2007年9月 7日
セイフウェイも小型フォーマット開発か?

セイフウェイのCEO、スティーブン・バードが証券会社主催のカンファレンス二ヵ所で今後の見通しやプランについてスピーチをしています。

○消費減退によって売上成長がスローダウンする可能性はあるが利益は落とさない。コスト管理には最大の注意を払っている。ライフスタイルフォーマットへの改装は年末までに全体の60%となる予定。長期的に3-4%の既存店成長率を見込んでいる。

>大手スーパーマーケットとして年間3縲鰀4%の既存店成長を長期的に維持すると言うのはかなり強気なのですが、業界史上かつてないほど巨額の設備投資で改装を続けてますから、そのくらいを見込まないと合わないとも言えます。改装直後は数値は上がるが、その後はかなり落ちるとする見方もあって、これについては予断は許しません。


○テスコに対抗するために小型店舗の開発を考えている。テスコが考えているフォーマットが本当に成功するためにはPBを一杯売らなければならない。アメリカの消費者に調査をしたとして、セイフウェイ、テスコ、ボンズの、どのPBの認知度が高いと思うか?比較にならないだろう。

>バードはテスコの成否はPBがカギだと考えているわけです。これは一つの視点として重要だと思います。


○2縲鰀3年間のスパンで、スーパーマーケットに関連する周辺ビジネスを開発してゆく。5年前に開始したプリペイドカードのブラックホークは現在北米最大となり、オーストラリア、フランス、ドイツ、メキシコ、英国にも進出を開始している。

>あまり知られてませんが、リテール各社の店頭で売られている商品券代わりのプリペイドカードは、セイフウェイの子会社が取り扱っています。レストランも開発しましたし、多角化がキーワードのようですね。

鈴木敏仁 (03:49)
ペプシネックス



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