アパレルとホームファッションの商品担当役員だったクレア・ワッツが先週辞任しました。
この人はもともとリミテッドにいた人で、ウォルマート入社は97年、ここ数年の戦略転換にのって出世を続けてきました。ニューヨークオフィスの開設、メトロ7、マーク・アイゼン、ジョージME、といった新ラインの開発、といったことに責任を持っていた人だそうです。
新しいアパレル戦略がうまく行かず、在庫が積みあがってしまったことは何回かエントリーしたと思います。
辞任の直接の理由については書かれていないのですが、この責任を取ってやめた、ということでしょう。日本なら異動(または降格?)で済むところですが、アパレルのエキスパートとしてやってきて、責任者となって失敗すると、やめるしかないわけでしょうか。いろいろ考えてしまいます。
価格レンジを上に広げすぎてしまった反省で、レンジをせばめ、低価格帯を重視する、基本に戻るということをウォルマートは最近言い始めてます。ユニクロのように、価格は安いけど、そこそこファッショナブル、こういう商品戦略を取る必要がこの企業にはありそうです。
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