先週の9月30日(金曜日)に、西友が第三者割当増資をウォルマートに割り当て、ウォルマート保有の西友株式の持ち株比率が50%を超えることが発表されました。
今年中にウォルマートが持ち株比率を上げるのかどうか、随分いろいろな意見を聞きました。西友が悪すぎて、たぶんウォルマートもカルフールのように撤退するのではないかという意見が多かったように思います。
しかし私は、絶対に子会社化するだろうと思ってましたし、そう言い続けてました。
子会社化して、やりたいことをやって、ダメだったら撤退するのかもしれないけど、子会社化もしていない段階で放り投げるようなことはありえないだろうというのが私の見解でした。
それと、引き受け額の約6億ドル(675億円)は、ウォルマートによる年間設備投資額の5%にしか過ぎません。そう、西友の規模はウォルマートにとっては非常に小さいものなんです。この程度なら、増資を引き受けないと考えるほうがおかしいわけです。
子会社化して、今後ウォルマートからどのくらい一線級が送り込まれるのか。または西友を再建できる有能なリーダーを社長としてたてられるか。このあたりに今後は注目です。
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