ウォルマートが3月22日に、アップスケールショッパー向けのスーパーセンターをダラス近郊にオープンさせました。
ここで言うアップスケールとは、ミドルインカム縲怎nイインカムの世帯を意味しています。特に女性に焦点を絞るとしています。
新しいアイディアやマーチャンダイジングをここで実験して、結果がよければ他店舗(たぶん高所得層商圏の店舗)に波及させる。
アパレル売場の改善やオーガニックの導入、さらに無線LAN可能なコーヒーショップなど、いろいろな新しい取り組みを実験しているみたいですね。
ウォルマートはここ5年くらい、ローカルマーチャンダイジングに取り組んでます。今回のはその一環だと思えば分かりやすい。
出店先に限界が見えてきて、これから都会や高所得層エリアにも店を作っていかなければ成長は維持できない、そういう状況でいままでの店作りではお客を呼べませんから。
ウォルマートとしては、この領域は踏み込まざるを得ない、といったところなのでしょう。
ターゲットとの競合対策という問題もありそうです。
ちなみにオーガニック500アイテムを導入したのですが、これが結構米国のメディアを賑わせてます。
サプライヤーに介入してゆく同社の取引手法が、オーガニックというユニークなビジネスになんらかの影響を与えるのではないか(ひょっとしたら悪影響)という懸念があるんですね。
--この点については、別途書きたいと思います。
消費者としては、これで価格が安くなってくれれば、それでいいんですけどね(笑)
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