2007年10月25日
【ウォルマート】 カンファレンス2日目

一昨日に引き続き、昨日も証券アナリスト向けのカンファレスがありました。
さらに出てきた情報で気になるものをまとめておきます。

◇国内については、長期的な観点では、今後リタイヤして年金で暮らす人がどんどん増えてゆくので、低価格政策には大きな機会がある。
>>低所得層には、資産は持っているけど年金だけでやって行きたい、お金を使う意欲はない、という人たちも含まれます。これ、けっこう見過ごされている視点なんですね。ダラーゼネラルやファミリーダラーといったバリューDSもこの層に支持されてます。ウォルマートもこの層を狙うと明言したわけです。ただ同社の場合、店が大きすぎます。つまり、高齢者は歩き回りたくないので、小型店志向なんですね。ハードルはあります。

◇海外については大きな成長を見込んでいるが、成長のほとんどは中国、カナダ、メキシコとなる。とくにメキシコ、中央アメリカ、ブラジル、アルゼンチン、中国と行った途上国に期待を寄せている。

◇海外への設備投資は、今年度が10億ドル増えて45億ドル、来年度が53億ドル、再来年度が58億ドルと、年々増やしてゆく予定。

◇ロシアへの進出を考えている。

◇「西友を100%子会社化し非上場とすることは、非常にチャレンジングな市場において、する必要のあることをフレキシブルに自由にやれることになる」(リー・スコット)

◇日本事業をドイツ事業と比べると、市場が細分化されていること、好立地が多いこと、この2つが異なっている。


いろいろ書きたいことがあるのですが、残りは流通eニュースに書こうと思っています。

鈴木敏仁 (03:43)
ペプシネックス



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