先日、某大手食品問屋さんと一緒にダラスで店舗視察をしていたときのことです。
事前にミネアポリスでスーパーバリュを訪問し、現在急成長している傘下のセブアロットを見たいと申し入れたところ、本社近くにはないとのこと。
急遽知らべて、ダラスでアポなしで訪問することにしました。
店頭で店長を呼び出し、「ミネアポリスでスーパーバリュに行き、近辺になかったのでダラスで来させてもらった、店内を見たいがいいか?」、とたずねたところ、「スーパーバリュって、何?」と怪訝な顔を返されたのです。
えっ、親会社を知らないの・・・と内心驚き、なんと私がこの店長に、スーパーバリュは食品問屋で、あなたの店舗を所有しているのだよ、と説明したのでした。
このことが示唆している事実とは、こういったバリュー系、低価格系の小型DSは、徹底的な低経費店舗運営に徹していて、店長のレベルもかなり低くて済むような運営手法が確立されているのだろう、ということです。
日本の小売店の店長が、親会社を知らないなんて、たぶんありえないことでしょう。
仮に低価格系の食品DSにおいても、日本ならば高い技術を求めたりしそうな気がする。
セブアロットで私は、見事な割り切りというか、この業態の典型を見たような気がしました。
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