ウォルマートの上級管理職に異動がありました。ジョン・メンザーが国内ウォルマート事業の統括という役割をとかれて、Chief Administrative Officer(最高管理責任者)というタイトルが追加され、商品調達やシステム、人事、不動産、金融など、バックオフィス関係をすべて統括することになりました。
この結果、ウォルマート事業部門の統括責任者であるエデュアルド・カストロ・ライトはCEOリー・スコットの直轄に置かれることになります。
リリースには、「It makes sense that the company's largest operation reports to the CEO directly」、つまりCEOが最大の事業部門の責任者とダイレクトにつながるのは当然だ、と書いてあります。
この人事が何を意味しているのかにつて、いろいろ考えてしまいます。メンザーがどうして異動したのか。現時点においては、はっきりした理由は分かりません。
WSJ誌はスコットの後継としてカストロ・ライトを真っ先に書いており、そのあとにサムズのトップのダグラス・マクミロン、そしてメンザーとクレイグ・ハーカートが続いていました。国際事業部門に移ったマイケル・デュークは抜けていた。
スコットは現在58歳、メンザーは57歳、スコットが引退を考えるときは、メンザーも引退が近い。一方のカストロ・ライトは52歳、マクミロンはたしか30後半か40前半だったと思います。
人事を予想するのは、なかなかおもしろいものがありますね(^^)
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