本社2,000人に対して早期退職プログラムを提供

クローガーが本社の約2,000人に対して早期退職プログラムを提供しているそうです。
対象には店舗関連の部署と上級管理職は含まれないとのこと。

理由は通年の収益見込みを下方修正したことにあります。
利益率が下がっているから、本社の経費を下げよう、と
その根本的な原因は食品デフレにあって、クローガーのビジネスモデルに問題が生じているわけではありません。
赤字を出しているわけでもありません。

この機に贅肉を落とそうということなのでしょうが、打つ手が早いなあと。
好調なクローガーらしいニュースです。

鈴木敏仁 (03:19)


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2016年12月16日
[アマゾン] トラック業界のマーケットプレイスを開発中か

アマゾンがトラック運送業者と荷主をつなげるマーケットプレイスを開発中なのではないかとメディアが報じています。
トラッキングのマーケットプレイスとは、空いているトラックと、荷物を送りたい荷主とを、ネット上でつなげるサービスですね。
トラック業界のウーバー型モデル、と称する人もいます。

ここ数年このビジネスモデルにスタートアップが増えているそう。
シアトルではアマゾンから独立した人がコンボイという会社を昨年設立し、すでに1,800万ドルの投資を獲得しているのですが、ベゾス自身が投資していて、自社開発すると競合してしまうのではないかとメディアが指摘しています。
直近ではHaulmeという会社がダラスエリアでビジネスを立ち上げています。

また可能性としては、アマゾン自身の空きトラックを利用するためのマーケットプレイスかもしれないとという指摘もあります。

アマゾンの進化の方向は全方位です。

鈴木敏仁 (02:34)


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2016年12月14日
[アマゾン] ドローン宅配の実証実験を開始

アマゾンがドローンを使用して実際にお客に届ける実験をはじめました。
場所はイギリス。

以下が紹介動画です。



現実味を帯びてきました。

詳しくは知らないのですが、イギリスの規制がドローン宅配を許しているのでしょうね。
アメリカはもう少し時間がかかりそうです。

鈴木敏仁 (11:37)


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2016年12月13日
[コストコ] 新カードの新規加入者数が100万人を突破

コストコがストアブランドのクレジットカードをアメリカンエキスプレスからシティバンク発行のVISAカードへ入れ替えておよそ半年が経ちましたが、その間に新たに加入した人が100万人を突破したそうで、転換が成功したと報じられています。

コストコの会員数は8,130万人、ここから配偶者会員を除いて会員費を支払っているネットの会員数が4,460万人、このうちアメックスのコストコカードの枚数が1,140万枚で、ここから新しいコストコVISAカードへと転換したのが750万枚だったそう。
これに100万人が新たに加わったということになります。

古いカードから新カードへと転換された6月にトラブルが発生したことは記憶に新しいのですが、結局その後はスムーズに進んだようです。

アメックスとシティバンクの攻防ではいろいろあったようで、アメックスのプライドがコストコの軍門に降ることを許さなかったと言われています。
その結果アメックスは大きな売上を失ってしまいました。
今回のディールで損をしたのはプライドにこだわったアメックスだったようです。

鈴木敏仁 (01:09)


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2016年12月12日
アマゾンとローソンの実験
先週は日本での講演で一週間ほど出張し、ポストをサボっていました。
 
皆さんご存知の通り、先週アマゾンが無人店舗の開発を発表し耳目を集めましたね。
12/2のポストでアマゾンの噂について情報を整理したばかりなので、タイムリーでした。
 
その私のまとめポストの中で間違っていたのは目標店舗数で、2000店舗という数字をアマゾンは公的に否定しています。
 
ちょうど同じタイミングで、日本のパナソニックとローソンのセルフレジの実験が発表されました。

 
商品をお客がスキャンする手法で、アメリカのストップ&ショップがやっているシステムと同じようですね。
アメリカではローカルストアレベルでも動きがあることはすでにポストしたとおり。

 
日本の方はバギングも自動にしている点が違うようですが、お客が袋に詰めれば済むことなので、とりわけ注目すべきポイントではなさそう。
また来年にはRFIDに導入した実験を行うそうですが、タグのコストがかかるので、単価が安い食品分野での普及はもう少し時間がかかるかもしれない。
 
やはりアマゾンの画像認識技術を使った無人システムの方が、タグの必要が無いという点で革新性が高いように思います。
鈴木敏仁 (01:34)


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2016年12月 2日
アマゾンの実店舗開発について

アマゾンがコンビニを作るのではないかという報道があります。
メディアがいろいろ書いているのですが、すべて憶測に過ぎず、アマゾン自身はいつも通りだんまりですから、どうなるのか今の段階では分からないというのが本当のところです。

ただアマゾンが土地を確保していることは事実で、開発目的といった申請書を自治体に提出していて、これを参考にしてのメディア情報を整理すると以下のようになります。

・2018年末までに20店舗をオープンさせる
・ピックアップ専用デポ(10,000sqf/281坪)と、通常フォーマット30,000sqf(845坪)、の2つが存在する

また推測されているのは以下の通り。
・通常フォーマットとはおそらくコンビニ的なものだろう
・ライセンスナンバーを自動で読み取るといった最新テクノロジーが使われるだろう
・2000店舗を目標としている

機能的にはこんな感じでしょうね。
・ここから商品を発送する機能をもたせる
・食品宅配の時間短縮(アマゾンナウ)のために消費者の近いところにハブをたくさん作りたい
・普通に買えるコンビニ機能をこのハブに加え、ネット販売用の在庫と店頭販売用の在庫をかぶせれば、損益分岐点を超えやすくなる

情報によるとウォルマートはすでにこの実験を開始しているようです。
たぶんアマゾンの影響を受けている、または逆にアマゾンがウォルマートに触発されたということもありえるかもしれないと思っているのですが、いずれにしても同じようなことを両社ともに考えているようです。

鈴木敏仁 (01:12)


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