2006年6月 1日
JCペニーのイメージ戦略と日本のGMS

セフォラがJCペニーにStore wihin a storeを作るという記事を以前書きました(JCペニーとセフォラがアライアンス)

面積は1,500縲鰀1,800sqf(42縲鰀50坪)、15社くらいの商品を扱うそうです。今年の秋から出店を開始、来年はJCペニーの新店中心に増やし、08年からは既存店にも出してゆくとしています。

さてこのコラボ、JCペニーのイメージアップにかなり寄与するだろうなと思うわけですが、ふと思ったのは、日本のGMSもこういう手法が必要なんじゃないかなということです。

JCペニーは現在の一連の取り組みについて、、Grandmother's Store(つまりおばあちゃんのお店)というイメージになってしまっていたものを、若返らせようとしているのだ、と説明しています。

私の70を超えた母はイトーヨーカ堂に絶大な信頼をおいているのですが、一方ブランド志向が強い私は、日本で普段着を買うときはユニクロに行ってしまう。
つまり、おばあちゃんの信頼が厚いイトーヨーカ堂、になってしまっているような気がして、これって、JCペニーと同じ問題じゃないかと思うわけですね。

この仮説が正しいとしたら、そしてヨーカ堂が衣料をてこ入れしたいのならば、JCペニーのようなもっと包括的なイメージ戦略を立てる必要があると思うわけです。
JCペニーは、アカデミー賞をスポンサーし、マンハッタンの一等地に期間限定のポップアップストアを作り、セフォラを導入し、・・・という衣料とは関係ないことをしながら、衣料のてこ入れをバックアップして、その結果衣料の売上が上向いている。

ヨーカ堂もレコード大賞をスポンサーし、原宿の一等地にポップアップストアを作り・・・ということをしないと、衣料を抜本的に底上げすることは難しいのではないかと思っているのですが、どうでしょう。

鈴木敏仁 (09:00)
ペプシネックス



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