昨年11月にインド進出を発表しながら、その後左派政党の反対にあって遅れていたウォルマートとインド企業バーティ・エンタープライゼスが合弁事業で正式調印しました。
小売ではなくて、小売企業に対して商品と供給するキャッシュ&キャリーを展開するとのこと。
外国資本による複数ブランドを販売する小売を同国が禁じており、そのためウォルマートは合弁を選択したわけですが、左派政党による反対にあったため、卸事業でビジネスを開始することを選択したわけです。
JVの比率は50対50。
調子が良いときはいいのですが、どちらかが主導権を握れないので、いったん不調に陥ると、または意見に食い違いが出ると、デッドロックに乗り上げる非常に微妙な比率です。
とりあえずこれでウォルマートは、次の大きな新市場に橋頭堡を作ったということになります。
インドは零細小売業が主体です。
P&Gなどのアメリカの巨大メーカーが、この小さな店舗に力を入れ始めている、という記事を最近どこかで目にしました。
気候も暑いですが、市場も熱くなってきました。
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