2007年8月31日
小型店舗ブーム?

ワイルドオーツ買収が決まったホールフーズが、ワイルドオーツ本拠地のコロラド州商圏における戦略を昨日打ち出しました。

ロッキーマウンテン地域23店舗の価格を下げる、2010年をメドに全米最大となる73,000sqf(約2,000坪強)の店舗を開発する、等々、いくつか項目があるのですが、その中に、ホールフーズ・マーケット・エキスプレスという新フォーマットを実験するというのがありました。

面積18,500sqf(約520坪)の現ワイルドオーツ店舗を、HRM系の惣菜やデリ中心の、言ってみればコンビニエンス型にしてみるとのこと。

おそらく一つには、500坪程度の今のホールフーズにとっては小さい面積をワイルドオーツは一杯抱えており、これをどう使うかという目的の中で、こういうアイディアが出てきたのだろうと思っています。

ただテスコのフレッシュ&イージーを視野に入れているのではないかという指摘もある。テスコは進出フォーマットについて健康志向をうたってますから、ホールフーズが小さめの店を作ると、確かにぶつかるのかもしれない。

ウォルマートも小さい店を開発するかもしれませんし。
アメリカはちょっとした小型店舗ブームです。

鈴木敏仁 (12:28)
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