ウォルマートが企業キャッチフレーズを、あの有名な'Always Low Prices'から、'Save Money. Live Better.'へ変更することを発表しました。
日本の小売業界ではあまり意識されていないことなのですが、アメリカの小売企業はそれぞれキャッチフレーズをつけています。英語ではタグラインとも、モットーとも呼ばれます。
またブランディングの世界では、マントラと呼ぶ人もいます。
自社のミッションを端的に表現する言葉をかかげ、戦略戦術すべてのよりどころとする。お客にもメッセージを伝え続けることで、自社がいったいどういう会社なのかを分かってもらおうとする。
マーケティング担当役員(CMO)ステファン・クィンのコメントが分かりやすいかもしれません。
「'Save Money. Live Better.'はタグライン以上のものだ。4つの重要な単語に我々のミッションを集約している」。
'Always Low Prices'は19年間使用したそうです。
低価格を前面に押し出すことをやめた。
この変更は、ウォルマートがいま指向している戦略転換の象徴だと考えて良いでしょう。
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