四半期ベースの短期の業績をここで俎上に上げる意味はないと思っているので、あまり取り上げたくないのですが、今回はちょっと気になったので。
ホームデポが第1四半期に29.6%の大幅な減益を記録しました。売上高は0.6%の微増、既存店成長率は7.6%のマイナスでした。
理由として天候不順と住宅市場の冷え込みを上げているのですが...。
ロバート・ナーデリの改革は、店舗主導型から本部主導型への転換、店舗人員コストの削減、プロ事業の強化、といったところでしたが、今考えるとことごとくはずしていたわけです。
偶然機会があって大手各社の経営指標を見比べてみたのですが、この企業が取り組むべきは在庫の効率化にあって、そのために例えばウォルマートのようなサプライヤーとのコラボレーション型のイニシアチブに取り組むとか、そういう方向への改革が第一だったのだろうなと、今さなならが思いました。
本部主導型へ一気に変える過程で優秀な店長や店員がずいぶん去っていったと聞いています。企業というものはまず人ありきですから、ホームデポが以前のような輝きを取り戻すにはちょっと時間がかかるんじゃないかと思い始めてます。
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