6月20日、買収されるのではないかという噂が飛び交って、メイシーズの株価が10%近く高騰しました。誰が買うという話はまったくなくて、買収される場合の予定株価だけが流れたそうです。メイシーズは噂に対するコメントはないとしてます。
単なる噂に過ぎないのですが、なるほど、そういうこともありなんだろうなと、けっこう一人で合点がいったのですね。
メイを買収し店舗名をメイシーズに一気に変え、会社名もフェデレイテッドからメイシーズに変えて、一つのチェーンストアとして生まれ変わったわけですが、当初の想定よりも業績が上がらず、なにかといろいろ言われ始めています。
バイイングオフィスが依然全米7ヶ所に分散していて、店舗名を統一するにとどまっていることを指摘する声も上がってます。JCペニーはこの10年弱をかけて商品調達を1ヵ所に収斂し、これが成功していることはすでに周知の事実です。ノードストロムも1ヵ所にまとめたし、コールズも1つだけ。
これが、経費率の違いになっているという指摘もある。ノードストロム約27%、コールズとJCペニーが約25%なのに対して、メイシーズは32%。これが価格競争力の弱さにもつながっている。
まあこういう話はおいて、こういう企業はバイアウトのターゲットとなりやすいなということに、今回の株価高騰ニュースで気づいたのでした。
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