アマゾンが生鮮の取り扱いを始めました。名称はアマゾンフレッシュ、アマゾン本社の近隣の小さな商圏でのパイロットテストです。
アマゾンは随分昔から食品をやりたかったのですね。99年にホームグローサーというネットオンリーの企業に4250万ドルを投じ、失敗、これを2001年に買収したウェッブバンも消えてなくなりました。ネットバブル時代です。
でもあきらめなかった。
03年にグルメフードの取り扱いをはじめ、昨年の5月にはグローサリーの扱いを始めた。
アマゾン、グローサリービジネスを開始
少しずつ、自分の手で、ネット販売しやすい領域からはじめ、いわば最後のステップとして一番難しい生鮮の取り扱いに挑む、というわけです。
特徴は、自社トラック(チルド対応)12台を抱えて自社配送体制としていることにあります。
さてこの取り組み、ネット上で意見を読むに、うまくいくかどうかの予測は真っ二つに分かれてます。
基本的にアメリカは人口密度が希薄なので、食品デリバリーというビジネスモデルが成立しづらいところがあります。唯一専業でうまく行っているのはマンハッタンを商圏とするフレッシュダイレクト。全米でも有数の高人口密度商圏ですね。
だから、一般的に考えると、非常に難しそうだとしか言いようがない。ただ高い技術を持つアマゾンならではの、非常にユニークな機能を提供できれば、おもしろいのかもしれません。
例えば、こういうサービスです。
アマゾンがグローサリーの自動補充サービスを開始
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