2006年8月 7日
「ウォルマートがドイツで失敗した理由」Vol.10,No.32

アメリカ流通eニュース

 ウォルマートがドイツからの撤退を決めたことはご存知のことだろう。日本では韓国撤退直後に、次は日本か、と色めきたったようなのだが、私は撤退するならば次はドイツしかないとブログで書いた。その後ドイツの赤字店舗の閉鎖が発表されたので、退却まで踏み込まずリストラ程度で終わらせるのかなと思っていた矢先の撤退決定であった。
 No25で書いたが、おそらくデュークのプライオリティはポートフォリオの見直しによる海外事業の強化にあるものと思っている。回収の見込みの立たない赤字事業(この場合は国家)に見切りをつけ、見込みのある事業には投資を増やして収益を上げる、ということである。メンザー時代は、日本への進出や、イギリスやメキシコの成長で、海外事業全体を大きく成長させたが、どちらかというと地固めにプライオリティを置いていたような気がしている。デュークに期待されているのは、固まった体制を土台としての飛躍であろう。

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鈴木敏仁 (03:05)
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