2006年3月25日
大手ドラッグストアから姿が消えるマックスファクター

コスメティックスブランドのマックスファクターが、流通戦略を大幅に変更していることが報じられました。(Advertising Age)

現在流通させている26,000店舗から、1万店舗へと縮小させる。
ウォルグリーン、CVS、ライトエイド、ターゲットといった大手マスリテーラーから撤退し、ウォルマートと中小リテーラーに集中させる。

1万店舗のおよそ4分の1以上はウォルマートで、'ウォルマートのハウスブランド'のようなものになってしまう、と書かれています。

マックスファクターはハリウッド全盛のときに、セレブリティが使って有名になったコスメブランドで知名度は抜群、ある程度の年齢層以上の人たちでは、知らない人はいないんじゃないでしょうか。
97年と言う長い歴史を持つブランドでもある。

しかし、近年ことアメリカにおいては昔の輝きを失いつつあります。
昨年の売上高はおよそ1億7000万ドルで、そのうちの6割は海外だそうです。
印象としては、海外においてはマックスファクターは輝けるアメリカのイメージが強く残っているのだが、本国アメリカにおいては古いブランドとなってしまった、といったところでしょう。

親会社のP&Gにとってはてこ入れが急務だったのですが、ビューティケアの中でコスメはプライオリティが低くようで、10年以上前のクラリオン、そして数年前のオレイに続いての、縮小戦略の選択となりました。

私は個人的に、これは流通差別化戦略の一環ではなかろうかとも思っています。
小売企業間の激しい価格競争の巻き添えを食ってブランドが疲弊することを避けるために、P&Gは巧妙な商品流通戦略を取っていると私は感じているんですが、今回のプランはチャネルをあえて絞ることでブランドを維持しようとしているのだと私は感じるわけです。

鈴木敏仁 (10:14)
ペプシネックス



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