2007年4月 9日
大工用品と食品は共存するのか?

メナードが、定番加工食品やチルド/フローズンの一部を店舗で扱い始めたそうです。地元紙が報じました。
いまは一部の店舗での実験段階だが、結果は上々としています。

ホームデポは駐車場の一角にコンビニを作るというこころみをすでに実験してまして、コンビニエンス型の食品をホームセンターが扱うということが、トレンドとなっている感があります。

新聞の取材を受けたメナードの社員は'Man fod'と称しているのですが、男が買う食品に絞ってアソートしているというわけです。

もともとアメリカの小型ハードウェアストアは、とくに田舎の小さな店は、雑貨店のようなところがあって、薬も置いたし食品も置いていた時期がありました。また視察で行くようなところではないのでご存じない方が多いでしょうが、今でもそういう店は結構あるのです。

まあですから、買う側に違和感というものはあまり無いかもしれません。ただもし既存のアソートメントを犠牲にして品揃えしているとすると、ちょっとどうかなと思います。メナードを見ていないので、なんとも言えませんが。

少なくともディスティネーションにはなりえないでしょう。ほんとうに、ついで買い。大工さんが朝晩の仕入れ時にちょこっと買う、という程度なんじゃないでしょうか。

アメリカのホームセンターとは、そういう業態なのです。

鈴木敏仁 (04:00)
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