今回のM&Aによって、スーパーバリュの売上高の80%、利益の90%は小売ビジネスからのものとなるそうです。
こうなると、もう同社は卸売業ではなくて、ほぼ小売業ということになります。
クローガーに次ぐ売上高規模の小売企業になる、ということですね。
いかなるロジックでこの決断をCEOのノッドルが下したのか。
これが私が最も興味のある点です。
私が最近記事でよく書くネタに、小売企業は臨機応変に変革(Transformaition)しなければいけない、というものがあります。
ここで言う変革とは、小手先の変化ではなく、もとのカタチをとどめないほどに変わることを意味しています;Transformationとは、いもむしが蝶になることも意味しているんです。
スーパーバリュはまさに変革しようとしているわけです。
卸から、小売企業へと。
わが国においては、これほどダイナミックに変わる例は少ないでしょう。
卸は卸、小売は小売、という固定観念が強い。
固定観念から抜け出せないのが、我々日本人の最大の弱点のような気がしています。
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